Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

シチリアのおみやげ 「トリナクリア」

2009-12-15 | 旅のおみやげ と コレクション
前回の「オクトパス・マシン」の続き...

毎晩テレビで「世界の車窓から」を視ています。鉄道に乗って世界各地を回るという主旨の番組ですが、ここのところずっとイタリアの鉄道が取り上げられていまして、イタリアを旅行する場合はいつも鉄道を利用している私にとっては興味津々です。先週まではシチリア島を特集していました。シチリア島はイタリア本土と陸続きでないため、本土からやって来た列車はレッジョ・ディ・カラブリアの港で短く切り離されて線路の付いた大型フェリーに乗せられ、対岸のメッシーナへ運ばれるのです。番組ではこのフェリー積み込みの場面が映されていました。メッシーナに着いた列車はタオルミーナに停車してから、ヨーロッパ最大規模の活火山エトナ山を車窓に眺めながらシチリア第二の都市カターニャに向かいます。

何年か前にマルタを旅行した際に、ミラノからマルタへの直行便に空席が無くてシチリア・カターニャ経由、それも夜に着くため当地で一泊せざるを得なくなりました。どうせならもう少し予定を延ばしてかねてより憧れていたグラン・ブルー、タオルミーナにも行ってみよう!ということになり、ホテルリスト片手にタオルミーナに電話をかけまくりました。ところが、ホテルの部屋は悉く予約がいっぱい。困り果てていたら、カターニャで泊まったホテルのおじさんから、ここにかけてごらん。きっと空いているから。と教えてもらった「Mediterranean」という名のホテルに電話してみたところ、ずばり的中、奇跡的に空室が見つかりました。それも最上階の眺めのいい部屋ということでした。そうして「世界の車窓から」とは逆に、カターニャ中央駅から列車に乗ってタオルミーナに出かけたのでした。



タオルミーナでの楽しい思い出話については改めて書くとして、上の写真はタオルミーナで買ったシチリアの木彫りのおみやげです。「トリナクリア」または「トリスケル」、日本語では「三脚巴紋」といって、シチリア州の旗の中央にも描かれているシチリアの紋章で、島を旅するとよく見かけます。古代、シチリア島がギリシア植民地だった時代、この三角形の島は「トリナクリア島」つまり「三つの岬の島」と呼ばれていました。三つの岬とは、上述のメッシーナ、シラクーサ近くのパキーノ、島の西端のマルサーラになります。島の形を擬人化した紋章は、中央に太陽神(もしくはメドゥーサ)があり、顔からは三方に裸の足が突き出て、膝を曲げて左の方向に走っています。なんか変てこですが、憎めない。同じイタリア発の未来派 Giacomo Balla は案外「トリナクリア」をヒントにして、あの「鎖に繋がれた犬のダイナミズム」を描いたのかもしれない。これ新説。

で、「オクトパス・マシン」なんですが、どこかしら「トリナクリア」と似ていませんか。さしずめ「オクトスケル」「八脚巴」というところかな。

余談ですが、この紋章とよく似たものが、シチリアから遠く離れたマン島でも使われています。マン島はグレートブリテンとアイルランドの間のアイリッシュ海の中央に位置する小島でオートバイレースで有名。こちらの紋章は「トリスケリオン」と呼ばれ、シチリアのものと違うのは、中央に顔はなく、足は鎧がつけられ、踵には滑車まであることです。(つづく)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【記事発掘】 トルコの頭髪コレクター

2009-11-29 | 旅のおみやげ と コレクション
(←宮崎あおい)
「宮子姫伝記」を読んでいると、髪の長さ・美しさが、当時の美人・不美人の物差として重要な要素だったことが分かります。燕の巣の中に毛髪を見つけて、その髪の持主を探そうとするあたりは、不比等も文武帝もかなりの髪フェティシストだったのではないかと思います。

(←菅野美穂)
最近、髪フェチの中に「断髪フェチ」の男性が存在することを知りました。女性が髪をカットされているところを撮影したビデオがあって、そういうのを見てドキドキ興奮するような一種の変態です。このような趣味が昂じると、背後から鋏を持ってこっそり近づかれて知らないうちに髪を切られたりするのではないかとちょっと怖いです。

(←内田有紀)
そういえば、女を殺して頭の皮を剥いでカツラを作るという筋の「悪魔のかつら屋」というホラー映画があるそうで一度見てみたいと思っているのですが、映画評は悪評・酷評しか読んだことがないのです。これが...

(←Sweety 曾之喬) 
で、「悪魔のかつら屋」とは全く関係がないのですが、「トルコの頭髪コレクター」の話です。先日、要らなくなった雑誌を貰い受けた中に、何冊もの古い「BRUTUS」があって、「コレクター大集合」(1995/2/15)なる特集号に、店に来る女性客の髪を切って洞窟の中で蒐集しているトルコ人のオヤジが紹介されていました。以下に勝手にスキャン転載。



「●氏名/ヒミツ ●職業/陶芸家 ●場所/トルコの内陸アナトリア地方。」と書いてありますが、何を隠そう、私はカッパドキアでここを訪れたことがありました。実際、後ろ髪をチョッキンされる餌食になった人もいました。「●体裁/表向き陶芸家の工房。弟子を集めて轆轤(ろくろ)を回す、その裏には世にも奇怪な洞窟が。」という部分も全く記憶の通り。女性客にも轆轤を使わせて陶芸体験をさせてくれました。大概、初心者は失敗して粘土で卑猥な形のものを作ってしまうのですが、髪フェチのオヤジは冷やかして喜んでいました。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

【おみやげ】酒井法子・著「阿法P」

2009-08-15 | 旅のおみやげ と コレクション
写真は、むかし台北で買ってきた酒井法子作の漫画「のりピーちゃん」の北京語版です。奥付を見ると「發行日期」が1995年6月18日となっています。日本で「週刊少女コミック」に「のりピーちゃん」の連載が始まったのは1988年の春らしい(当時連載中の「ジョジョ」第二部でもジョセフが「のりピー語」を喋っていたりします)ので、台湾ではそれから7年後にのりピー人気に火が着いたということになります。こんな漫画までが発掘、出版されたことから、当時の台湾でのりピー人気が如何に凄かったか伺い知れます。

可笑しいのは「のりピーちゃん」を中国語に訳したタイトルの「阿法P」。なんだか「アホP」みたいです。「阿」は親しい人のファースト・ネームにつけて呼ぶ言葉で、日本語の「~ちゃん」に当たります。魯迅「阿Q正伝」や王家衛「阿飛正傳」(「欲望の翼」の原題)の「阿」も同じでしょう。

「阿法P」では、ページごとに「NORI-P GO」という中国語バージョンの「のりピー語辞典」がついています。本来日本語の形容詞などの後ろに「P」がつけられるのが、のりピー語の特徴なんですが、「拜P」「歡P迎P」「一P起P」「好P吃P」「等一PP」「P有此P」と、中国語にも適応できているのが面白いです。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

Attiki

2009-05-21 | 旅のおみやげ と コレクション
Ambrosia & Nectar で遅いランチ、というか早いディナーを食べた際、姉妹ホテルのゲストという理由で、お店の人が特別にデザートを出してくれました。フェッタチーズにパイ地をかぶせて焼いた上にたっぷり蜂蜜をかけて黒ゴマと無花果を加えたもので、塩辛い(といっても一般のフェッタに比べるとマイルドでした)チーズと甘い蜂蜜の組合せが絶妙でした。



蜂蜜が美味しいのでお土産に買って帰りたいんですが、どこのブランドのがお薦めか、店のお兄さんに聞いてみました。彼はすかさず「アチキ!」と雲の旦那のような名前を教えてくれました。早速、イアの街のスーパーマーケットで「Attiki」のスペルを探索。二軒目のお店の棚に「アチキ」の缶詰が並んでいるのを見つけ、安いのでお土産にいい!と大人買いしました。



後日、アテネの空港の免税店を冷やかしていたら、そこにも化粧箱入りの「アチキ」が並んでいました。おうち用に、ピッチャータイプの容器に入ったものを買って帰りました。そして帰国後、横浜に KALIMERA CO. LTD という Attiki の販売代理店があるのを発見しました。
φ(..)メモメモ...
3-15-13 TOMIOKA-NISHI, KANAZAWA-KU, YOKOHAMA-SHI 236-0052 JAPAN
PIC: Mr. Shunji Abe
TEL: +81-45-7723390
FAX: +81-45-7723576
E-MAIL: kali_mihoko_mera@ybb.ne.jp
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

W@rner Bros.の BE@RBRICK

2009-01-21 | 旅のおみやげ と コレクション
将来記念すべき日になるそうなので、深夜までTVでオバマ大統領の就任式典を見た。そのせいで今日は丸一日眠くて仕方がなかった。睡魔を退散させるために飲みなれないカフェイン飲料をちびちびと飲んだ。飲料は例の如くオマケの熊さん欲しさに買いだめしておいたコーラだった。今回の熊さんはワーナーブラザースの映画10作品がテーマで、全部で12体と前回より少なかったので一通り揃えることができたが、写真を撮ろうと袋を開けてみるとひとつ足が折れていた。ショック。


何の映画の熊なのか、わかるかな?
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

私設「へうげもの展」第三回 (香港・皇后大道)

2008-11-21 | 旅のおみやげ と コレクション
渋ログ、私設「へうげもの展」第三回も香港で買ったものから。ただし今回は香港島でゲット。青みがかった白が美しい白磁高杯です。

高台の裏には「雍正年製」の文字が認められます。雍正帝の時代というと「血滴子」別名「空とぶギロチン」の時代(何のことやら)。そんな時代のアンティークが香港などで見つかるものか甚だ疑問ではありますが、私はこの青っぽい白磁をこよなく愛しているのであります。

そういえば、黒い目の日本人が真っ白に見えるものが、青い目の外国人には青っぽく見えてしまうということを聞いたことがあります。逆に彼らが真っ白に見えるもの、例えば油絵の具の白などは、日本人にとっては赤みがかって見えるようにも思えます。

しからば、このような白磁の色を青い虹彩を通して見ると、いったいどのように見えるのでしょう。きっと日本人以上により青く見えるのではないかと思います。

この杯の内側には、あまり目立たないのですが、なにやら彫り込みがあります。最初、何の文様か判らなかったのですが、最近は龍の姿のようにも見えてきました。力あるものの象徴、皇帝権力の象徴でもある龍。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

私設「へうげもの展」第二回 (香港・彌敦道)

2008-11-18 | 旅のおみやげ と コレクション
渋ログ、私設「へうげもの展」第二回。貴人と唐子が粉彩で描かれた磁器で、香港のアラン・チャンのお店で手に入れたものです。高台の裏には「江西華珍出品」の文字があり、清末民初、おそらくは清末期に江西省の民窯で作られたものだと思います。粉彩というのは清代に発達したエナメルで絵付けする技術で、清初~中期には随分派手なものが作られていますが、西洋磁器のような彩色で、ひどければラーメンの丼のようでもあり、どうも日本人の感性には合わないのではないかと思っています。その点、この杯の絵付けは繊細で美しく気に入っています。清末民初には粉彩がブームだったそうで、この時代のものを集めている人は多いらしく、状態のよいものはすぐに売れてしまうそうです。


Pet 君からせしめたメトロン星人の折畳み卓袱台が役に立ちました↑
コメント   トラックバック (1)
この記事をはてなブックマークに追加

私設「へうげもの展」開催 (慶州)

2008-11-17 | 旅のおみやげ と コレクション
新宿・伊勢丹で「へうげもの展」を開催しているそうです。「へうげ十作」なる若手陶芸家ユニットの新作展示で、連載漫画「へうげもの」とのコラボです。Sika さんがすでに行って来られ、漫画を読むときの感覚に変化が生じたとコメントを頂きました。いつもはお買い物メインの伊勢丹ですが、Tomotubby もぜひ「へうげもの展」目当てに見に行ってみたいと思っています。11/25日まで。

で、「五周年記念」に「旅のおみやげ と コレクション」のカテゴリーを充実させようと思っていた矢先、便乗して私設「へうげもの展」を開催することにしました。Tomotubby が旅先でちょこっと買ってきた陶磁器を紹介しようと思います。なかなか渋い企画ではないか。第一回は「高麗茶碗」。といっても現代作家のもので、韓国の慶州を訪れたときに、新羅歴史博物館を訪れた後、慶州民族工藝村で値切って買ったものです。確かこの後に、仏国寺近くのコーロンホテルまで歩いて帰ったっけ。



素地には細かい貫入が入り、全体に青みを帯びた肌合いの中、桜色のシミが散っています。ところどころにある枇杷色の地に青みのある釉薬がかかったことで、あたかも春霞みの中に桜の花が咲いているように優雅な色合いになっているのです。ほとんど衝動買いしたものですが、作家は韓国の人間国宝?みたいな方のようです(疑)。
コメント (2)   トラックバック (1)
この記事をはてなブックマークに追加

旅行の〆に「そば茶」

2008-10-15 | 旅のおみやげ と コレクション
長野滞在の最後にして「今むら」で念願の蕎麦にありつき、後は「あさま」で帰るだけ。待ち時間に駅のお土産屋さんを物色しながら、そういえば「おやき」を食べてなかったなー。と思い出すも、すでに売り切れ。そういえば栗も食べてなかったなー。しからば小布施堂の「栗羊羮ミニ」を買って帰りましょう。飲み物はサントリー「信州戸隠うずら屋監修 健康そば茶」をセレクト。この「蕎麦茶」初めて飲むけど、流石「うずら屋」さん、「伊藤園」のよりかなりいいです。ということで、長野旅行は蕎麦で〆。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

長野の「牛めし弁当」

2008-10-12 | 旅のおみやげ と コレクション
昨日「あさま」に乗って長野に着いたら既に昼食時でした。目的地へのバスの乗り継ぎ時間が短いため、楽しみにしていた蕎麦は持ち越しとして、弁当を買って食べることにしました。選んだのは「牛めし弁当」。最近「あさま」車内でも売られているのを目にします。どうせ「つばさ」で食べた「牛肉どまん中」とかの二番煎じだろう。くらいに思っていましたが、なかなかどうして、美味しゅうございました。

「どまん中」のお肉はばら肉だったけど、「牛めし」は薄い一枚肉。それがご飯が見えないくらいに一面を覆っていて、牛肉の下には鋤焼き風の糸コンがいるのです。そして黄身がとんろ~りのゆで卵。これら三者のコンビネーションが絶妙で美味っす。それから黄色い付け合わせはパインじゃなくってリンゴ。甘くて美味しいです。オススメ。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加