2008年ホーム最終戦。本当に・・・よく勝ってくれました、東京。
難しい精神状態にあったと思います。
それを、残留争いの渦中にある必死な相手を向こうにまわし、
厳しいシーンも多々ありましたが、本当に・・・
よくぞ、この試合を勝ってくれました。
東京と、東京の選手たち、全てを誇りに思います。
昨日は、小平へ行って来ました。横断幕にメッセージを書くためです。
「優勝の可能性がゼロになるまで絶対にあきらめない。
悪あがきと往生際の悪さ、そういうあきらめない気持ちだけが、
フットボールの神様を微笑ませるのだと思う。
まずは人事を尽くし、残る天命さえもムービングしよう」
ってな事を書こうと思って行ったのだけど、さすが最終日、
書くスペースが残ってなかった(笑)。仕方ないので短縮版でお茶を濁す。
だが・・・小平を後にし、その数時間後にあってはならない報を聞く。
「ゼロになるまで」と思っていた、その瞬間が来てしまった。
僕たちの悪あがきが、鹿島の動きや勝負強さを封印すると思っていたが、
ここまでだったか・・・いやいやいや!!
でも、あぁ・・・、って何気持ちが折れてんだよっ!?
前節、大分が鹿島に破れた直後、大分のシャムスカ監督が
「これで目標をACL出場に変える」とかなんとか言ってて、
根性ねーなー、この監督はよー。と思ったのだけれど、
「あくまで優勝を狙う」としていたチームが、
試合前にその目標がが消えると言うダメージを受けると、
こうまで精神的にキツいのか、それがわかってて、
1週間前から切り替えさせたのか、と思ってしまった。
正解は、ない。
どちらがいいのか、それは結果が物語るだろう。いま論じることではない。
ただ、確かに、1日で目標をACLに切り替えるのは、
難しい仕事であるのは間違いない。
レッズの田中達也が、前節の試合前、「3連勝しかない」と言って、
その直後の試合を落としたら、グズグズと崩れて行ってしまった(ように見える)
それと同じように、優勝を目指してるがゆえに、
「優勝を語る資格がなくなった」次の瞬間、
膝にチカラが入らなくなる、そうあっても仕方ないとも思うのだ。
実際、僕は精神の膝のチカラが崩れた。ガクガクしてしまい、
どうしていいのかわからなくなった。
頭では理解している。言葉では「目の前の試合に勝つだけ」とも言える。
でも、まったくチカラが入らず、気持ちが不安定になってしまった。
だが、待て。
選手や監督も同じように、またはそれ以上、
ガックリ来てしまっていたとしよう。
それなら、サポーターが先に気持ちを折ってしまってはダメなのだ。
こんな時だからこそ、サポーターがいつも以上に声を出さなくては。
城福さんが、選手になんと言ってピッチに送り出すのか想像してみた。
「これだけのお客さんがスタジアムに来ている。
彼らはお前らの本当の強さが見たいんだ。
いま見せないで、いつ見せる。それを見せて来い!」
そんなことを言うでしょう。それなら、
優勝がなくなった今こそ、大きな声援で後押しするスタジアムにしなくては。
それをこそが、城福さんの言葉をサポートすることになるのだと。
そう思って、膝にグッとチカラを入れました。
それでも、本当に難しい試合を、よく勝ってくれました。
試合後、城福さんの挨拶で、「昨日の夕方、優勝を語る資格がなくなり・・・」
ここで涙が出ました。みんな、誰もその事を軽々しく口にしませんでした。
誰もが、その事をグッと飲み込んで、味スタに来ていました。
東京は、選手も監督もサポーターも、みんな素晴らしいです。
苦しい試合でしたが、それをモノに出来たのは、皆さんのチカラです。
本当に本当に、東京に関わる人すべて、誇りに感じています。
ACL出場権が得られる3位以内に入ることも、
優勝することと同じくらい難しいミッションです。
ですが、最後の瞬間まであきらめないこと、
それだけが、気まぐれな勝利の女神とフットボールの神様の、
運命を悪戯のように動かす指先を動かす唯一の方法だと思います。
「見ている人の心をも動かす」ムービングフットボール。
最後に、神の指さえも動かしたいと思っています。
マサト
難しい精神状態にあったと思います。
それを、残留争いの渦中にある必死な相手を向こうにまわし、
厳しいシーンも多々ありましたが、本当に・・・
よくぞ、この試合を勝ってくれました。
東京と、東京の選手たち、全てを誇りに思います。
昨日は、小平へ行って来ました。横断幕にメッセージを書くためです。
「優勝の可能性がゼロになるまで絶対にあきらめない。
悪あがきと往生際の悪さ、そういうあきらめない気持ちだけが、
フットボールの神様を微笑ませるのだと思う。
まずは人事を尽くし、残る天命さえもムービングしよう」
ってな事を書こうと思って行ったのだけど、さすが最終日、
書くスペースが残ってなかった(笑)。仕方ないので短縮版でお茶を濁す。
だが・・・小平を後にし、その数時間後にあってはならない報を聞く。
「ゼロになるまで」と思っていた、その瞬間が来てしまった。
僕たちの悪あがきが、鹿島の動きや勝負強さを封印すると思っていたが、
ここまでだったか・・・いやいやいや!!
でも、あぁ・・・、って何気持ちが折れてんだよっ!?
前節、大分が鹿島に破れた直後、大分のシャムスカ監督が
「これで目標をACL出場に変える」とかなんとか言ってて、
根性ねーなー、この監督はよー。と思ったのだけれど、
「あくまで優勝を狙う」としていたチームが、
試合前にその目標がが消えると言うダメージを受けると、
こうまで精神的にキツいのか、それがわかってて、
1週間前から切り替えさせたのか、と思ってしまった。
正解は、ない。
どちらがいいのか、それは結果が物語るだろう。いま論じることではない。
ただ、確かに、1日で目標をACLに切り替えるのは、
難しい仕事であるのは間違いない。
レッズの田中達也が、前節の試合前、「3連勝しかない」と言って、
その直後の試合を落としたら、グズグズと崩れて行ってしまった(ように見える)
それと同じように、優勝を目指してるがゆえに、
「優勝を語る資格がなくなった」次の瞬間、
膝にチカラが入らなくなる、そうあっても仕方ないとも思うのだ。
実際、僕は精神の膝のチカラが崩れた。ガクガクしてしまい、
どうしていいのかわからなくなった。
頭では理解している。言葉では「目の前の試合に勝つだけ」とも言える。
でも、まったくチカラが入らず、気持ちが不安定になってしまった。
だが、待て。
選手や監督も同じように、またはそれ以上、
ガックリ来てしまっていたとしよう。
それなら、サポーターが先に気持ちを折ってしまってはダメなのだ。
こんな時だからこそ、サポーターがいつも以上に声を出さなくては。
城福さんが、選手になんと言ってピッチに送り出すのか想像してみた。
「これだけのお客さんがスタジアムに来ている。
彼らはお前らの本当の強さが見たいんだ。
いま見せないで、いつ見せる。それを見せて来い!」
そんなことを言うでしょう。それなら、
優勝がなくなった今こそ、大きな声援で後押しするスタジアムにしなくては。
それをこそが、城福さんの言葉をサポートすることになるのだと。
そう思って、膝にグッとチカラを入れました。
それでも、本当に難しい試合を、よく勝ってくれました。
試合後、城福さんの挨拶で、「昨日の夕方、優勝を語る資格がなくなり・・・」
ここで涙が出ました。みんな、誰もその事を軽々しく口にしませんでした。
誰もが、その事をグッと飲み込んで、味スタに来ていました。
東京は、選手も監督もサポーターも、みんな素晴らしいです。
苦しい試合でしたが、それをモノに出来たのは、皆さんのチカラです。
本当に本当に、東京に関わる人すべて、誇りに感じています。
ACL出場権が得られる3位以内に入ることも、
優勝することと同じくらい難しいミッションです。
ですが、最後の瞬間まであきらめないこと、
それだけが、気まぐれな勝利の女神とフットボールの神様の、
運命を悪戯のように動かす指先を動かす唯一の方法だと思います。
「見ている人の心をも動かす」ムービングフットボール。
最後に、神の指さえも動かしたいと思っています。
マサト