ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

未だに夢見る東海道線飛び込み

2020-05-26 21:48:44 | 日記
なぜか忘れまてくれません。

受注仕事に毎朝六時起きで、東小金井から、
戸塚まで通っていた昔のこと。
(40年昔のことです。)

東海道線で、飛び込み自殺されたのでした。
突然電車が停止し、少し経ってからバケツを
持った車掌が前方に走って行ったので、
あ、誰か飛び込んだんだと理解しました。
(人程度では、衝撃を感じません。急ブレーキ
 だけはわかります。)

処理に数十分かかり、走り出しましたが、
学校の掃除で使っていたような大きさのバケツ
2つに入り来ちゃったんだというのが感想でした。
運転手と合わせて2つのバケツだろうからです。

当然客先には遅刻です。遅くなって済みませんの
言葉に、帰れときました。理由を述べる暇をくれま
せんでした。
同僚が取りなして、とりあえず済みましたが、
お相手は最後まで遅れた理由を聞こうとしません
でした。
(翌日の朝刊には、飛び込みの記事がありました。
 もちろん、担当が謝ることはありませんでした。)

仕事は、電電公社の電子交換機のプログラムの
仕様書をプログラミングソースから作ることでした。
電子交換機のプログラムはCHILL(チル)言語という
独自の言語でした。仕様書も独特で、プログラミング
と一対一で作れるものでした。
 (でも、電子交換機のソースプログラムは、NEC、
  東芝、日立、富士通などの持ち回りのメンテナ
  ンスになっていました。で、各社が、対策を入れ
  るのですが、絶対完璧にはできないのがある
  のです。多分今でも指定席の、二重発行を避
  けることができません。~これと同様に解消でき
  ない問題がいくつでもあるわけで、各社の各自
  がトラブルが起きた時に、前任者よりましと思う
  対策とコメントを追加するわけです。もちろん、
  他社の担当者のコメントとコーディングはコメン
  トで全部残しています。いずれ、彼らに渡るソース
  ですから消す度胸は・・・

使うコンピュータはIBM370互換機。使う、コンパ
イラはPL-I。プログラムソースから仕様書
(PADという文書)を作るのが目的でした。
開発環境はTSSです。PLIによるコンパイルと実行を
スケジュールして帰る。翌日コンパイルと正常にコン
パイルされた結果のオブジェクトの実行結果=正常
ならパラメタに指定したソースプログラムのPADの
プリントアウトのはずでしたが、得たのは、プログラム
異常終了を意味するメモリダンプ。

PL-Iコンパイラのどこかがおかしいという判断を
しました。それから、どこまで実行したかのログ機能を
メモリダンプで調べるられるように細工を続け、
ついに、リカーシブコールのオブジェクトにバグが
あることを突き止めました。PL-Iのバグを直したいん
ですけどと報告したら、いいですよ、どうぞの、ほぼ
フリーパス。バグ部分は、PL-Iでもアセンブラの記述
部分。見たらコメントは英語というより日本語・・・とり
あえずはコピーしたかもだけど、盗んでいないのねと安心。
問題箇所は1つのビット判定命令の間違いだったかと。

とりあえず修正しましたが、これがどこまで共有されて
いるかは、全く不明です。修正内容の報告も求めませ
んでした。いいのか、こんな日立みたいな。

契約期間内に、仕様書は印刷可能になり契約完了と
なりました。
客が求めた設計書のPAD。我々は、PAD以外にも
作っていましたが、全員PAD以外の提供を拒否した。
(要求を、どうやったら実現できるかなどの、いわば
 ノウハウの書類を一切渡さなかったのです。)

外注を虐待した恨みは怖いよ~
コメント
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