トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2018年6月19日 北八ヶ岳天狗岳

2018-06-21 17:00:29 | ブログ

東天狗岳からの赤岳(左)と阿弥陀岳

梅雨の合間の1日の晴れ予報で早速、山登りに出かけました。行先は北八ヶ岳の天狗岳。八ヶ岳はメルヘンチックな雰囲気の山ですのでカップルが初夏から秋のシーズン中はやたらと目立ち敬遠していたのですが、つい忘れてしまってました。登っている最中に平日というのに多くのカップに出会い、改めて若い人に人気のフィールドであることを再認識させられました。しかし、たまにはメルヘンチックな山もいいものです。コースは渋の湯から黒百合平を経由して東天狗岳、西天狗岳、唐沢鉱泉を通り渋の湯へ戻るという周回コースをとりました。8時
少し前に渋の湯旅館の上にある登山口をスタート。気持ちの良い新緑の森林帯をぐいぐい登ります。途中2回休憩し、黒百合平へは2時間弱で到着。黒百合平は広々とした楽園で幕営もできるのでもう一度コースを変えてきてみたいところです。ここから実に歩き難い急な岩場を登りきると眼前に天狗岳が大きな姿を現す。すぐ近くに感じるが、ここから少し我慢の登りが続き黒百合平から約1時間30分で東天狗の頂上に到着です。頂上からの遮るものがなにもない大展望がとてもすばらしい。小諸市方面の平野から浅間山、数年前に縦走した今では谷川岳を凌ぐほど事故が多い危険な山、妙義山などもよくみえます。反対に目を転じれば、南八ヶ岳の主峰、赤岳をはじめ、阿弥陀岳などの男性的なピークに目を引き付けられる。十分に展望を楽しんだあと、二等三角点のある西天狗岳へ向かう。ここから西天狗は遠く感じるが、ほんの一投足の距離。頂上は広く、冬でもテントが快適に張れそうなところなので積雪期にもを来てみたいと思った。ここからも見る景色も角度が変わってとても新鮮だが、特にスケールの大きい火山活動の跡の異様な風景はなんとも言えない。西天狗岳は居心地の良い所で、いつまでものんびりしてみたかったが渋の湯の温泉が日帰り客は15時までで終了なのでゆっくりできない。写真を一気に取りまくった後、すぐに渋の湯へと向かった。途中にある第二展望台というところから冬の烈風クライミングで苦労した大同心の上部を見つけて感無量。ここからすぐに着くと思っていた第一展望台までは意外と長く感じた。しばらくして八方台へ続く道と分かれ渋の湯へ新緑の森を楽しみながら下った。

登山口 7:52   黒百合山荘 9:45    東天狗岳 11:10  西天狗岳 11:29   
第二展望台  12:04   唐沢鉱泉 13:37   渋の湯 14:40  (途中、絶景ポイントが多く休憩回数多い) 

<参考:渋の湯の駐車について>
普通、どこにでもある無料駐車場(シーズン中は別)が渋の湯にはありませんでした。公衆トイレががあり、その横にかなり広い駐車場があるのですが、入口、出口にトラロープが張られていて、今回は渋の湯温泉の旅館に1000円払って、トラロープ入口を開けてもらい、そこに止めました。ほかにも多くの駐車スペースがあるのですが駐車できそうな場所にはロープ張りや、三角ポールが並べられていたり、タイヤが置かれていたりして駐車できないようになっています。少なくとも渋の湯が登山基地として重宝されるようになるにはこの点を考える必要がありそうです。実際、この日も山では多くのパーティーに会ったのですが、ここでの駐車は2台のみ。事情を知っている人は、その下にある登山口か、唐沢鉱泉に駐車するとおもいます。日帰り温泉入浴料は1000円です。風情がありますが、設備が余りにも乏しくて初めてここを利用した私はかなり戸惑いました。


写真、後日掲載   

2018年6月12日 大平山ー鳩吹山ー継鹿尾山周遊

2018-06-12 16:31:23 | ブログ

大平山へ登る途中から木曽川が綺麗に見える

同じく大平山へ登る途中から名古屋駅のタワー群がよく見える

本日の周遊トラック。

体力の低下を少しでも緩やかにする為に週1回(火曜日の日帰りが主)の登山を実践することを心がけています。今日は天気予報によると好天でなかったはずだが、起床してカーテンを開けると陽が射していて雨が降る様子が全くない。慌ててどこかの山に出かけようと準備を始めたが時間的に遅くなってしまったので、自宅から30分程度で登山口まで行ける犬山市と可児市にまたがる鳩吹山山域に行きました。鳩吹山だけなら1時間もかからずに登れますが、それでは少々面白くないので一番長く歩けるコースを自分なりに考えた結果、寂光院近くの不老の滝を起点として大平山へ登り、そこから鳩吹山まで縦走し、鳩吹山で折り返して西山(鳩吹山山域の最高峰)を経由して継鹿尾山まで歩いて駐車場まで戻ることにした。その結果、歩行距離11.5km、累計高度+側 972m、歩行時間、約5時間が記録され、それなりに充実した歩きができました。しかし、低山の為、暑くてたまらず、今の時期から当分、快適にはほど遠いです。
コースタイム: 
   不老の滝 - 鳩吹山 1時間50分 
   鳩吹山-西山-石原登山口-継鹿尾山-不老の滝 3時間強(短い休憩含む)
参考:ザック重量:10kg弱。 水 1.75Lで不足

2018年6月5日 十枚山

2018-06-07 06:46:56 | ブログ


姿をみせた富士山。今年は圧倒的に雪が少なく5月の富士山スキーをあきらめた。

熊と思われる爪痕

静岡県と山梨県の県境にある十枚山へOさん、Mさんと登ってきました。初級者向けの山でした。アカヤシオのシーズンは終わっていましたが、新緑が目に映え、気持ちのリフレッシュができました。コースは直接尾根ルートを登りに取り、下りは沢コースにとりました。よく整備された尾根を淡々と登ります。登りの2/3は森林帯の中で変化がなく薄暗いですが、2/3を過ぎると植生が変わって、明るい雰囲気の登高になり自然と気持が弾んできます。淡々と登り3時間弱で広々とした十枚山の頂上に着きました(Mさんの体調が思わしくなく標準コースタイムの倍近い時間がかかりました。Oさんは山頂で1時間位待ったようです)。好天なら頂上からは素晴らしい展望が広がるはずですが、今日は曇り空の為、期待した南アルプスの山々ははっきりと見えませんでした。雄大な富士山も雲がかかっていましたが半分ほど姿をあらわしていましたのでとりあえず満足。ここ2年ほどで登った南アルプス深南部の黒法師岳、大無間山、池口岳?も確認できました。下に目を転じれば三保の松原のアーチ状の湾も確認することができました。Oさんを待たせすぎてしまったのでMさんには申し訳なかったが昼食時間はとらず、10分ほどの休憩で下山を開始。途中、十枚峠からの下山口を通過して二等三角点のある下十枚山を1時間ほどで往復してきました。下十枚山は十枚山より少し標高が高いが頂上が狭く、かつブッシュや樹に囲まれているのでほとんど展望はありません(わずかに富士山が見える)。十枚峠の下山口に戻り沢コースを下る。沢コースはまだ登山シーズン前なので整備されておらず、下り口に自己責任でこのコースを使うように注意書きのプレートが置いてあった。しかし実際に下ってみると、途中通過した3つの沢の付近が少し荒れていた程度で特に問題になる箇所はありませんでした。峠から約1時間30分で車の所に到着。下山後、梅ヶ島温泉への途中にある温泉郷の大野木屋(民宿旅館)さんで汗を流しましたが、一泊良いしたくなるような雰囲気の良いところでした。

コースターム:十枚山までの登り:3時間弱、峠から登山口までの下り: 約1時間30分
注意点: 熊の生息地で樹に爪痕が尾根付近は多くある。ヌタバもあるので十分な注意が必要。
水:下りは沢の水が飲めるので1Lも持参すれば十分


2018年6月2日 大笠山

2018-06-06 19:48:07 | ブログ

大笠山(コース中間付近)


頂上から笈ヶ岳、白山方面

五箇山IC経由で大笠山へいってきました。当初はブナオ峠に車を置いて大門山から大笠山まで往復縦走する予定でしたが5月エンドまで閉鎖のはずのブナオ峠までの林道ゲートがまだ閉鎖されたままだった為、急遽、予定を変更して大笠山だけの登山になりました。しかし、大笠山だけの往復でバテてしまったので無理をしなくて済んでよかった。

6時ちょうどに登山口をスタート。まずは早速急な鎖場から開始。登山開始早々に始まる岩場につけられた連続する急な梯子は噂とは大違いで危険な感じは全くない(下りもすべて前向きで降りれるくらいスリルは無し)。しかし急な登りが続き、加えて気温も高くて、すぐに足が重くなってきた。縦走しなくて良かったとつくづく思った。途中、4組の中高年パーティーを抜いて、まだまだいけるわいと思っていたら20歳台と思われる若者にあっさり抜かれて40%体力ダウンはいかんともしがたい(私の年齢の場合、20才代の体力から40%ダウンしているとある本に書いてあった)。登山道にはまだ雪が所々のこっており、履いてきた軽登山靴ではキックステップしても底が柔らかくてとても登り辛かった。中間点少し前から2年前に十数時間かけて日帰りした笈ヶ岳がすぐそばに見えてきて何ともなつかしい気分にさせられる。その向こうには白山周辺の山々がまだ雪をしっかりまとって美しく輝いている。しばらくアップダウンが続いたあと、旧避難小屋跡の広々とした雪田に出た(その時は旧避難小屋跡とは気がつかなかったが)。雪が豊富に残っているここは見晴らしもよく広々としていて幕営には最高とおもう。そこから頂上への最後の登りが続く。頂上200m手前で苦しい登りが終わり、当初の予定だった大門山、奈良岳方面からくる縦走路と合流した。更に少し進むと新しい避難小屋が現れ、そこからほんの一投足で待望の頂上に到着した。頂上周辺からは360度のすばらしい展望が待っていた。北アルプスは薄曇りの為にみえなかったが、白山周辺の山々をはじめ、人形山、猿ヶ馬場、籾糠山など山座同定に忙しい。頂上は日光を遮る場所が全くないので暑く、休憩を15分程度で切り上げ、早々に下山にとりかかった。 

コースタイム 登り 4時間5分 下り 3時間弱 (ガイドブックのタイムの約80%)
注意点: 登山ガイド本には旧避難小屋の所に水マークがあるが、これだけ雪が残っていても
     雪融けの湧き水は無かったので当てにしない方が良い。
その他: 水を2.5L用意したが全て飲み干した。 


 

百々ヶ峰ハイク

2018-06-06 17:26:29 | ブログ

百々ヶ峰の頂上広場のベンチで休憩

よく整備されたハイキングの道

4か月振りにハジ(ワイフ)さんと低山ハイクに出かけました。行先は岐阜市民の山である百々ヶ峰です。ハジは2回目(1回目は縦走)ですが私は今回が始めて。いつも地元の小牧山頂上から眺めてはいたのですが、なかなか訪れる機会がありませんでした。今回は晴天の空を見て、急な思いつきで行くことになりました。コースはいろいろありますが車を利用した為、元に戻れる周遊コースにしました。この山はコース整備も行き届き、森林浴がしっかり楽しめるので、自分が地元に住んでいたら毎日でも散歩で登りたくなるような手頃な山ですが、歩行時間が短く、自宅からはアクセスに時間がかかる(車が混雑)ので気軽に出かけれないのが残念です。
  コースタイム 登り 三田洞神仏温泉上から頂上まで1時間10分
         下り(権現山経由) 約1時間