Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

MoMAの「金魚」 (NY) ~金魚をめぐる旅 その2~

2005-12-20 | Henri Matisse 特集
知る限り、アンリ・マティスは「金魚」を題材にした作品を8作描いています(→後日、もう2作品()を発見してしまいました)。

1912年の春から夏にかけてパリ郊外のイッシー・レ・ムーリノーで4作が描かれており、この中の一つが、プーシキン美術館展で日本を巡回している「金魚」の大作で、残りは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)、バーンズ・コレクション(これはずいぶん前に上野に来ていて観ました)、デンマークの国立博物館にあります。その後、1912年から1913年にかけてモロッコ・タンジールで2作が描かれ、これらはエルミタージュ美術館と、プーシキン美術館にあり、さらに1914年春、1914年から1915年にかけて、パリで描かれた2作は、パリ・ポンピドゥーセンターとMoMAにあります。

Tomotubby は、全ての美術館を回ったわけではありませんが、幸運なことに既に「金魚」8作品を完全制覇しています。2度以上観た絵も多いのですが、再会すると同時に、今度はいつ出会うことができるだろうか。また出会うことができるだろうか。と「儚い人生」を思って少し切なくなります(年寄りくさい?)。

以下は、今春ニューヨークに行ったとき、MoMAで再会できたマティスの「金魚」たちです。


「金魚と彫刻」 1912年


「金魚とパレット」 1914~1915年

今年は「金魚」3作品と出会うことができて幸せでした。

つづく


最新の画像もっと見る

コメントを投稿