味スタ満員化計画

FC東京ービッグクラブへの道

東京イケイケ団の功罪②

2008年04月11日 | 味スタゴール裏考察
よく、サッカー嫌い、サポーター嫌いな人に「宗教っぽくてイヤ」
と言う人がいる。この場合の「宗教」とは、一部の新興宗教を指すのだと思うが、
彼らにしてみれば、同じ(ような)服を着て、一心不乱に同じ歌を歌う姿が、
狂信的に見えるのでしょうね。

だが!断言するけど、
サッカーでいちばんエライのは、
選手でも監督でもフロントでもスポンサーでもなく、
サポーターひとりひとりである!!!
地域のクラブとは、地域の住民ひとりひとりのために存在し、
一部の金持ちオーナーの一言で右往左往するのではなく、
名もなき市井の人々ひとりひとりが等しくオーナーなんである。

さて。昨日のつづき。

東京イケイケ団の「自分らはサポーターグループではなく、
東京を応援する個人がたまたまスタジアムに集まっただけ」という言い分は、
ひとりのカリスマ的権力者に従う弱者集団と言う構図をいやがり、
個々人の強い意志と行動を集結させて、東京ゴール裏を形作ろうという
美しい理想の元に発言されたのでは?とオレは思っている。
大事なのは、サポーターの自主性で、
「誰かにやらされている」のではない、と。
教祖の言いなりになっている信者の集団が、サポーターではない、
そういう考えが土台になってるのではないか。

オレが、東京イケイケ団に共感する最大の理由は、実はここにある。

これは、サッカーに限った話ではなく、普段の生活においても、
権力者の言いなりになるのはイヤだし、ましてや、教祖の命令なら
なんでも従う犬になりさがるのは、あってはならないことだと強く思う。

東京サポーターの中に、
イケイケ団が作ったTシャツを買うことを、頑なに拒否してる人たちがいます。
大抵の場合、オフィシャルグッズなら、選手補強のためなど、
クラブの資金になるけれど、アンオフィシャルならば、
イケイケの私腹を肥やすだけだから買わない、誰も買うな!と言う意見です。
確かに、オフィシャルグッズはクラブの収入源ですから、
それを買うことは、大きなサポートのひとつです。
だけどオレは、金だけ出すことをサポート・応援だとは思わない。
自主的に、東京を盛り上げるんだ!という意思表示も、
お金を出すことと同じか、それ以上大事なサポートだと思う。
東京を愛する気持ちを前へ、前へと出すこと。
お金だけ出して、後で見てるだけでなく、気持ちを前面に出し、
何らかの行動すること、そういうことが、
スタジアムに前向きな空気をみたすことにつながると、
オレは信じています。
だから、手作りの横断幕やゲートフラッグはスタジアムに欠かせないんです。
東京イケイケ団の作ったTシャツは、断幕やゲーフラの延長線上にあると
オレは考えています。

だがしかし。彼らの理想には共感することも多いけれど、
それでも最近の東京ゴール裏には、違和感を感じているのだ。が…

明日につづく

タカオ


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