トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「尊敬に値する君」

2017-10-18 | 小父のお隣さん
 ネキトンボだと思うが水辺はこの種のカップルの今季最後のコンパでにぎわっている。たまたま近くで見かけたので「恋路の邪魔を」しないよう撮影したが、どうも窮屈感がある。仔細に眺めたら首根っこを押さえている腹部の先端が急角度で折れているのだった。

 折れている原因の一つに脚で引き寄せられている事もあるのだろうが、なんといえば良いのか、アカトンボ見て赤面では歳の功も存在しないに等しい。
 あの「わすれな草」の語源、「私を忘れないで!」と言うより現実感たっぷりの「男冥利に尽きる」感…。小生は一度たりとも無かったなあ…。

 後日この事を、いいえ自分の事でなくトンボの事をS先生にお話したら「連結は首根っこを挟み込むのではなく後頭部の窪みにかける形で、腹部先端の折れは植物体の中に産卵するヤンマ族でさえ折れ破損する事は珍しくもない」のだとか。
 何事にもトラブルは付き物、ましてや山の中では憑き者があっても当たり前。ならばセーラームーンが出現し「月に変わってお仕置きよ!」なんて事ならあっても良いか…。
 まあ、そうなったら「これがほんとの運の月」、今年の十五夜は見れなかった…。

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