トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2020年5月28日 平家岳再訪(美濃平家岳経由)

2020-05-29 09:01:05 | ブログ

平家岳遠望(手前中央左)。右からぐるーと回り込んでいきます。左奥に銀杏峰、部子山方面、中央奥に荒島岳、右奥に経ケ岳。



シロヤシオに会えました。

登る幸せを感じさせてくれる最後の登り。

北アルプス遠望。アルプス左端が劔岳(中央左)

霊峰白山

福井県と岐阜県の県境にある平家岳へいってきました。平家岳にはKMCメンバーと九頭竜湖側から一度登つたことがあるのですが、その時の山の明るい雰囲気と展望の良さに感激した記憶があり機会があれば再訪したいとおもっていました。はじめは隣にある美濃平家岳だけ登りにいくつもりでしたが美濃平家岳から平家岳まで道のあることを知り、足を延ばすことにしました。シロヤシオのシーズンは終わっていましたがそれでも一部でその美しさを見ることができました。そしてなにより新緑の鮮やかさと顔をなでる爽やかな春風に心癒されました。登りの尾根の途中から平家岳を望んだ時は余りに遠くに感じて戦意喪気味になった時もありましたが、山が近づくにつれて期待の方が大きく膨らんできて平家岳まで行きつくことができました。頂上からの展望は福井平野方面と美濃方面の山がすべて見渡せ、個人的には奥美濃随一と言っても過言ではないと思います。過去に登った奥美濃の山々が眼前に広がり、反対側に目を転じれば、登山者に人気のある銀杏峰、荒島岳、経ケ岳、そして雪を冠つた白山は圧巻でした。白く輝く北アルプス連峰の左端には黒くピラミダルに聳える劔岳もくっくりと見えます。若き日に合宿でクライミング三昧した楽しき日々の記憶がよみがえってきてちょっぴり感傷的な気分になりました。平家岳は久しぶりに満足度100%の山旅でした。また再訪したいです。

コースタイム
登山口 5:13 美濃平家岳頂上 8:15 平家岳頂上 10:00 / 10:30 登山口 14:29
(休憩:3回 50分)
水: 3.5L持参し3.0L消費
食糧:アンパン1個、shots 1個、 OATSSNAK 1個、バナナ1本、飴4個、
   カントリーマーム1個
メモ:
・良く整備された巡視路の道で歩き易い。
・美濃平家岳は登山道から外れて高度差50mほどのブツシュ漕ぎ。頂上はブッシュ&樹林帯で腰を降ろす場もない。一応、プレートが樹にぶら下がっているが、なければどこが頂上はわからない。
・突然、すぐ近くで大物と思われる動物が走り去る大きな音に2回、ビックリさせられた。やはり常時、音が出続ける鈴などの携行が必要(熊スプレーは今回も持参した)。  
・コース中で体力を使うところは最初の急登(1時間)と美濃平家岳と平家岳の間の高度差200m以上のギャップの登降。





2020.5.15 天狗堂→サンヤリ→鈴ケ岳→御池岳周回(滋賀県)

2020-05-16 06:20:33 | ブログ

縦走中間地点付近(桜峠先)から歩いてきた稜線(スカイライン)を望む。左端最奥の三角形の山がスタート地点の天狗堂。

ロガー軌跡。

2週間ほど前、御池岳ボタンブチから日本コバ方面を眺めていた時、天狗堂から鈴ケ岳方面へ長く伸びている稜線が目がとまり、いつか、その稜線を歩いて御池岳まで周回縦走したいとおもった。その想いが頭から離れず、再び君ヶ畑町を訪れ、天狗堂から御池岳、T字尾根下降という魅力あふれるコースにミニチャレンジしてみました。

今日の天候はまずまず。明日から雨予報で空模様にもその影響は出てきているが直射日光を浴びないので助かりそうだと思いながら支度する。5:47分お決まりのスタート時間を記録する写真を撮ってスタート。天狗堂の登山口の位置は大体予想できているが定かでないので注意しながら来た道を少し戻ると、車で通過したときは分からなかったが、天狗堂と書かれた小さなプレートが道の脇に立っていた。6:04に登山開始。新緑の樹々の中に気持ちのよい小径が続く。岩が目立ち始めるとまもなく頂上が近いことを教えてくれる。頂上には7時9分に到着。天狗が一堂に会する場所と何かで紹介してあったが、そう言われてみれば、そんな雰囲気もある。少し離れたところに展望岩と名付けられた大きな岩があり、よじ登ってみると今日、目指す山々が眼前に展開していて、今から始まる縦走に気分が高揚してくる。少しの間、展望を楽しんでからサンヤリへ向けて出発。途中、鮮やかなピンク色のシャクナゲの花が咲き乱れていて、とても目を楽しませてくれた。サンヤリまでは昭文社の地図に破線ではあるが道がのっているので踏み跡は明瞭。途中、2か所にレスキューポイントの標識があった。サンヤリまでは順調だったが、ここから御池林道のミノガ峠まで何回も主尾根を外して迷った。余程、読図ができないとこのルートは迷うこと間違いなしだ。展望があまり効かない尾根道だが、唯一、844mピーク先の広々とした鞍部から琵琶湖方面に大きく開けた大展望には感激させられた。琵琶湖湖畔の独立峰である荒神山を中心に左右に広がる展望は一見の価値がある。時々、鹿の鳴き声や集団で移動するサル達の騒がしい声が近くから聞こえてくる。オコジョ?に似たような動物が突然現れ、こちらを時々見ながら樹を素早く登っていった。10時丁度にミノガ峠に到着。時間が遅ければここからエスケープする予定だったが、その必要はなくなった。ここから、本来なら林道を横切って尾根を進んでいけばよいはずだが、赤土むき出しの工事車両用と思われる道路が尾根をあちらこちらで分断している為、鈴ケ岳へのスタート点がさっぱりわからない。とりあえず峠から尾根を忠実に登って進んでみたが、すぐに曲がりくねつた道に分断されていて急傾斜で進めず、また振り出しにもどらされたりもした。林道を少し下ってみると鈴ケ岳方面に続く尾根方向に入っていく大型車両が通れるほどの道があり、そちらへしばらく進むとようやく鈴ケ岳、御池岳と書かれた標識が現れて一安心。ここから普通の登山道となり鈴ケ岳からくる主尾根の桜峠に10時59分に到着。この峠に立つと見慣れた三重県側の景色が目に飛び込んできた。ここから頂上までの疎林歩きは心地よいものだったが4時間近く何も食べていないのが影響し始めてきたせいか、ペースがかなり落ちてしまった。しかし、岩カガミの群生やコバイケイソウの群生地のようなところがあり目を楽しませてくれた。鈴ケ岳頂上直下には数か所、石垣があったが昔は小屋でもあつたのだろうか、鈴ケ岳頂上に11時35分に到着。ここで15分ほどしっかりと食事をとてから鈴北岳へ向けて出発。たらふく食べて、よたよたと下り始めてすぐに下の方で黒い大きな何かが樹の後ろで動くのが見えた。熊スプレーに手を伸ばしながら進むと、黒ずくめの山には似合わないプロレスラーのような体格をした若者が体を揺さぶりながら登ってきた。ここで今日、初めて人に会った。頂上でおにぎり、バナナ、いなりずしなどなど、一気に詰め込んでしまったせいか、鈴北岳への登りで少々、気分がおかしくなったりしたが、12時17分、鈴北岳頂上に到着。ここからの展望は超一級ものだ。更にここから御池岳頂上近くまでの広々としたカレンフェルト帯と湿原帯は御池岳登山のハイライトだろう。スケールは有名地よりはるかに小さいが、それでも天上の楽園の雰囲気がここにはある。その湿地帯をぐるりとまわりこみながら進むと、カレンフェルトの石が乱立する縦走最後のピーク、御池岳頂上に着いた。この頂上は私にはなんとなく居心地が良くないので頂上の写真だけとってすぐにボタンブチへへと向かう。ボタンブチを通過するころには、ますます風が強くなってきた。とてものんびりと景色を楽しむ気にはなれず、下降ルートのT字尾根を観察しながらボタンブチを通過。T字尾根の頭と思われる付近まできて下降点を探すが頭からは直接にはおりられそうもない。周辺を見回すと少し離れたところにプレートが見えたので、そこまで進んでみるとそこにはT字尾根、御池林道と書かれていた。自分の持つ、30年以上も前の昭文社の地図ではT字尾根のルートは記載されていなかったので下降点がうまく見つかるかどうか気になっていたが、今では標識があるほどの一般ルートなのだろう。これで後は下るのみだ。T字尾根は最初の下りは急な斜面だが、少し下ると尾根の形を呈してきて赤テープもしっかりついているので迷うことはない。しかし下り一辺倒との予想は裏切られ”また登るのか”と再三、口走るほどアップダウンが何度もあった。今朝、最初に登った天狗堂が目の前に大きく迫ってきたころ、下方に林道が見えてきて嬉しくなる。13時34分に林道に降り立ち、周回縦走が無事に終わった。

・行動時間:約9時間、 距離:21.17Km
・コースタイム 
御池岳登山口駐車場: 5:47  天狗堂登山口: 6:04 天狗堂:7:09
サンヤリ:7:49  ミノガ峠:10:00 桜峠 10:59  鈴ケ岳:11:35
御池岳:12:49  T字尾根下降点: 13:17  御池林道:14:34
駐車場:14:45

・食した物: 赤飯おにぎり1個、いなりずし2個、バナナ1本、チョコ2個、
・水: 3.5L持参し2Lを消費


ハサミでマイクロシムをナノシムに超簡単変更 

2020-05-03 14:33:55 | ブログ
日記は登山関係以外は基本的に非公開ですが、他の方の参考になるとおもい、以下の記事を公開します。但し、あくまでも自己責任で。

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新しいスマホ(といっても中古です)を入手したが、古いスマホのsimカードが新しいスマホに入らない。古いスマホはMicro-Simで、新しいスマホはNano-Simのみ対応の為。

サイズ変更には税込みで総額約4000円かかる。Simカッターなるツールは1000円程度で手にはいるようだがネットで調べてみると失敗の報告が多いし、カット後のやすりかけによるサイズ微調整もマストのようで、こんな代物で果たして大丈夫かなと思ってしまった。そこで自分は大胆?にもハサミでカットしてみることにした。これが大正解一発回答という感じ。僅か5分程度のカッティング作業でサイズ変更が完了した。

電子回路になじみの無い人のは、Simを自分の手作業でカットすることに自信が持てないかもしれないが、simカードの構造を理解すれば何も恐れることはない。ので、カットは躊躇なく大胆におこなった。必要な面積はMicro-simの写真の左から縦方向3セクションだけ。右端のセクションは不要。故にSim同士の左下コーナーを合わせて右側と上側のはみだし部分をチョン切るだけのこと(nano-simは相方のスマホから借用。借用できるナノシムが無い場合は片方向は3番目の端子と4番目の端子の境をカット。もう片方はネットで寸法を確認してカット)。右上を三角形にカットする時も、単に方向合わせの意味しかないので、おおよその感じでカット。縦横を小さく切りすぎるとsimトレーとの間でガタが出て接触が不安定になる可能性があるので、それだけは注意した。しかし、もしそうなってしまっても裏面に薄いテープを貼ってsimがズレ動かないようにするなど工夫をすれば解決できるはず。なお、ナイフではバリが出る可能性が高いのでハサミのほうがベター。100円ショップの新品のハサミで気持ちよくカットできた。

左 micro-sim, 右 Nano-sim

カット品