仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

「より少ない生き方」・・・「ものを手放して豊かになる」を実感する

2023年03月16日 | 本と雑誌

より少ない生き方を読んだ。

 この本のサブタイトルは「ものを手放して豊かになる」である。

 

 著者のジョシュア・ベッカー氏は、有名なミニマリストらしい。

 著者によると、この本の主題は、ものを手放して、豊かな人生を送ることらしい。

 次のようにも述べている。

 

「物質的なものにこだわるのをやめれば、もっと大きな人生を生きることができる。自分にとって本当に大切な価値に情熱を傾けることができる。矛盾しているように聞こえるかもしれないが、ものを減らすと、逆に豊かになれるのだ。」

 

 その「ものを減らすための考え方と減らすための具体的な方法が書いてある。

 

 考え方としては、

ミニマリズムとは、「いちばん大切にしているものを最優先にして、その障害になるものはすべて排除すること。」

 

 繰り返し述べられているが、「ミニマリズムのいいところは、ものが減ることではない。本当の利点は、豊かさが増えることだ。」とのことである。

 

 

 ものを減らす良さを味わうには、実際にやってみるのが一番いい。

 自分もやってみて、実感できた。

 

 具体的な方法は、次の通り。

 

 「まずはいちばん簡単なところから始めよう。車の中、引き出しの中、リビング、洗面所の戸棚などを片づけて勢いをつける。小さな場所だけでもすっきりすれば、ものの少ない生活の快適さが実感できるはずだ。」

 

 「私がおすすめするのは、家の中でよく使う場所から始めるという方法だ。  なかでも特におすすめなのが、リビング、寝室、トイレ、お風呂場、洗面所だ。」

 

 (ただ、これら全てではない。どこか一ヶ所のものを減らすことから始めると良いと思う。)

 

 次のようにも述べている。

 

 「ここで忘れてはならないのは、今のところはいちばん簡単な戦いを選んでいるということだ。まずは手堅く勝利をあげ、勢いに乗ることを目指す。」

 

 「だからいちばんよく使う場所を選び、絶対にいらないものを処分しよう。  たいていの人は、この最初のステップを数時間で終わりにできるはずだ。」

 

 「ここで大切なのは、最初からすべての答えを出そうとしないことだ。  すぐに家中のミニマリズムを完成させる必要はない。一度に1つの場所に集中することだ。部屋でもいいし、クローゼットでもいい。引き出し1つでもかまわない。」

 

 

 自分の場合、次のステップで進めている。

 

 片付けたい場所を決める。(例えば、衣類から始める場合)

1 クローゼットの衣類を全てだし、床に並べる。

2 今年も昨年も着なかった服を選ぶ。(処分する。リサイクルに出す。)

3 必要な服を戻す。

 

たったこれだけのステップで、スッキリする。

 

 ちなみに、「人生がときめく片づけの魔法」を書いた近藤麻理恵さんによると、片づけのステップは、次の順番がおすすめだそうな。

「はじめに衣類、次に本類、書類、小物類、そして最後に思い出品。この順番がベストです。」

 

 今、自分もものを減らしつつある。

 単身赴任先の住居は、かなりものを減らすことができた。

 床の9割くらいは、何も置いていない状態である。

 この状態だと、本当に快適である。

 筋トレもしやすい。

 

 そして、余計なものを買わなくなった。

 買う際に、本当に必要なものかどうかを慎重に吟味するようになった。

 

 「ものを手放して豊かになる」というのは本当だと思う。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は、ストーリーは単純だけれども、量子世界は難解だった

2023年03月07日 | 映画

 「アントマン&ワスプ:クアントマニア」を見てきました。

 アントマンは、アリのように小さくなったり、ウルトラマンのように大きくなったりできる。

 そのアントマンが、家族と共に量子世界に吸い込まれる。

 その量子世界には、「征服者」のカーンがいて、対決するという単純なストーリーだった。

 

 ストーリーは単純だけれども、この「量子世界」という世界が難解だった。

 量子世界の中では、タイムトラベルもパラレルワールドもありの世界のようである。

 空間も時間も宇宙も飛び越えることができるようである。

 要するに、「何でもあり」の世界である。

 

 映画「スターウォーズ」と「タイムマシン」と「ミクロの決死圏」(懐かしい)が、全部ミックスされたような世界でのできごとなのである。

 

 「ふうん、そうなの?」「そういうことなの?」「えっ?そんなこともあり?」

 というように、場面設定を理解しながらの鑑賞となった。

 

 量子世界の描き方は面白かったが、人間ドラマが、もっと見たかった。

 

 今回、主役よりも目立っていたのは、量子世界で行方不明になっていたお婆ちゃんである「ジャネット」ではないだろうか。(ミシェル・ファイファーさんが演じている。)

 30年間も量子世界にいたので、その世界に詳しい。

 また、戦っても強い強い。

 

 何でもありの世界なので、このシリーズもさらに時間や空間を超えて話が広がっていくのだろうなあ。

 次回作も面白そうではある。

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厚労省のデータで死亡者数が増えたことが分かる・・・そして、さらに怖いことがある

2023年03月01日 | 健康・病気

 何か起こっている。

 死亡者数の増加が止まらない。

 厚生労働省が昨日発表した速報によると、前年よりも死亡者数が増加していることがわかる。

 

 厚生労働省「人口動態統計速報」より

 

 右のグラフ「死亡数」の青線が2021年の数。

 赤線が2022年の死亡数。

 どの月も増加している。

 

 さらに、1年間ごとの比較をしたグラフが次の通り。

 

 

 

 年々死亡数が増えているのだが、高齢社会になっているので増えるのかもしれない。

 しかし、2021年からの増え方はおかしい。

 増えすぎである。

 

 もっと怖いのは、これだけ異常な数値が出ているにも関わらず、何も報道されていないことである。

 厚労省は、ホームページで公表はするが、特別な動きをしていない。

 テレビや新聞も、全く報道しない。

 報道しないので、多くの国民が知らないだろう。

 知らないので、何も疑問を持たず、何も対策をしないまま日々が過ぎていく。

 何かおかしいことが起きているのに、注目されることもない。

 怖いことである。

 

 「何かおかしい」「怖い」と感じる自分の方がおかしいのだろうか?

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする