味スタ満員化計画

FC東京ービッグクラブへの道

カシマ視察団が行く(タカオ編)~①

2008年07月18日 | ビッグクラブへの道
昨年も行って楽しかった♪カシマスタジアム。
今年もここだけは外せない!と行ってきました。

目的は、日本一と称されるスタジアムグルメを堪能し、食いだおれてくること、
ではなく、我がホーム、味スタに生かせるものはないか?
視察してくること、これに尽きます。いや、ほんとう。
今回も、「鹿島のケンさん」にお世話になりました。

ただし!スタジアムに着いて電話すると、
「ガンバとレッズのせいで、アウェー側からホーム側に行けなくなってしまった」
とのことでした。つまり、アウェーゴール裏に入場してしまうと、
ホーム側コンコースには「トラブルを避けるため」どんな理由があっても
まったく行けない、とのことでした。
去年は警備の人に話せば行けたのに…。

何しにカシマまで行ったのかって、ホーム側コンコースを視察するためなのに、
(それ以外にも目的あんだろーが^^)
まったくやってくれたよな、ガンバとレッズ。
ところがケンさんは、東京サポーターのオレにどれだけの義理があるのか、
「招待券ありますから、一度ホーム側に入場するといいですよ」
試合が始まるときに、また自分の入場券で東京側に行けば良い、と
泣けることを仰る。これで今年も、カシマスタジアムコンコースへ
食いだおれること、いや、「視察」が決定!!したわけでした。

と、ここまで書いて…。
鹿島オフィシャルをあらためてチェックしますと…
東京戦は「ホームタウン来栖デー」で、来栖に住んでる、または働いてる人は、
「1000円にて入場出来ます」とある。
ってことァ、ケンさん言う「招待券」って、1000円のシロモノ!?
しえ~~~~。招待券って言うから、当たり前みたいに入っちゃったよっ。
ただじゃないんだから、しかるべき礼儀なりお礼なりするべきだろー、うーっ。

知らなかったとは言え、たいへんご無礼つかまつりました。
このご恩は、次の京都戦で、柳沢をケチョンケチョンにのして、
お礼にかえさせていただきたいと思います。

【つづく!!】

タカオ



ラグビーと手を組もう

2008年07月11日 | ビッグクラブへの道
気になるニュースが飛び込んで来たのでお知らせします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080709-00000075-yom-socc

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080711-00000020-spn-spo

新しいサッカー協会会長に犬飼氏がなったとか。
このことについては、今後どうなるのか?日本のサッカーは「赤」くなるのか?
とか、ハッキリ言ってよくわかりませんので、
コメントは控えておきたいと思います。

ひとつ言えるのは、FC東京社長村林さんには、ここで大きな野望を抱いてもらい、
「いつか自分もサッカー協会の会長に…!」と
志を大きく持ってもらいたい。
そして、日本のサッカーシーンを、青赤が牽引するのだ!と
今から大いに野心を持って今後活動してもらいたいと思います。
それは当然視野に入れるべき目標です。

それより重要なのは、
ラグビーの平尾誠二氏が、日本サッカー協会の理事に就任したことです。
これは画期的なことです。
ですが、本来Jリーグが発足した目的は、
サッカーだけでなくスポーツが日本中で楽しまれることの普及だったのです。
スポーツを通して、国民がより健やかになることを目標にして生まれたのですから
同じピッチを使うサッカーとラグビーが手を組むのは、遅すぎたくらいです。

平尾氏がサッカー協会理事になったことで、
この動きは、より加速度を増すでしょう。
具体的には、芝のグランドが今より増えて、子供たちが自由に遊べるようになる、
そういう活動が、サッカー協会の仕事として、
より大きなウエイトを占めるようになるはずです。

ですが、ラグビーファン、とりわけ年配のファンの、
「サッカーアレルギー」はひどいものです。
このことについては、またの機会に書くことにしますが、
この状況に、平尾氏の理事就任は、一石を投じることになるかもしれません。

今後の、平尾氏の活動に注目し、後押ししたいと思っています。
(もちろん伊達さんも♪)

マサト

■ひきつづきご賛同をお願いします♪(まずは読んで!)■
味スタの芝をすくえ!プロジェクト

味スタ満員化計画具体案 第2案(後編)

2008年06月04日 | ビッグクラブへの道
ナビスコ清水戦を終えて、
結果は非常に残念な「勝ち点1」になってしまいましたが
グループ予選最終戦の東京ダービー、これで勝つしかなくなりました。
昨年までの2年間、東京ダービーがなかった我々にとって、
飛躍のきっかけになるダービーは、本当にありがたい存在です。
けれど、今年4つあるダービー、既に2連勝していて、
『ミドリは弱い』そう思ってしまい気が抜けるかもしれない…
と危惧していた僕にとっては、3つ目のダービーが、
今年最初の決戦になるのは歓迎すべきことです。
今年の僕たちは運がいいです。
めぐりあわせの良さを感じます。
勝つだけでは決勝トーナメント進出には届きませんが、
昨年に引き続き、ミラクルを期待しましょう☆

さて、先日書いた記事味スタ満員化計画具体案 第2案(前編)のつづきです。

東京のポスターについての提案、
子供に実務的な仕事を体験させる施設キッザニアのことを書きました。

東京のポスターは、はっきり言ってダサイです。
正直、あのポスターがどれだけ観客動員に役立ってるかは疑問です。
これまでの歴史で、秀逸だと思ったポスターは
2005年『優勝宣言』ポスターだけです。
あの年、未曾有の連敗を喫してしまったことで、
冒険することに二の足を踏んでいるのでしょうか。
もっとこう、インパクトのあるポスターが出来ないものかと
常々考えています。

それで我々からの提案ですが、
味スタ近辺の小学生にポスターを作ってもらう。
ゆるねば合唱団の時も書きましたが
近隣の小学校と子供たちは、徹底的に巻き込むべきです。
彼らに「広告」を作ってもらうのです。
「絵」を描いてもらうのではありません、
そのポスターを作ることで、どれだけ観客動員が伸びたのか?
どういう層に訴えかけるポスターを作るのか?
東京は現在、どういう層を増員したいと思ってるのか?
その層を動員するためには、どんなコピーとデザインが必要なのか?
それら広告代理店がやっているようなことを
実際に小学生に体験してもらうのです。

個人的な意見ですが、「煙草のポイ捨て禁止」や
「自転車の放置禁止」のポスターを子供の拙い絵で作るのをよく見ますが、
好きではありません。子供たちが、「きれいなこと」「正しいこと」を、
外に向かって発言すれば体面が整うことを先に覚えてしまいそうだからです。
ですから、FC東京がやる「子供ポスター企画」は
実際にナンボ儲かったか?を明確にする必要があると思います。
子供の描く、拙いけれど大胆な絵柄やストレートなメッセージは、
プロのデザインした広告の中で、目立つことは間違いないでしょう。
見た人に強い印象を残す広告として実行力があるはずです。

そのポスターの下には、QRコードをつけます。
それを携帯に取り込んで、チケット売り場に行くか、
もしくは専用サイトにアクセスすれば、チケットが安く買えるようにする。
○○小学校が作ったポスターで何枚のチケットがいくら売れたか、
それも記録として残るようなシステムを作ります。
その売り上げを毎試合、近隣の小学校同士で競わせるのです。
めでたくトップに立った小学校には、売り上げをそっくりそのままあげる
…わけにはいかないでしょうから、売り上げの何パーセントかを
「報酬」としてあげましょう。現金は多分まずいですかね、それなら
ポイント制にしましょう。1円につき1ピッチくんです。

なぜに「1ピッチくん」?
ポイントを貯めていくと、
その小学校にスポーツ施設に関する助成がしてもらえるのです。
5000ピッチくんでサッカーボール1個、
10万ピッチくんでゴールマウス、
100万ピッチくんでグラウンドを芝生に…
芝生のグラウンドを維持するためにも、このポイントが使えます。
自分たちや、その後輩たちが使う施設は、
自分たちの努力や工夫で得る、そういう体験を小学生からさせるのです。

これは意義深い教育であると同時に、
競わせることで「楽しい」ものになるでしょう。

小学校内で、コンペやプレゼンと言った、大人しかやらないことを
小学校内でやるのも楽しいでしょう。
実際に広告代理店の人を、各校に派遣してアドバイスしてもらうのもいいです。
ただし、子供たちの質問に答えるだけで、大人がムリにやらせない、
というルールはもうけたほうがいいかもしれませんね。
誰が派遣されるか?
我々の考える企画は基本的にお金がかからないのを目指してますから、
ソシオにいるんじゃないですか?広告の仕事をしてる人は。
ソシオも徹底的に使いましょう。この企画に賛同してくれれば、
喜んでただでやってくれるでしょう、ねぇ?(笑)。
えーと…ただはマズイか、じゃあ、やっぱりその人にも、
ポイントで報酬を支払いましょうかね、それで大丈夫かな?

この企画、グラウンドの芝生化を目指す意味で、
Jリーグか、サッカー協会が主導でしてもいい企画だとは思いますが、
まずはFC東京が先鞭をとりましょう。試験的にやってみてうまくいけば
全国にひろげる。これが全国的に成功すれば、
協会内での、東京の地位も上がるでしょうし、発言権も増大するってもんです。
この調子で、日本のサッカー界は東京を中心に回していきましょう。

トキオ

味スタ満員化計画具体案 第2案(前編)

2008年05月30日 | ビッグクラブへの道
ナビスコは続いていますが、リーグは一時中断です。
東京、まずまずの結果を出していて、去年までに比べたら
誰がどう見ても順調な今期のFC東京。
このまま、ムービングフットボールを完成させて欲しいものです。

この中断時期に、我々はひとつの提案をしたいと思っています。
チームが順調に勝ち点を重ねているのに反して、
観客動員の伸びはいまひとつ、
クラブ側の努力も、今のところこちらまで伝わっては来ません。
いい風が吹いてるのに、その風に乗って
新しいことにチャレンジしようという気概が感じられません。
ですので、ウチが新しい企画の具体案を出しますので…

目ン玉ひんむいて、とくと読みやがれっ!

いや(笑)、一考していだだけると幸いです。
今回は、ポスターについて、です。


随分前の話、僕が受験生だったのだから、かれこれ
20年前か。ある大学の入試問題、現代国語の評論文に
とても面白いのがあったのですね。

日本の子供は、受験勉強を小学生からしていて、
毎日塾通いをしていて、難しい問題は解けるのに、
塾の帰り道おなかがすいて、有り金を全部使って何かを食べたら、
帰りの電車賃がなくなり、帰れなくなった、と言うような
アンバランスな発育の仕方をしている。

一方、海外では(どこだったかは失念しました)
子供の街を作り、そこでは遊びを通して実務を経験させるのだと言う。
子供だけで運営するお店をたくさん作って、
自分たちの頭で考え、仕入れをし、売らせる。
どうすれば売り上げが上がるのか?子供たちは自分たちで工夫し、
そこから働くことの面白さや意義を学んでいくのだと言うことでした。

昨年だったと思います、新聞に、
同じような発想の施設が日本の豊洲に出来たことが出ていました。
調べてみると、キッザニアというのだそうです。
http://www.kidzania.jp/
キッザニアは、1999年にメキシコで出来たようなので、
僕が読んだモノとは違うようですね、
ですから、同じような潮流が、他の国でもなされているのは間違いなく、
たまたま日本に上陸したのがメキシコ発のキッザニアだった、
と言うことなのでしょう。

僕が受験生だった頃から20年経ちました。
それだけの年月を経て、教育を取り巻く環境や問題も様変わりしたと思います。
当時、大学の受験に、母親同伴で来る東大生の
勉強は出来るが自立していない青年の姿が問題になっていました。
最近そういう話は聞きませんが、
キッザニアが、どうやら好評なのを聞くと、
こういう企画が、もっと日本にあってもいいのではないか?
と思います。

それを、FC東京がやればいいんです。

「キッザニア」「ポスター」と来て「FC東京」?
お前は一体、何を企画しているのだ?!と思ったでしょうか(笑)。

ハイ、次回に続きます、お楽しみに~♪

トキオ

東京ダービーの未来

2008年04月15日 | ビッグクラブへの道
大興奮の週末が終わり、明けて月曜日。
どこかで未だに興奮してる自分がいて、
なんとも言えずしあわせなんだけども(笑)
でもでも、月曜を迎えて、なんだか感じた違和感は一体…???

誰も、東京ダービーの話をしてないんだよね、オレら東京サポーター以外では。
もっとこう、東京中が大騒ぎにならねーかなぁ、東京ダービーなんだからさー。
週明けの職場で、学校で、
「○○さん、昨日の試合、ゴール裏で見てたんですかー!?うらやましーっ」
というようなやりとりがあってもいいんじゃんっ!?
「今度わたしも連れて行ってくださいよ~っ(←なぜか女子設定)」とかな。
いつかそんな時代が来た時のために、冬の時代があろうとも、
くじけず年間チケットをとりつづけるオレである、
当然そんな時代が来たら、
ソシオは優先的にチケット取れるようにしてくれてるはずだからねぇ♪

楽しいのになぁ、東京ダービー。もっと来ればいいのにねぇ。
あと、たったの2万人しか入らないよー、緑サポーター押しのければ
もっと入れるけれどねー(笑)。

この前、当ブログで
東京ダービーの時くらい、試合前にスタジアムの外で、
サポーターの集会が出来ないものか?というような事を書きました。
書きっぱなしはよくないので、真面目に考えてるのだけど、
スタジアム通りあるでしょう?飛田給駅から味スタまで続く真っ直ぐな道。
あそこを歩行者天国に出来ないかなぁ?
交差点があるので、甲州街道からバーミアンの交差点までを歩行者天国にして
オープンカフェみたいにテーブルと椅子をズラッと置く。
道路わきには、屋台が鈴なりに並び、試合前から大賑わい♪と言うような。
試合後は、甲州街道上の歩道橋?…じゃないね、アレ、橋?の上に
選手と監督が来てくれて、勝利のセレモニーをやる。
サポーターは歩行者天国に試合後も集まって、ダービー限定のパレードの様相。
というような具合。
旗ふって、歌って、発炎筒もたいちゃって(笑)。
えっ?当然東京が勝つ前提です^^。

ただし、あの通りに住んでる人がたくさんいるので、
その対策が重要だよね。いきなりは出来ないよね。
それに、屋台がずらっと並ぶためには、
最低でもスタジアムが満員にならないと呼べないよね。
やっぱりまずは、「味スタ満員」ありき。そこから全てがはじまる気はするなぁ。

いっそのこと、東京ダービーは本当の祭にしちゃうか?と。
神田祭、三社祭などなど、東京中の祭の神輿を呼んで、
縁起物ってことで、あの通りの家一軒一軒の前で、
「よーっ、ちょんちょんちょんっ!」っと神輿をかついでもらって、
お祭り騒ぎを正当化しちゃう。
東京ダービーはめでたい行事なんだよーと言う認識を持ってもらって、
あとは無礼講♪多少の喧嘩も江戸の華ってことで、大目に見てもらうっと。
これなら、世界に誇る日本のダービーとして、
世界的に有名になるかもしれないでしょう?
日本らしさ、東京らしさを打ち出して盛り上げる。これでどうでしょう?

負けたベルデーサポーターはどうやって帰るか?
歩いて帰れよ、裏口からさぁ(笑)。
いや、バスで帰ればいいんじゃん?

まぁ、こんな感じで、東京ダービーが盛り上がって、
さっきみたいな会話が月曜の職場や学校でかわされるといいなぁーと思ってます。

タカオ

ムービングフットボールを読み解け

2008年03月06日 | ビッグクラブへの道
昨日発売のエルゴラッソに、
FC東京新監督城福さんのロングインタビューが掲載されました。

「ロング」と言ってるのに、
ちっともロングじゃないこともあるのがマスコミですが
今回ばかりは「ロング」ですよ~。
明日発売のエルゴラに後編が掲載されるくらいです。
文字数だけでなく、内容も「ロング」。
読んでみて…こんなに言ってることが難しい監督インタビューははじめてでした。

城福さんのムービングフットボール、
単なるボール保有率を高めるサッカーではないのはわかりました。
言ってることは、理想主義でありつつ具体的。
言葉を追いながら、ここにボールがあれば…と思いました。
練習場で直接ボールを動かしながら、のほうが理解出来るのかもしれません。
机上の理論だけに縛られず、観客の視点に立って、
いかにすれば見ている人もワクワクするか?
ちゃんと考えているのもうかがえます。

ただ、やっぱりよくわかんなかった(笑)。

私のことを、サッカーのことならなんでもわかってる、と思ってくださる方
特に年配の方に多いんですが…もいらっしゃいます。
でも、まだまだ全然わかってないんです。
だから、これからもっと、サッカーを見ないといけないですし、
ただ見るのではなく、考えながら、行動しながら見ないといけません。
僕が、その教材として選んだのがFC東京。
ここの激しい波の中に身を投じて、荒波にもまれながらサッカーを知る。
私は、テレビで傍観してる時期は卒業しました。
東京にどっぷり漬かって、そこから学んでいっています。

城福さんのフットボール、
間違いなく、私のサッカー値をあげてくれる教材だと思います。
今野もそう思ったのでしょうね。だから東京に残留した。
これまで以上に、サッカーを細かく見る上で
城福さんは最良の先生になってくれる気がしています。

城福さんの言う「ボールが動く」。
気持ちのいい動きと、見ていてもつまらない動きがあるんでしょうね。
城福さんは、前者を目指すはずです。

文章が上手な作者が書いた作品は、
なにげない日常を切り取ったものであっても、気持ち良く面白い。
今年の東京は、そういうサッカーを目指しているのだと思います。

期待して見ていようと思っています。

マサト

東京のキングナンバー11

2008年02月22日 | ビッグクラブへの道
カボレの入団が決まり、ようやくホッとしているところですが、
てっきり11番だと思っていました。9番なんですね。
ルーカスが来た時も、11番背負うのかと思っていたら9番でした。

ルーカスは、万能型な選手でしたから、
アマラオの後継者と言う感じではなかったですよね。
カボレは、伝え聞くところによれば、本格ストライカー。
それなら、2代目キングになることを
期待してもいいんじゃないかと思っていました。

ただし、ブラジルでは9番はストライカー、
11番はウイングと言うイメージがあるので、
カボレは9番をこそ、自分の背番号だと思ってるのかもしれません。
日本のキング・カズも11番ですが、
ブラジルではウイングやっていたんですよね。
それで愛着のある11番を、日本に戻ってもつけていたのでしょうけど、
日本ではキングに祭り上げられてしまった。
本来、本格ストライカーじゃなかったのに。

日本のキングは11番。
東京のキングも11番。
そこに日本の特殊性があります。

古今東西、エースナンバーと言えば10番ですが、
エースに7番を背負わせるチームがあります。
マンチェスターユナイテッドです。

ボビー・チャールトン、ジョージ・ベスト、
カントナ、デビット・ベッカム、そして現在のC・ロナウド。

技術だけでなく、
カリスマ性、アイドル性、悪ガキぶり、パパラッチの標的、
などなどスーパースターたる所以を必ず備えている選手ばかりです。

ベッカムからC・ロナウドへの7番の継承は見事でした。
衰えの見え始めたベッカムを、レアル・マドリーに高額で放出、
まだ若く、技術もしっかりしていて、
なによりベッカム以上のルックスを持つC・ロナウドに
栄光の7番を背負わせました。
今後10年、人気と実力でチームを引っ張り、
チームの象徴となってくれる事を期待しての大抜擢です。

一方で、サポーターを納得させるだけの選手でなければいけません。
これは、例えて言うならば、
ローリング・ストーンズの新ギタリストを選ぶくらい神経を使う仕事です。
それを見事に成し遂げたのですから、
マンチェスターユナイテッドの仕事は、見事と言うほかありません。
これがビッグクラブです。

それならば、ユナイテッドの7番ほどの重みはまだなくとも、
東京の11番を、同じような伝統にしていってもいいんです。

東京に10年以上在籍させること。
クラブの象徴になりうる選手であること。
そして、チームを勝利に導く選手であること。
それがキング・オブ・トーキョウです。

FC東京は、キングナンバー11を背負う選手を
社運を賭けて発掘すべきなんです。青田買いしても構わないんです。
今すぐに!とは言いません。
味スタを満員にして、ビッグクラブとして君臨しようと思うのなら、
将来的に「キングナンバー継承制」は
考えておくべきです。

トキオ

原さん死すとも攻撃サッカーは死なず

2008年02月20日 | ビッグクラブへの道
いや、お元気に生きておられますけど(笑)。

昨年の不振を全部原さんに押し付けてるだけでは
クラブとしての進歩がまったくありません。
ですので、昨年までの原さんのサッカーを振り返ってみたいと思います。

以前の雑誌記事を切り抜き、ファイルしてあるのですが、
Numberの記事を改めて読みかえしますと、
原さん、いい監督だったなぁ、やっぱり。と思います。
03年の記事です。

03年と言えば、
セカンドステージ第12節で2位に浮上、優勝の目が出てきたところで
アウェーガンバ大阪戦で、怒涛の攻撃をしたのにもかかわらず、
ガンバGK松代がスーパーセーブを連発、
0対1で負けてしまって優勝も逃す…そんなシーズンでした。
松代?マツダイ?マツシロ?いえ、マツヨと読みます(笑)。
鬼人の如きスーパーセーブは、
当時東京サポーターの胸に「マツヨ」の読み方とともに
苦い、そして優勝の夢を一瞬で見られた甘い記憶とともに
刻まれたのでした。
よもや、お忘れじゃないでしょうね。

03年と言えばレアルマドリーと戦ったシーズンでもあります。
つづく04年、ナビスコ優勝へと続く、伏線となったシーズンでもありました。
03年の優勝争い、銀河系軍団との戦いなくして、
翌年の初タイトルはありませんでした。

原さんの東京は、この03年と04年がもっとも強く、
もっとも楽しく、夢にあふれていたように思います。
とにかくわかりやすい。
03年前期、失点はリーグ最小、得点もリーグ最少。
その反省から後期は得点がリーグ最高、だったと記憶する。
だがそのぶん失点も増えるという(笑)。

とにかく、相手がどこだろうが、自分たちのサッカーを変えない。
3バックが主流の当時、頑なに4-2-3-1。
強豪と呼ばれるチームが、東京のサイドをケアするために、
自らのスタイルを捨て、4バックにしてくる様は、
見ていて気持ち良かった。
どんなに順位が上でも、実績があっても、
東京が相手の時はリアクションサッカーをしてくる、
せざるを得ない。この優越感は、気分が良かった。
当時のジュビロがカウンター狙いしてくるなんて、
それだけでワクワクしていた。負けたけど(笑)。

原さんは、なんだかんだ言ってカリスマなんだと思う。
「ガンガンいくよ」って、監督の言葉としてはよくわからん(笑)。
もっとこう、具体的に説明して欲しいんですけど…とは思いつつ、
そのヒラメキがハマれば強い。その分余計に面白い。
カウンターサッカーして、それで勝っても面白い?
ジュビロに負けても、僕らの口から、そんな負け惜しみが出るくらいの
「攻撃サッカー」って色が、確かにあの頃の東京にはあった。

一番のヒラメキは石川じゃないでしょうか?
マリノスでくすぶってた石川に、
「ウチに来れば、すぐに出しちゃうよ~」と誘い、
本当に来ちゃう石川と、本当に出しちゃう原さん。
石川のデビューとなった、駒沢でのナビスコ清水戦は
今でも僕の、ベストマッチのひとつです。

自由奔放で破天荒なサッカーは、
04年ナビスコ決勝で、ジャーンが退場になって10人になっても、
戸田を下げずに前から「ガンガンいく」サッカーを維持したことで、
優勝と言う実を結んだ。
もし戸田を下げていれば、
対峙する山田にサイドを制圧され、
延長に突入することなく終わっていたかもしれない。
最後まで「ガンガンいく」ことで、東京の色は
PK戦まで褪せることがなかった。

誰が168cmの藤山をセンターバックに据えるか。
高校生だった梶山とチャンを同時に使うか。
特別指定選手で来てる大学生徳永を、
日本代表加地のかわりに試合に出すか。
そういう原さんのヒラメキは、そのまま東京の面白さだった。
昨シーズン、初戦にルーキー吉本を抜擢したが、
このヒラメキは凶と出た。
以後出始めて消えることのなかった原さんの迷いがふっきれることは
ついに最後までなかったように思う。
03年04年と光り輝いた東京の色は、
再び輝きを取り戻すには至らなかった。
ただのにぶい青赤でしかなかった。

温故知新。古きをたずねて新しきを知る。
と言っても、そんなに昔じゃないですね(笑)。
と言うことは、
たかが2,3年前が昔と言われてしまうほど、
東京は猛スピードで進歩している、と言うことです。
自分たちの進歩を信じましょう。

トキオ

FC東京の地域貢献~「ゆとり」教育について

2008年02月17日 | ビッグクラブへの道
気になる新聞記事がありましたので、急遽発言しておこうと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080217-00000913-san-soci
FC東京のサポーターが作るブログとしては異例かもしれませんが、
見過ごせない問題であると言うことと、
「地域に貢献する」のがクラブチームの役割と捉えると、
まったく無関係ではありませんので、
あえて「教育問題」にFC東京として踏み込んでみたいと思います。

ニュースのリンクから訪れた方も、
もしよろしければ最後まで読んでいただけると幸いです。

我々は当ブログで、ホームゲームの開幕イベントに、
スタジアム近辺の小学校合同で合唱団を作って歌ってもらうことを
提案しました。
開幕戦スペシャルゲストは今年どうなる!?(検証編)(提案編)(補足編)
そこで、自らのことを、「現在の教育問題に憂う人間の一人」と称しましたので、
この問題に目を逸らすわけにはいかないだろうと思います。

所謂「ゆとり教育」については、常々問題視していました。
新聞報道やテレビを見る限り、近年見られる学力低下は
この「ゆとり教育」に原因があるのだと
「なんとな~く」思っていましたし、
30年ぶりに増えると言う授業時間増のは手放しで賛成でした。

ですが、この記事によれば、
「『ゆとり』には、地域社会と大人が土日は時間のゆとりを持って子供たちと過ごし、子供を鍛えてほしいという意味も込めていた」とあります。
また
「教育の目的は不測の事態への適応力をつけるための訓練。高めるには知識などの学力が3割、意欲や思考力などが7割-が心理学の定説だ。前回の改定は、学力訓練に注力しすぎた教育をただすためだった」とあります。

30年前と言えば、「受験戦争」と言う言葉があり、
入試のための勉強をただひたすら詰め込まれる子供たちの姿が問題になっていて、
大学の入学式に、母親と一緒に行く大学生等も多く、
どこかアンバランスな青年が生まれる原因ではないか?と言われていました。
そこで対策案として登場したのが「ゆとり」です。

「ゆとり」がダメだったから、また「詰め込み」に逆戻りでは
本末転倒もいいとこです。

それならば、授業時間は増やしつつ、
今回の反省を糧に、地域社会の貢献を、FC東京を通じてやればいいんです。
我々が提案した「ゆるねば合唱団」もそう。
スタジアムとその周辺のゴミ拾い等のボランティア活動。
そのために、子供たちを「鍛える」オトナは東京サポーターがやります。
我々サポーターも、チームを応援するだけでなく、
そういう活動に従事すれば、自ずと今より、責任感が芽生えるでしょう。
いいことづくめです。

FC東京は、ただ金を儲ければいいだけの企業ではありません。
地域に貢献し、地域の活性化を目標に掲げるクラブです。
地域のスポーツクラブは、ただ勝つことをだけ目指しているのではなく、
調布が、府中が、そして東京全域が、
しあわせな街になることを目指しているのです。
サポーターも同じ気持ちでいます。
少なくとも僕はそうです。

以前ここに記した言葉をもう一度言います。
僕たちは、子供がキラキラした表情を見せてくれるのが見たい。
そういう地域は、強いんです。
そこにあるクラブもまた、強いはずです。

トキオ

ホームゲームイベントは今年どうなる!?(提案編)

2008年02月11日 | ビッグクラブへの道
味スタで行われるFC東京のサッカーは「参加型エンターテイメント」である。
攻撃的サポーター、つまり積極的に行動を起こせる、または
起こす意思のあるサポーターを増やしたい。

この2点を踏まえて、味スタ満員を目指していきたいと
城福さんより先に「味スタ満員」を目標に掲げた我々は思っています。

昨年8月、当ブログを立ち上げたばかりの頃に書いた記事でも書きましたが
http://blog.goo.ne.jp/tokyo-a-bonbers/d/20070828
現在のさいスタには、「好きな選手がいなくても観戦を続ける」という人が
9割近くいるのだと言う事。そして、
「スタジアムの雰囲気が良い」(52.1%)
「サポーターが魅力」(40.6%)、
「サポーターを大切にしている」(35.6%)
なぜレッズが好きか?の問いに、そう答えてる人が大半だと言う事。

クラブとサポーターとの関係の理想形を、
レッズは成し遂げつつあると言うことです。
くやしいことですが。

一朝一夕に、欧州型クラブにはなれませんから、
まずはレッズをお手本に、そして近々追い抜いてやりましょう。

昨シーズン、他のクラブを全て見たわけではありませんが、
スタジアムイベントで「いいな」と思ったのが、甲府の、
「夏休みの子供たちに、ゲートフラッグを作ってもらう」でした。

これだとまず、お金はあんまりかかりません。
そして、今日の試合に「積極的に関わる」という体験を
子供たちにしてもらうことが出来ます。
ゲーフラを掲げるルール、例えば、後の人に迷惑にならないように、
ゴール後や、ユルネバのとき、選手紹介の時に掲げる、等の
スタジアムマナーも覚えることになりますし、
なにより、ゲーフラを作っているときに感じるドキドキと不安、
もしかしたらテレビに写るかも…選手が見てくれるかも…
というようなことを感じてもらえます。
これで東京が試合に勝ったりしたら、
自分のおかげで勝った?と思う子が出てくるかもしれません。
こうなれば、未来のサポーターひとりゲット!です。

これの発展形で、オトナにも何か作ってもらう企画もいいかもしれません。
例えばオリジナルメッシュキャップ。
何も書いてないメッシュキャップは、卸値で20円くらいです。
そこにオリジナルデザインを参加者にしてもらう。
講師は、ソシオの中にいるのではないでしょうか?
センスのいいデザインの仕事をしてる人は、
東京と言う土地柄を考えれば、一人や二人ではないでしょう。
ソシオの中からあたってみたらいいのです。

なんなら、デザインセンスがある(はずの)石川に講師をしてもらう。
これなら、僕も必ず参加します♪

…とまぁ、ひとつ提案してみましたが、
参加型の企画は、みんなで考えればまだまだあるはずですよ。
開門からキックオフまでの約2時間、
楽しく有効に使えたら楽しいし、また来たい!
と思ってもらえるのではないでしょうか。

トキオ

ホームゲームイベントは今年どうなる!?(検証編)

2008年02月10日 | ビッグクラブへの道
ネドベド騒ぎで更新が遅れましたが、
ホームゲームイベントについて、今日は『検証編』です。

なりふり構わぬ「プレゼントばらまき作戦」で、
1試合平均1194人前年より増えたわけですが、
僕はこの作戦、失敗だったと感じています。

観客減のあった06シーズンの反省から、
観客増が至上命令だったのでしょう。
確かに、1194人増えました。
ですが、中味のない1194人を集めた感があります。

味スタ満員は、約4万5千人。多いと言えばそうですが、
世界有数の大都市「東京」と言う冠が着くクラブチームの目標としては、
難しい数字ではないはずなのです。
現場の社員の方々は、あと2万を難しい数字と捉えてるかもしれませんが
それだけの潜在需要を抱えているのが東京ですし、
FC東京の理念と理想は、それだけの価値があると、
自信を持って観客増に努めていただきたいと思います。
自信を持ってください。
その意識改革は、いますべきです。

たった2万人なのです、あと2万しか入らないんです、味スタは。
じゃあ、その2万人は、質にもこだわりたい。
本当に、東京のために応援出来る人、そういう人たちに来て欲しいんです。
ただボサーっと、目の前で行われてるサッカーを眺めてるだけで、
「いいプレーが見れたらいいなぁ~」くらいの人はいりません。
このチームのために何かをしよう、そういう積極的な気持ちを
前面に押し出せる人をこそ、味スタには呼びたいんです。

ここでは、そういう人たちを「攻撃的サポーター」と名付けます。

サッカーはエンターテイメントです。
ですがそれは、参加型のエンターテイメントであって、
傍観型エンターテイメントではないんです。
少なくとも、味スタでのサッカーはそうです。
お金を払って、目の前で繰り広げられる勝負に、
積極的に関われる、または関わりたいと、そう思ってる人が集まる場所、
それが我がホームスタジアム、味スタです。

昨年の、プレゼントばらまき作戦は失敗です。
「あそこに行けば何かもらえるから」
そういう姿勢は持った人が、あと2万人来たところで、
カンプノゥやオールドトラッフォードの雰囲気には程遠いでしょう。
さいたまスタジアムの雰囲気にもならないかもしれません。
味スタに行けば何か得をする、ではなく、
自分から何かをスタジアムに置いてくる、そういう気持ちの2万人が欲しい。

僕は、TOMASグランドフェスタの、スポンサー名入りマフラーは
もらいませんでした。僕には必要ないんです。
出来れば、自分で編んだ青赤マフラーをしていきたいくらいです。
想いを込めて一編み一編み作ったマフラーで戦いたい。
そういう気持ちがあります。

実際に、一度だけそういうマフラーをしている人を見かけたことがあるんです。
おばあちゃんに連れられた小さな女の子でしたが、
きっと、おばあちゃんかお母さんが編んでくれたのでしょうね。
シンプルな、青赤のしましまマフラーは、
どんなマフラーよりも貴重です。僕は嬉しかったですし、
サポーターの姿勢を教えられた気持ちでした。

そういう小さな戦士の純粋な気持ちを、
プレゼントばらまき作戦は踏みにじったのです。

クラブ関係者のみなさま、もし読んでおられたら、
昨年とは意識を変えてください。
あと「たった」2万人、
一緒に頑張って、「攻撃的サポーター」を集めましょう。

トキオ

ホームゲームイベントは今年どうなる!?

2008年02月07日 | ビッグクラブへの道
今年のFC東京は、「味スタ満員」をひとつの目標に掲げています。
開幕イベントについて、我々は検証・提案してきましたが、
次は「ホームゲームイベント」について検証したいと思います。
クラブとしての目標を「味スタ満員」としたのですから、
今年もいろいろやってくれるのでしょう。

いま、ウチの机の前には、
クラブから送られてきた「戦績表およびご来場者数」の資料がはってあります。
これによると…

■もしもしホットラインの日

■イングランドDay

■TOMASグランドフェスタ

■株主Day

■トヨタ(東京地区トヨタ販売店)Day

この5つが、一昨年はなかったホームゲームイベントでした。

スタンドを青赤に染めたり(もしもしホットラインの日)
アンケートに答えた人にはスポンサー名入りマフラーがもらえたり
(TOMASグランドフェスタ)
FC東京のカーサインがもらえたり(トヨタ(東京地区トヨタ販売店)Day)と、
なかなか楽しいイベントでした。

すっかり恒例になったブラジルDay、テディベアDay、
ファイアーワークスナイト(花火)・浴衣Day・モルツDay、のほかに、
これだけのイベントがあったのですから、
昨年はいつにも増して、イベントの多かったシーズンだったと言えるでしょう。

スポンサーが、来場者に何かをくれる、と言うのが昨年の特徴です。
味スタへ行くと、帰りにはおみやげで荷物が増えている日が多かった印象です。

この背景には、一昨年の来場者減があります。
これに危機感を覚えたクラブが、会社をあげて奔走した結果が、
この「スポンサープレゼントばらまき作戦」だったのでしょう。
おかげで、1試合平均来場者数は、1194人一昨年より上回りました。

この「1194人」と言う数字をどう捉えるのか?
成績不振という事実がありながら、
一応の伸びを示したのだから成功とも言えます。
それだけ努力したのに、たったの1194人だった、とも言えます。

一方で、一昨年からの傾向である、我々ソシオ(年間チケット所有者)への
「招待券配布」が、昨年は3回あったでしょうか、以前より増えています。
以前は1年に1回だったように記憶しています。
それはつまり、クラブの「焦り」を物語っています。

味スタ満員を目指すのならば、
昨年の平均入場者数25290人に、約2万人上乗せしなくてはいけません。
1年の伸びが1千人なら、満員までに20年かかります。
ワンチョペ、福西と言う、集客能力の高い選手を新規加入させての
1千人増…なにかクラブの姿勢と考え方に失敗があったと言えるかもしれません。

このテーマ、明日につづきます。

トキオ




開幕戦スペシャルゲストは・・・?補足編

2008年02月05日 | ビッグクラブへの道
昨日書いた「ゆるねば合唱団」。
本当になんとか実現しないものか、と思っています。
実現に向けては、いろいろな困難を乗り越えないといけないかもしれません。
ですが、乗り越える努力をするだけの価値は絶対にあるはずです。
クラブ関係者の方々もそうですが、
これに目をとめた教員の方々も、
ご一考していただけると嬉しいです。

もし、「ゆるねば合唱団」が実現するようなら…
当然テレビの密着取材なんかも入るでしょうね(笑)。
MXテレビか、テレビ東京か、このさいだからNHKでもいいですよ♪
YOU'LL NEVER WALK ALONEなんて聞いたこともない、
サッカーなんて興味ない、FC東京は地元のチームだって知ってるけど、
でも弱いじゃん?とか言ってた子供たちに、熱心に教える音楽の先生たち。
ひとつの小学校ならいざ知らず、他校との合同で合唱する難しさ。
やっぱり無理だ!やめよう!なんて言い出す生徒、
それを説得する先生と友達、
ついに当日、味スタに集まった1000人の小学生、
感動のフィナーレに涙する子供たち…
なんて言う、感動のドキュメント番組になるでしょうね。いいでしょ?^^。

僕は、地元の子供たちが表情を輝かせるのが見たいんです。
子供がキラキラした顔をしていること、
それは地域の財産であり、
そういう場所は、国でも街でも強いです。
同様に、そこにあるクラブチームも強いはずです。

現在の教育問題を憂う人間のひとりとして、
子供たちには地域への貢献を、
なんらかの形でやってもらうべきだと思っています。
自分が住んでいる場所で何かをやって、
それが誰かの喜びになるという経験を、
学校がそういう機会を子供に与えてもいいと思うのです。
そういうキッカケをあげれば、子供たちはもっと、
この国生まれたこと、この場所に住んでいることを、好きになると思います。
ほんのちょっとかもしれませんが、今よりしあわせになれるんです。

地域のゴミひろい、でもいいんですが、
「いいこと」ではあっても「楽しく」はないですよね。
スタジアムで歌うこと、これは楽しいです。
味スタでユルネバ歌ったら、
これはゴール裏から参加した学校名は全部コールしてくれますよ。
するかな?(笑)、します!させます!^^
これは、子供たちにとっては、痛快な体験ですよね。

そんなことから、少年犯罪の減少や、地域の安全がはじまるような気がします。
それに、FC東京が関わりを持てたら、
それはリーグ優勝することよりも有意義かもしれません。

もう一度言います。
僕は、子供たちのキラキラした顔を見たいんです。
だから、やりましょうよ、ゆるねば合唱団。ね?

もし、これをお読みの教員の方がいらしゃいましたら、
そして、少しでも興味を持ってくださるなら、
僕あてにご一報くださいませ。

トキオ

開幕戦スペシャルゲストは・・・?後編

2008年02月04日 | ビッグクラブへの道
昨日は「検証編」。今日は「提案編」です。
クラブ関係者、目ん玉ひんむいて、じっくり読みやがれ♪

開幕戦スペシャルゲストによる開幕イベント、
これをやる意味は、
①スタジアムの雰囲気を盛り上げて、試合に勝つ。
②観客動員をのばす。
この2点だと思います。

①に関して、まずは目の前の試合に勝つ、そして、
勢いをつけてスタートダッシュを狙う。そのためには、
試合前に景気付けをやって、選手とサポーターの士気をあげ、
スタジアムの空気を熱くして、試合に勝ちやすくする、
または、相手にチームにプレッシャーをかける、
という意味合いがあると思います。

②に関して、ゲストを呼ぶことで、
新たな観客層の開拓をして、とにかくスタジアムに来てもらう。
サッカーって面白いな、東京っていいなと思わせられれば、
スタジアムへまた足を運んでくれるかもしれない。
それを狙ってるのでしょう。

あるネット上の掲示板によれば、開幕ゲストの出演料は「ただ」との事でした。
本当かどうかはわかりません。今後、どうなっていくかもわかりません。
もし、それが本当であるならば、
開幕ゲストはどうしても、本当の意味での大物は呼べないわけです。
例えば、SMAPが来るとか、ミック・ジャガーが来るとか。
大人数も厳しいでしょう。
開幕ゲストが何をするか?にもよりますが、
味スタのピッチで、たったひとりの(ちゅーとはんぱな)大物ゲストが、
数万人を相手にベンチ前で何かやっても、
よっぽどのことがない限り「ショボイ」わけです。残念ながら。

スカパラはホーム側2階席でライヴしましたが、
ここ数年、ピッチのタッチライン際でパフォーマンスするのが習慣になってます。
あの場所でのパフォーマンス、思い出されるのは、
ヴェルディホームの味スタで行われた、試合前ライヴです。
あれは東京ダービーの時だったか…
トミーフェブラリーだかがゲストだったはずだけど、あれは寒かったなぁ。
プロモーションのつもりだったのかなぁ、
ヴェルディサポーターは誰も盛り上がらないしさ、
だいたい、ゲストにホームチームを応援しようって気概が
まったく感じられなかった。それじゃしらけるよね。

「お金をかけない。」
「東京を盛り上げる。」
「しょぼくない。」
以上3点を踏まえて、我々からひとつの提案があります。

味スタ近辺の小学校合同で、小学生の合唱団を作る。
生徒さんの数は1000人。それより少ないのはダメです。
その1000人に、試合前、東京に関する歌、そうですね、
やっぱりYOU'LL NEVER WALK ALONEでしょうね、
を大合唱してもらう。
これを恒例にして、毎年違う生徒さんたち1000人に、
「ゆるねば合唱団」をやってもらう。

まず、出演料はただです。
そして、1000人の子供たちの歌声は、
(ちゅーとはんぱな)大物ゲストの、東京を応援する気のないパフォーマンスより
感動と、場内を熱くするだけのチカラを持っているはずです。
地元の小学生を巻き込むことで、
味スタの地元の子供たちを、学校単位でFC東京の地元だ!と言う
意識を持ってもらえます。
彼らに歌ってもらうことで、生徒さんたちだけでなく
学校の先生や父兄をも巻き込んで、東京を応援してくれる人が出てくるでしょう。

例えば、10校合同で、音楽の先生が集まり、
ユルネバ合唱アレンジを作るのもいいでしょう。
学校同士の横の繋がりも出来、地元に貢献するクラブという目標も
ひとつ達成出来ます。

もうひとつ。
歌ってくれる1000人の小学生には、3人まで招待券を配る。
我が子が味スタで歌うとなれば、ご両親は見たいでしょう。
おじいちゃんおばあちゃんも見たいでしょう。あれ?1枚足りませんね、
じゃあ、1枚くらいはチケットを買うか、となりますね(笑)。
1000人の出演者に3000人の招待客。
毎試合、それくらいの席の余裕は常にあるはずです。
無意味に只券をバラまくより、
父兄に、我が子を味スタのピッチに立たせてくれたクラブと言う恩を売るほうが、
今後の集客、地元への貢献、という点でも有意義です。

さらに、ユルネバという素晴らしい歌を広める意味もあります。
先生方が生徒に、英語の意味を教える、そういう機会も持てます。
そして、子供たちにそういう機会を与えていることが
メディアに乗れば、東京とはそういうクラブなのだということを、
日本中にアピールすることにもなるでしょう。


開幕戦のゲストを誰にするのか?
今年のゲストは、水面下で交渉がなされているでしょうね。
それならこの「ゆるねば合唱団」来年からやりましょう。
今から準備を進めれば、なんとかなるでしょう?

我ながらいいアイデアだと思っています。
折を見て、正式文書でクラブに提案しようと思っています。
フロントが、さも自分たちで考えたような顔をして、
これをやられるとイヤなので(笑)、
まずは当ブログで書いておこうと思います。

トキオ