技術のおっさん

長野県で開催された

クラシックカーイベントの動画を

観ておりました｡

気になった一台

古めかしい救急車｡

「日産キャラバン」という貨物車を

救急車風に仕上げた物｡

以前なら

こき使われた挙句朽ち果てていった

貨物車が愛好家の熱意で

大切にされるようになりました｡

この救急車は

’70年代に放映されていた某TVドラマに

ちょい役で出てくるモノを模してます｡

マニア受けする「コスプレ」仕様｡

近年は

子供の頃に憧れた物のレプリカを

作ってしまう方が増えてます｡

3Dプリンタとか特殊な工具の低価格化や

ネットで素材の加工方法が説明されてたり

いろいろと工作しやすい環境が

整ってきた様子｡

工作の過程を撮影した動画がYouTubeに

数多くアップ中｡

失敗したり出来上がりが不出来で

やり直したりと苦労が多そうですが

こういう技術のある人になりたいです｡

メカとは縁遠かった中年が自作に

チャレンジしてる例もあるので

まだ大丈夫かなぁ…と思ったり｡

これは人それぞれの価値観ですけど

コレクターズアイテムや限定品など

お金さえあれば買える品を

いちいち自慢する方々がおります｡

興味があるモノなら楽しめるかも

しれませんが

特に興味が無いとなんでそんなモノで

マウント取ってくるのかしらん?

…って感じ｡

しかしながら

その人が丹精こめて作ったものは

普段は見過ごしていても

見応えがあります｡

最初の救急車ですが

今度トミーからミニカーとして

発売が決まりました｡

はっきりとはわかりませんけど

この愛好家が所有してる車両を採寸し

各関係に許可を取り完成した模様です｡

こうなると愛好家冥利につきます｡

誰かに認められたいからではなく

楽しそうな人生を送りたいので

今からでも技術を手にしたいものです｡