トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2021.8.30 梅ヶ島温泉から七面山ピストン

2021-08-31 12:00:12 | 日記

安部川流域の山々。 左方三角ピークは十枚山か。

以前に仲間と安部川最奥部の山伏に登りましたが、それ以来の安部川流域の山です。今回は更に奥の梅ヶ島温泉から八紘嶺を経由して七面山をピストンする計画で出かけました。昭文社のコースタイムでは12時間強かかります。恐らく、私のペースでは日没との競争になりそうですが、1年前にY君と縦走した笊ヶ岳方面から南アルプスの景色が望めるようなので出かけました。

梅ヶ島温泉の無料の駐車場に車を止め、林道を少し歩いてから、八紘嶺登山口を6時頃にスタート。道は整備されていて歩きやすい。樹林帯の中を10分も歩くと、全身から汗が噴き出してきて、登る時期を間違ったと思った。3.5Lの水で果たしてたりるのだろうかと不安にもなる。
1時間位で林道途中にある本来の登山口に到着。ここにも立派な登山届ポストがありました。本来ならここまで車で来れるが、今は林道途中の崩壊で閉鎖されていて、ここまで余分な登り降りが強いられる。ここから高度を稼ぐとようやく鬱蒼とした樹林帯から明るい雰囲気の尾根状歩きにかわり8時40分に八紘嶺の頂上に到着した。頂上には山伏方面と七面山方面を示す山の雰囲気合うマッチする標識が建っていた。ここからいよいよ期待と不安の七面山への縦走が始まる。一夫踏み出すと踏み跡程度で今までとは全く歩きやすさが違うので気を引き締める。アップダウンも想像したより大きくていくつもある。残念ながら視界は無いのでただ黙々と歩くことになる。1時間ほど歩くと倒木の海とでも表現できるような倒木帯に到着。今までは楽しい樹林帯歩きだったと思うが、2019年の台風以降は、ここをどのように通過するかが体力キープの為の核心部だ。ルートとりが複雑で気がめいるようだ。最初はまだ元気なので正面突破を試みたが結局はギブアップして大きく迂回をさせられた。しかし迂回も楽ではない。何度も倒木をくぐったり、跨いだりしてと倒木帯をクリヤーしたときはバテバテになっしまった。暑さのせいも多分にあるだろうが。ここを通過すれば七面山はすぐだろうと思っていたが、なかなかつかない。喜望峰付近で反対側から来た単独の人にあった。ここから七面山先の敬慎院に引き返すといっていた。私も反対側の信仰の道から一度来てみたい気がする。彼がわざわざ七面山の先のここまで来た理由は唯一、南アルプス方面を望める場所だからだろ。簡単な言葉を交わしてから別れた。まだかまだかと焦り?始めた時、樹林帯の中に明るい広場が先方に見えた、頂上の雰囲気を感じた時はうれしかった。11時40分頃に頂上着。こじんまりとした広場には山梨100名山などの標識と青銅色の立派な方位盤が設置されていた。1時間くらい昼寝をしたいくらいバテていたが、あの倒木帯を再び通貨しなければならないと思うとのんびりしておれない。少しの休憩ですぐ戻ることにする。帰り、忠実に尾根についている赤テープをたどったら行きの苦労の半分ほどで済んだにも拘わらず、なぜだか帰りは来る時より時間がかかってしまい(大きく迷うところ1回あったり)、八紘嶺に戻った時は16:00頃になってしまった。八紘嶺についた時はいつのまにか周囲にはガスがたちこめ、最後の楽しみにしていた安部川流域の山々の展望は皆無だった。枝葉について水滴が時々、風でしぶきになって顔にかかるような天候になってきたが、雨でも降らないかなーと思っていたくらい暑さに参っていたので、むしろ気持ちがよい。人っ子一人いないガスに包まれた静かな頂上でゆっくりしたいところだったが、明るいうちに登山口に戻りたいので、短時間の休憩で頂上を後にした。17時40分頃、登山口に到着。実にせわしい登山でした。

コースタイム
登山口5:58 八紘嶺 8:26  希望峰 11:19  七面山 11:48
三角点 13:44  八紘嶺 15:36  八紘の頭 15:52 登山口 17:34


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倒木帯の通過ログ。 いかに右往左往していたかわかっちゃいます。


2021.8.11 富士見台から南沢山へMTB利用して周回縦走

2021-08-12 06:42:21 | 日記


久し振りのブログです。恵那山の近くにある富士見台高原付近の歩きに出かけました。以前に所属する山の会でふるさと村自然園から横川岳まで往復したことがありましたが、横川岳頂上から見た富士見台方面に広がる大草原とその中に続いている気持ちよさそうなトレールが目に焼き付いて、いつかは歩いてみたいと思っていました。今回は園原インターを出て神坂神社に向かい、そこから富士見台高原、横川岳、南沢山のトレッキングを楽しんで、ふるさと村自然園に下り、そこからマウンテンバイクで神坂神社まで戻るという計画を立てました。コースタイムは三坂神社から登山口まで6時間55分。ここから、ふるさと村自然園入り口のMTBデポ地まで10分歩いて大休止の後、神坂神社まで12.4KmをMTBで走ります。ただし、この間、MTBを押して登らなければならないであろう距離が数キロあり、2時間から3時間はかかると推定して総計、約9時間の行動を予定しました。今回は9月に知人と予定している北アルプス3日間の旅に向けて痛めた腰の状態を確認する意味合いもありました。

神坂神社を6:20出発

歩きやすい道が続きます

途中で写真で右からの沢からのルートと合流

大川入山(右)と蛇峠山

恵那山が見えてきました。

萬岳荘が見えてきました。

ここまで車で来れることを知って唖然。規模も大きくてファミリー登山にお勧めの場所です。
ここから稜線まですぐなので星を見に来る人が多いようです。

稜線近くからの萬岳荘方面

萬岳荘近くにある神坂小屋。水洗設備も整っている。もうどこへいっても昔の山小屋の面影はないですね。

少し高度を稼ぐと4年前に登った南アの黒法師岳が見えてきました。なつかしいです。

正面の黒い山は網掛山です。いつかは昼神温泉とセットでのんびりと登りたい。

神坂山とそのバックに南アルプス

南アルプス中央部から深南部。左端側に池口岳、黒法師が見えます。

稜線に出ると中津川市方面の展望が飛びこんでくる。鈴鹿、伊吹山から奥美濃の山々まで見渡せます。

正面は笠置山です。左奥に伊吹山

富士見台高原のピークが見えてきました。神坂山経由の予定だったのですが途中でルートミスに気付いた。

富士見台高原到着です。

南木曽岳の後ろに槍、穂高連峰がみえてますが写真ではちょっとわからないかも。左に御岳、乗鞍

南アルプスはほぼ全山がくっきりと見えました。

中央アルプスがどっしりと眼前に聳えます。

ここから目的だつた横川岳までの草原歩きが始まります。

所々に池塘があります。


来た方向を振り返る

湯舟沢岳を通過

横川岳が近づいてきました。





横川岳に到着、一息入れます。


南沢山の広場に到着です。ここからは一気に登山口まで下ります。

歩いてきた山並みを途中で振り返る。

登山口に到着しました。ここの駐車場は有料ですが多くの車が止まっていました。10分も歩くと無料の駐車場があります。

自転車のデポ地に着きました。この横が車の無料駐車場です。


下山後はMTBで園原ICからすぐ先の広場にMTBだけをデポし、古道東山道をメインに1時間以上歩いて神坂神社に戻りました。暑さがかなりこたえ、途中で見つけた滝に飛び込んだり、東山道の古道の日陰で休んだりして戻りましたが楽しいかったです。家に帰ってからログを確認したら園原IC近くまで予定した道ではなく遠回りしたことに気がつくというドジリようでした。


<コメントなど>
・トレッキングには最高の所です。小生が住む下界は最高温度34度の予報でしたが、ここは午前中のせいもあって快適そのものでした。
・萬岳荘は稜線近くにあり子供を自然に親しませるにはよいところです。孫をつれてきたいと思いました。
・縦走中は快適でしたがMTBでのロードは暑くてかなりまいりました。東山道という古道は少し歩きましたが体力不足で十分に楽しむことができず残念。ここだけも来る価値ありと思いました。
・水は3L持参しましたが、所々で補給できます。萬岳荘手前付近の数か所と湯舟沢岳、富士見台の途中の沢で可能。随時補給するのであれば1L容器1個でOKと思いますが。
・心配していた翌日の腰の痛みは軽いものでしたが左下肢のしびれ感が気になり、当分、連続2日以上の登山は自重予定。

<コースタイム>
駐車場出発: 6:12
まんがく荘:7:41
富士見台高原: 8:09
湯舟沢岳: 8:45
横川岳: 9:05
南沢山: 9:28
ふるさと村自然公園登山口: 10:31   (縦走時間:4時間19分)

自転車デポ地スタート:11時ころか?
神坂神社: 13:20

<備考>
水 2Lを消費。 食した物:塩飴2個、キャラメル1粒、ブドウ糖1粒、メロンパン1個。 出発時のザック重量 約8kg