人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

日経コラム「春秋」の「第九も消えた」に異議あり! / 新交響楽団第252回演奏会(飯守泰次郎指揮によるスメタナ「わが祖国」全曲)案内届く

2020年12月22日 07時20分52秒 | 日記

22日(火)。わが家に来てから今日で2273日目を迎え、米大統領選で敗北したトランプ大統領が18日、選挙結果を覆す方策についてホワイトハウス側近らと会議を開き、戒厳令の発出や特別顧問を任命して選挙での「不正」を捜査させることなどを協議したと主要メディアが20日伝えた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     戒厳令は 敗北を認めず大統領の座に居座るトランプを排除するために発出すべきだ

 

         

 

昨日、夕食に勝浦市在住の大学時代の友人S君が送ってくれた赤尾魚を煮つけ、「生野菜サラダ」と「ジャガイモと玉ねぎの味噌汁」を作りました 前回、赤尾鯛を煮つけた時に、鱗を取り除かないまま煮たため 娘からクレームがついたので、今回はまず熱湯で湯がいたあと氷水で冷やしてから鱗を削いで煮つけたのでバッチリでした 和食には日本酒の熱燗ですね

 

     

 

         

 

昨日の日経朝刊 第1面のコラム「春秋」はアメリカのピアノ、スタインウェイについて書いていました 「創業1853年、欧州の老舗が木製ピアノを工房で手作りするなか、金属のフレームに低音、高音の弦を交差させて張る独自のデザインで、ピアノのスタンダードを一新させたといわれる」と紹介しています それは良いとして、最後のシラブルを読んで「ちょっと違うのではないか」と疑問を抱きました それは、次のような文章です

「今年、音楽公演が中止された各地の劇場では市民がスタインウェイを弾くイベントがひそかな人気を集めた。大空間を借り切って名器を独り占め。ぜいたく気分を味わうかたわら、こう思ったファンも多かったろう。一人もよいが、あのコンサートホールの熱狂が懐かしい。恒例の『第九』も消えた、さびしい年末である。」(原文のまま)

私が疑問に思ったのは「恒例の『第九』も消えた」というフレーズです 12月4日付toraブログでもご紹介した通り、在京7オーケストラの年末における「第九」公演は合計29回に及びます。これに大みそかのコバケンによる「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」を含めれば30回になります たしかに各オケとも例年よりは公演回数が少ないし、東京シティ・フィルは演奏しません。また、東京以外の地域では第九公演がなくなったケースがあるかも知れません しかし、12月だけで30回の公演数を「第九も消えた」と言えるでしょうか

コラム「春秋」は朝日で言えば「天声人語」にあたる第1面の顔とも言える看板エッセイで、社内でも相当優秀な編集委員・論説委員クラスの書き手が執筆しているはずです しかし、このエッセイに関する限り、事実を知らないと言わざるを得ません 日本のオーケストラは、演奏者や合唱団の人数を絞ってでも「第九」を演奏する気概があることを知ってほしいと思います 本日以降も都内の各コンサート―ホールで「第九」公演が開かれます 「春秋」執筆者には是非「第九」公演に足を運んでほしいと思います

 

         

 

アマチュア・オーケストラの新交響楽団から1月17日(日)14時から東京芸術劇場コンサートホールで開かれる「第252回演奏会」の案内が届きました 飯守泰次郎の指揮によりスメタナ「連作交響詩”わが祖国”」全曲が演奏されます 飯守氏のスメタナはどんな風になるのでしょうか 楽しみです

 

     

コメント
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