味スタ満員化計画

FC東京ービッグクラブへの道

TOKYO DREAM 2011~世界一になりたい①

2009年02月09日 | TOKYO DREAM 2011
「夢」を語るんだ~!と風呂敷を広げたのにもかかわらず、
小平で練習ははじまるし、小平で初練習試合はあるし、
小平で小平で・・・とにかくアタマもカラダも忙しい!嬉しい悲鳴♪かな。

最初の夢は、やっぱりいちばん大きな風呂敷を広げてしまいます。
「世界一になりたい」
この年齢で、恥ずかしげもなく「世界一」と言う言葉を出せるのは
しあわせだと思います。普通は言えない。
でも、サッカーを通してなら、その実現は困難でも、不可能ではない。
そう思います。

クラブワールドカップで優勝したいんです。
日本代表がワールドカップで優勝することより、現実的に近道だと思います。
まず、アジア王者として、CWCに出場、
アジア代表として3つ勝ち続ければ世界一。
簡単ではないけれど、不可能ではありません。

準優勝ではダメです、1位と2位、または3位との間には
幾多の強豪クラブが潜在的に隠れています。
ですから、1位にならないと、世界を驚かすことにはなりません。

昨年、一昨年と、日本のクラブがアジア代表としてCWCに出場、
世界3位と言う記録を残しました。立派なことです。
ですが歯がゆかったのは、ACミランと、マンチェスターユナイテッドと、
タイトルをかけて真剣勝負が出来た、
それだけで満足してるきらいがあることです。
よく見かける新聞の見出し「本気にさせた!」は、
そもそも日本のクラブを馬鹿にしています。
そして、多くの観客、視聴者は、「レベルが違う」そう考えているのも歯がゆい。

以前、海外のクラブがオフシーズンに日本を訪れ、
プレシーズンマッチをするのが流行しました。
2002年以降の日本人は、「スーパースター」に飢えていましたから、
シーズン前のコンディションがどうであれ、日本で見られるだけで満足、
そんな観客が多かったように思います。ですが日本人も馬鹿ではありません。
「真剣」でないサッカーが、ワールドカップほど面白くないことに気付くのには
さほど時間を必要とはしなかった、たったの3年くらいでした。
だからこそ、タイトルマッチの「真剣さ」を求めるようになったのは、
これは成長です。
外タレが日本でライヴをする、その演奏が真剣でなかったら文句を言える、
どれだけビッグネームでもトップコンディションじゃなかったら満足しない、
日本の観客はそこまでにはなったのだろうと思います。

ですが、実はまだまだ余力を残してるのではないかと思っています。
それは、対戦する日本のチームも、スタジアムを埋める日本人も、
本気で寝首をかいてやろうとは思っていない、だから本気の本気ではないんです。
ヨーロッパチャンピオンズリーグの名勝負、そんな風に言われるような試合、
どちらが勝ってもおかしくない試合だからこそ、全力を出せるのです。
はじめから、優勝と言う言葉を出すことにためらいがあるようなら、
いつまでたっても相手は真剣を抜いてこないでしょう。

2003年、FC東京がレアル・マドリーと対戦したとき、
東京サポーターの多くが、本気で勝とうと国立に集まりました。
多くの東京サポーターの頭の中には
具体的にどう戦うかもイメージされていたと思います。
ただ残念なのは、それが1万人強しかいなかったことです。
もしあのとき、そんなサポーターが5万人、7万人でマドリーを囲んでいたら、
少なくともベッカムの1点目はなかったのではないかと思っています。
観客のほとんどが、ベッカムのゴールを期待していたのですから。

日本のクラブが、2年連続でアジア王者になり、2年連続でCWCに出場した、
この事実は、日本人の意識が変わったことの証です。
短い期間で、これほどまでに急成長していることは、誇るべきことです。
ですから、本気で世界一を目指す、
そのようになることも時間の問題だろうとも思っています。

そのときのクラブは、FC東京であってほしいものです。
可能性はおおいにあります。

【つづく】


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