トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2020.3.26 滋賀県三国岳から烏帽子岳周回(迷いに迷いました)

2020-03-26 15:40:39 | ブログ

広々とした烏帽子岳の頂上

明日のクラブの定例山行が雨予報の為に中止になったので急遽、好天の本日どこかへいくことにした。コースは手頃な滋賀県の時山キャンプ場から烏帽子岳に登り三国岳経由でキャンプ場に戻る周回とした。キャンプ場らしきところの入り口付近の川沿いに車を停め7時15分にスタート。橋を渡ってキャンプ場にある登山口を探すがよくわからない。戻って川沿いに歩いていくと、また橋があり渡ったところに三国岳の標識があった。途中で烏帽子岳の道も出てくるだろうと推測して7時25分に標識の地点をスタート。しかし沢沿いにかなり進んでも分岐らしきところが出てこない。地図で確認しなおすと、やはりキャンプ場入り口すぐ脇にある坂道が登山口への道とわかり一旦戻りかけた。しかし途中で面倒になり結局、三国岳経由で周回することに変更した(この変更が後で想定外の時間ロスと体力を消耗するをことになった)。下部の沢沿いの道では何度も渡渉を繰り返した。立派な橋のある巡視路もあるので、誘い込まれないようにしないといけない(下ばかり見て歩いていると間違いなく誘い込まれる)。渡渉のたびに地図でポイント確認をした。赤テープがしっかりあるので”ダイラ”と書かれた黄色のテープ地点までは迷うことはなかったが、この辺りから地図で見落とし易い谷が多くなり、読図に自信が持てなくなってきた。この状況下で、しばらく赤テープを頼りにが谷を進んだら国土地理院の破線からかなり外れてしまった。このテープ群は何かほかの目的でつけられたものだと勝手に決めつけて谷分岐点まで下り直し、改めて破線のある谷の方にコースを変更した。しかしこちらは登れど登れど全くトレースも赤テープがなかったので、破線ルートはすでに廃道と化していたようだ。そう思った時には元の所に戻る気力もなくなっていたので強引に突き進むことする。途中、小滝が現れ、右岸に苦労して高巻くも谷に降りれそうなポイントもなく、滝を突破する覚悟で再び引き返す。しかし滝の突破はスリップの可能性があり、ヘルメットもないので落ちたら大事故になる。結局、慎重に左岸を少し高巻したら簡単に滝の上に出られた。そのまま、現在地に自信が持てない不安な気持ちで谷をつめると、ようやく稜線に抜けれる斜面となり、9時50分に登山道のある稜線にぬけでることができた。ここから三国岳へ向かうつもりが815mの三角点に向かってしまいまたまたタイムロス。三国岳へは10時16分に到着。せいぜい2時間コースと思っていたが、なんと3時間もかかってしまった。途中、写真撮影の為のとまることはあったが、基本的にノンストップだったのでかなり足にきた。頂上で20分ほど休憩して賞味期限がとっくに切れたOATSNACKをかじる。相変らずまずいが大量に購入してしまったので仕方がない。水は2L持ってきたので、ついついガブ飲みしてしまった。今日は最高の天気で展望がすこぶる良い。まずはそのうちに行ってみたいと思っている藤原、御池、鈴ケ岳周回3山が大きく目の前に展開している。遠くは御岳、乗鞍、穂高連峰を始め薬師、立山方面まで望めた。白山山系の山々も大きくキラキラ光って堂々としたものだ。比叡山?もかすんではいるが望めた。琵琶湖奥の武奈ヶ岳にはほんの僅かだが残雪が確認できた。10時40分に三国岳を出発し烏帽子岳に向かう。遠くに見えるがアルプスと違い1つづつの山が小さいのでそれほど距離は無い。地図で確認すると直線で3Kmほどなので約1時間30分を予定する。一旦、元来た道を戻り、烏帽子への稜線方向に下る。烏帽子方面の道は、はじめは急傾斜のリッジ状で注意が必要。そこを過ぎると稜線はシャクナゲの合間を縫うような道が続き、アップダウンも多いので稜線漫歩気分を味わうことはできない。大分、足にきた11時51分、やっと烏帽子岳頂上に到着した。必死にあるいて三国岳から1時間10分。ここには何もないので、念のために2分ほど先に進んだら標高は少し低くなるが立派な頂上の標柱と三角点があった。ここからの展望は養老山脈の山々と、この歳になるまでまったく気づくことのなかった青々とした大きな湖(帰宅後に中里ダム湖であることを確認)が印象的だった。12時10分に頂上を後にする。齢をとると下りが登りより遅くなるというが、最近、実感しつつある。飛び跳ねるように駆け降った頃が懐かしい。よたよたと下り、13時11分に車の所にもどった。あー疲れた!



コースタイム:
車 7:15 - 三国岳登山口 7:25 ー 稜線 9:50 - 
815m三角点 9:55 - 三国岳頂上 10:16(10:40)- 
烏帽子頂上:11:51(12:10)- 烏帽子登山口 13:09 - 車 13:11

参考:
周回は烏帽子岳からなら道迷いはまずおきないと思います。
山ヒルの多いところですが、まだ会いませんでした。
足腰の弱い人には転倒しやすいコースです。(烏帽子岳往復なら問題なし)
追記:後日、”名古屋周辺の山”という本でルートを確認したら、”ダイラ”付近から完全に正規コースを外れていたことがわかりました。815mピークから五僧峠方面へ下る途中のコルに向かわなけらばならないところを全く反対の815mピークと三国岳の間のコルに向かってしまいました。

迷走のログ軌跡。最初に間違ったとおもった谷を詰めるのが新しいルートかな?



2020.3.21 大牧谷川-納古山ー小牧谷川林道周回

2020-03-21 16:56:41 | ブログ
ここ3週間ほど遊びに来ていた次女の孫とのお遊びに忙しかったので久しぶりの山歩きです。体がなまっているので、前から気になっていた納古山の塩の道が手頃だろうとおもい、行ってみることにした。7時半ころに家を出て、石の博物館の隣にある道の駅に9時過ぎに到着。準備を始めて登山靴を忘れたことに気づきガックリ。凹凸が完全になくなったボロ運動靴で9時10分頃に道の駅をスタートした。林道入口まで来てみると真新しい登山コースの案内板が設置されており、その案内板によると近くの下麻生グランドが駐車場として使用できるらしい。林道に入ると今日の暑さから解放されて涼しい。ここは先回の小牧谷川林道よりコンディションが良く4WDでなくても登山口まで入れると感じた。駐車する場所も所々にあって、登山口まで入って往復するだけなら納古山頂上への最短コースになると思う。11時15分頃に林道終点の登山口に到着。ここから樹々の繁った斜面を黙々とのぼり最後に比較的長いトラバースをすると上麻生の木和谷からくるメインルートにあっけなく合流した。予想外の短さに拍子抜けだ。塩の道の名残のような雰囲気も期待してきたのだが、極めて普通の道でこちらも期待外れ。メインコースと合流してからは久しぶりの好天と休日で多くの人に出会った。4歳の子が両親に連れられて登っているほほえましい場面にも出会った。いつもは平日に登山をするので出会うのはシニアの方がほとんどだが、今日は若い人の方が多く、雰囲気が華やかで自然と気分が浮かれてくる。合流してからは意外に頂上まで長く感じた。11時頃にハアハアと喘ぎながら頂上に到着。頂上はカラフルな登山服の若者であふれていて、誰もが昼食の準備や最中でとても賑やかだつた。今日も展望は抜群で長く頂上にいたかったのだが、比較的広い頂上でも今日だけは居場所がないほどなので写真を数枚とっただけですぐにコースから少し離れた小牧谷川へ向かう途中の休憩地へ向かった。この休憩場所は展望に優れた穴場で人も来ることがないのでのんびりできる。そういえば、納古山では今までメインコース以外の場所で人に出会ったことがない。今日の大牧谷コースには真新しく詳細にコースが書かれた案内板があるし、途中には”登山者が多いので注意”とかかれた猟をする人向けのプレートもあるのだが。20分ほど休憩して2か月ほど前に往復で使った小牧谷林道へのコースで下山を開始。このルートは納古口方面に下るコースの途中から分かれるのだが、そこには立ち入らないようにテープが張ってあるので登山道として公ではないのだろう。他のコースと違って顕著なアップダウンもあり、とても迷いやすい。先回も数回迷ったが、今回も先回と異なる場所で数回迷って小刻みに修正を繰り返し、最後は予定と違う尾根を下ってしまって小牧谷林道のかなり上部に降り立った。里山は木々で視界がきかないので特に広い斜面を下っていくときは、間違った尾根に入り込みやすく注意が必要だ。下山コース上では所々で色鮮やかな山つつじが咲き始めていて目を楽しませてくれた。もうじき納古山にあの春爛漫を思わせるアカヤシオの季節がくる。13時20分に小牧谷林道に降り立つ。ここから道の駅まで5km位か。里ではいろいろな花が咲き始めていて、道の駅までの最後ののんびり山里歩きはなんとも平和な気持ちだった。それにしても凹凸の無くなった運動靴はあきれるくらいによく滑ったなー(笑)。

コースタイム:
道の駅スタート:9:11 林道入り口の案内板:9:36 林道終点の登山口:10:14
木和谷コースと合流:10:26 納古頂上:10:58 休憩場所:11:04
小牧谷林道登山口:12:55  小牧谷林道入り口: 13:20 道の駅:14:00 


林道入り口にあった案内板

今日のロガー軌跡

<写真、後日掲載>