Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

金魚をめぐる旅

2008-02-28 | サイト・マップ


その00 【おみやげ】「花港観魚」で買った緋鯉の玩具 (浙江省杭州)
その0 【おみやげ】 コイ仲間発見
その1 プーシキン美術館の「金魚」 (Moscow)
その2 MoMAの「金魚」 (NY)
その3 プーシキン美術館のもう一つの「金魚」 (Moscow)
その4 「アラブのカフェ」
その5 ニース時代の「金魚」を発見
その6 金魚飼育文化の西漸
その7 華通陶瓷でレプリカを買う (香港)
その8 ニース時代の「金魚」をもう一枚発見
その9 なぜか一匹少ない
その10 金魚はどこを泳いでいるの?
その11 金魚の調教
その12 イランの金魚
その13 マティスの「金魚」 11点目!
その14 マティスの「金魚」 これで全部?
その15 金魚のオブジェ
その16 部屋に金魚のいるホテル (SF)
その17 絵葉書「花港魚嬉」(世田谷ボロ市の戦利品(4))
その18 東京で味わう「土鍋飯」
その19 蜷川実花展の金魚
その20 ブラジルの金魚
その21 Christophe Gilbert の金魚

金魚のオブジェ(長崎ランタンフェスティバル) ~金魚をめぐる旅 その15~

2008-02-28 | Japan 非日常生活 遠征篇
長崎ランタンフェスティバル特集が続きます。今回はメイン会場の湊公園会場の大屋根を飾っていた金魚のオブジェです。ランタンの柔らかい紅い色に近い色をした生き物は金魚くらいしかいないので、オブジェにするにはうってつけの題材です。で、「金魚をめぐる旅」シリーズ、久々のアップとなります。


今回のベストショットかも


こちら出目金です。英語で言うとTelescope Goldfish

つづく

長崎ランタンフェスティバルは2/22日をもって終了いたしました。

2008-02-27 | Japan 非日常生活 遠征篇


毎度のことで申し訳ないのですが、長崎ランタンフェスティバルが凄く良くって、これはわざわざ見に行く価値のあるイベントに違いない。と紹介記事を書くつもりが、思わせぶりの予告編や龍踊りの感動についてダラダラ書いている間に、2月22日をもって今年の会期は終わってしまいました。よって、Tomotubby Travel Blog で写真を見て、ここに行って見たいな。と思われたあなたは、ほぼ一年間待たなければなりません。でも容赦なく特集は続きますので、悪しからず。

丸尾末広「パノラマ島綺譚」

2008-02-27 | Bomarzo 怪獣聖林
昨年「コミックビーム」に連載されている間はずっと楽しみにしていました。本屋に並ぶ数が少なく、発売日翌日に売れてしまっていて捜し歩く羽目になった月もありましたが、それも既に懐かしい思い出になっています。「コミックビーム」は電話帳みたいに分厚い雑誌でしたが、この作品しか読んでいなかったので、無線綴じをばらしてこの漫画だけを残してあります。今回コミックスが刊行されたようなので、見つけたらまた買うでしょう。まちがいなく。

作家・人見広介は、瓜二つの富豪の同級生・菰田源三郎の死を利用して、彼になり代わり孤島に夢見た人工楽園「パノラマ島」を作るというあらすじですが、作品中、丸尾画伯の描く人工楽園が見ものです。ヨーロッパ庭園などからの引用が至るところにあり、引用元がどこなのか探してみるのもまた楽しいです。

グラバー園に移されたフリーメーソン・ロッジの石柱?

2008-02-26 | Japan 非日常生活 遠征篇
長崎孔子廟を訪れた後、グラバー園へ行ってみました。麓から通称グラバースカイロード、三菱電機の得意とする斜行エレベータと普通のエレベータを乗り継ぎ、グラバー園の裏手の第二ゲートから入園しました。前に訪れたときは、大浦天主堂下から坂を上がったところにある第一ゲートから入園しましたが、高台から降りるコースの方がらくちんです。第二ゲート脇には三菱重工長崎造船所にあった三菱第二ドックハウスが移築されてあり、グラバー邸が三菱重工から長崎市に寄贈されたことと合わせて、グラバー園がまぎれもなく「三菱遺跡」であることを感じさせられます。グラバー園には、グラバー邸リンガー邸オルト邸という重要文化財の洋館がありますが、このうちのリンガー邸の脇に下の写真のような「石柱」が移されています。



傍らには以下のような説明書きが見つかります。フリーメーソンへの入会儀式の絵も載せられています。
「フリーメーソン・ロッジの石柱
この門は、松ヶ枝町47(旧小曽根町海岸通り47番)の住宅で入口の門です。柱頭の彫刻は、フリーメーソンのマークで石工(メーソン)の使ったコンパスと定規を組み合わせたものです。
使用された石材が開港初期に居留地で盛んに使われた天然石であり、1865年(慶応初年)頃、47番の借地人がイギリス人であったことから、当時イギリスから渡来したフリーメーソンの人々が最初に定着したこの地に彼らのロッジのシンボルとしてのマークをかかげたものと思われます。
長崎市」

「フリーメーソン・ロッジの石柱」とありますが、説明にはこの門が「ロッジ=支部」の門であることは謳われていません。ボランティアのガイドのおじさんが「リンガーはフリーメーソンだった」と言われていましたが、門柱は1966年に長崎市に寄贈されてリンガー邸の隣に移されただけなので、これもまた根拠がないように思えます。グラバーがフリーメーソンという説もまた根拠がなく、グラバーが援助した三菱財閥がフリーメーソンの影響下にあるとか、三菱グループ首脳が今も秘密裡に品川の開東閣でメーソンの儀式を行っているという話もまた「都市伝説」なのでしょう。

“切り裂きジャック”終身刑効果

2008-02-25 | goo ブログ・ランキング
おぉぉ~ん。昨日はホントに凄かった。w(°0°)w アクセスランキングが一昨日に続いて急上昇したのでした。アクセス数は 10925 pv と、このブログ始まって以来の一万越え、訪問者は 6794 ip で「11位(964558 BLOG中)」となりました。「トップレス・チョゴリ」のとき(7502 pv 3019 ip 「17位(689823 BLOG中)」)を軽く上回り、新記録の樹立と相成りました。

原因は、Yahooニュースの「“現代版切り裂きジャック”に終身刑」という記事にこのブログの記事がリンクされていたためでした。なお“現代版切り裂きジャック”については、こちらをどうぞ。


=======================================
“現代版切り裂きジャック”に終身刑
2月23日9時48分配信 産経新聞

 【ロンドン=木村正人】2006年12月に英イングランド南東部サフォーク州のイプスウィッチで売春婦5人の他殺体が見つかった連続殺人事件で、イプスウィッチ高等法院は22日、5人を殺害したとして元フォークリフト運転手、スティーブ・ライト被告(49)に最高刑の終身刑を言い渡した。英国では死刑は廃止されている。
 イプスウィッチという小さな町で19~29歳の売春婦5人がわずか11日間に殺害され、全裸で遺棄された事件は“現代版切り裂きジャック”と世間を騒がせた。
 グロス判事はこの日、「計画的な連続殺人」と断定、仮出所の可能性も明確に否定した。同被告の弁護人は控訴するかどうか検討する。
 同被告は公判で5人のうち4人と関係を持ったことを認めたが、殺害については全面否認。陪審団は21日、DNAや血液鑑定などを根拠に検察側の主張を支持し、有罪評決を下していた。

羽根木公園の梅

2008-02-24 | Japan 日常生活の冒険
土曜日の午後は「世田谷梅祭り」開催中の羽根木公園に梅を見に行きました。午前中は前日に続いて暖かくて快晴だったのに、午後は一転、春一番でしょうか?強風が吹き荒れて砂埃と花粉が舞い上がり、夕方になると今度は急に冷え込んで、梅見には最悪のコンディションでした。

それから、土曜日のブログのアクセスランキングが26位になっていたのには吃驚(@_@;) What's going on?


【Pet のお願い】 山田芳裕様、お願いですから「度胸星」の続きを描いて下さい

2008-02-23 | Japan 日常生活の冒険



久々の Pet 闖入です。未完の名作というと、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」、日本でも高橋和巳「黄昏の橋」など著者の突然の死によって幕引きされるケースが多く、そのような場合は読者も納得せざるを得ないのですが、作者が存命なのに諸事情で中断となるのは、読者としても納得がいかないのです。記憶が新しいところでは、名作かどうかわかりませんが、柳美里の「8月の果て」が「作者の構想がふくらみ、新聞連載による完結が不可能になった。読者の皆様におわびします」ということで未完のまま終了していますが、発表の場を「新潮」に移して無事完結しています。

一方、名作となるべく運命づけられていた山田芳裕著「度胸星」が、未完のまま今日に至っています。それも、連載誌の編集長交替による一方的な方針変更によって「さあこれから」というところでの打切り同然の唐突な終わり方です。昨年末から月一で刊行された新装版で初めて本作を知って読んできた読者としては、もはや未完のバックグランドなどどうでもよく、ただただ続きが読みたいのです。続きがなければ、何故、改めて新装版を刊行するのでしょうか。フラストレーションを溜めた読者を増やすためでしょうか? 山田芳裕様、お願いですから「度胸星」の続きを描いて下さい。打切り決定後に描かれたと思われる第4巻は無かったことにしてもいいですから...

孔子廟でも「龍踊り」 (長崎)

2008-02-21 | Japan 非日常生活 遠征篇
長崎二日目、かねてから気になっていた孔子廟を訪れることにしました。てっきり新地中華街や唐人屋敷の近くにあるものとばかり思っていましたが、この辺りが山手になるのでしょうか、グラバー園の麓にあったのは意外で、泊まっていたホテルから歩いて行ってもたいした距離ではないのでした。

孔子廟は40年前に今の姿に改修されたらしく、新しく見える分、有難みがなくなっているような気がしますが、元々は1893年(光緒帝の時代)に、清朝政府によって建てられたもので、規模は大きくて、中国や台湾にあっても不思議ではないくらいに立派です。紫禁城のような瑠璃瓦が使われており、中国の建築様式にも忠実につくられています。そのせいかどうかは知りませんが、多くの中国人観光客が訪れていました。廟の背後にある博物館では、中国人客に限って記念品として絵葉書冊子を配っているのを発見。Tomotubby も中国人のふりをしてみましたが、バレていたのか貰えませんでした。貰った人のをこっそり後ろから覗いてみたら、中身は複数の中国人画家が描いた絵を綴じたもののようで、負け惜しみではなくあまり欲しくはない代物でした。後で入口のところに「ご自由にどうぞ」の札とともに冊子をばらしておいてあるのも発見(笑)。

この日は、媽祖行列が行われる予定で、行列の起点がここ孔子廟であるせいか、参列者たちが予行演習をしていました。暫く見物していたのですが、突然聞き覚えのある喇叭と銅鑼の音がして、じゃーん。女子の操る赤龍が登場しました。この赤い龍はランタンフェスティバルでは初お目見えらしく、演技は鶴鳴学園長崎女子高校龍踊部の皆さんによるものです。



さらに昨日見た龍も登場。こちらは十善寺龍踊会の皆さん。



龍は一体で 100kg以上の重さがあるそうで、10人で操っても一人10kgを振り回すことになり、たいへんな作業なのです。



最後に二体の龍が揃い踏みです。