お尻がかゆくない娘

調剤薬局の待合室。

「私、お尻なんてかゆくありません！」突如声が響く。

今時の半分透けてる感じのワンピースを身に纏い、髪は肩までセミロング

…といった塩梅の20代会社員風女子がカウンターに立っている。

（イメージ）

「ですから、お尻はかゆくないです‼」

ベテラン女性薬剤師と一体どんなやり取りをしているのか？

後ろ姿なので表情は伺えない。

この調剤薬局はさして広くないので

私の1.5mくらい先に、話題のお尻が目の高さにある。

会話を耳にしているとつい目が行きがちになってしまう。

しかしながら、この行為は破廉恥ちっくと自制しそそくさと目を伏せる。

悪気は無くともこのご時世

「女性の尻をじっと見る」も何かの犯罪になりかねる行為かもしれない。

大急ぎでスマホの画面を見つめる。

「いえ、手が荒れてしまってえ…」

を最後に20代会社員は声をひそめてしまい以後会話は聞き取れず。

大分おかんむりだった彼女を薬剤師は無事なだめたらしく

最後は「じゃあどうも♡」って感じで帰っていったようです。

さすがベテラン。

とはいえ、なんだったんでしょうねえ？

「お尻のかゆみ止め」を大量に渡されたのですかねえ？

かゆくなかったら機嫌も損ねますわな。

ポルシェを買う人買える人

最寄り駅からとぼとぼ徒歩で帰宅。

途中、信号の無い交差点の横断歩道に差し掛かる。

いつも私はクルマが近づいて来ようと

「歩行者優先。轢死上等」等と呟き、マイペースで渡る。

まあ大抵のクルマは止まります。そりゃそうだね。

しかしながら、今回は様子が違う。どう考えても止まれる速度では無い。

本能が働き逃げる。間一髪で事故を免れた。

とはいえ、敗北感が残る。

立去ったクルマはポルシェパナメーラ。

（イメージ）

ドイツ製の高級高性能車。

新車価格は安いので約1300万円。フルオプションだと3000万円を超える。

こんなクルマを購入し維持管理できる人が、なぜモラルなき運転をするのか？

このご時世、金を持つには既存のモラル等ぶっ飛ばさないといけないのか？

コンプライアンスぎりぎりのところ攻めていかないと

ポルシェは買えないとみた。

常識に捉われない生き方が羨ましい。そういった知恵と度胸と勇気が欲しい。

ただ、ポルシェのあいつ他人を巻き込んだ事故だけはしてくれるな

…って思う。

女子大生とおじさんの会話

女子大生のバイトさんと2人で仕事をすることに。

中年男としては何のハラスメントにもならないように神経を使う。

親と同居なのでちょっとした言動もチェックの対象になりかねない。

空回りしている事を認識しつつ努めて明るく爽やかに指示を出す。

とはいえ、ただ単に作業指示出しおぢさんでは感じ悪そうだから

少しばかり場を和ませようと意を決して雑談に挑む。

以前、日記でも触れた「女子大喫煙所問題」

果たして女子大における喫煙所有無はどうなっているのか

さりげなく尋ねてみる。

「女子大に喫煙所が無いってほんと？」

（イメージ）

彼女は困惑した表情。

しまった！やっちまったか俺…

「まだ、あんまり学校へ行ってないから…」

そーだそーですよね。コロナで大学行けてないんでしたよね。

聞けばリモートとレポート提出の日々らしい。

「授業が始まったら確認してみますね…」

ややさびしそうな表情。

場を和ませるどころか

嫌な事を思い出させた上に変に気を遣わせるという結果に。

（イメージ）

しかしながら、若い人と雑談をするのも難しくなってしまったのね。

う～ん、老いるShock！

（↑何のことやら…）

暴れん坊将軍「江戸壊滅の危機」

実弟がコレクションのCDやDVDを整理しているらしく

がさごそやっている。

そんな彼が私の元にやって来て「これは観ておいたほうがいい」

と珍しくすすめてくれた作品。

暴れん坊将軍9 　第19話

「江戸壊滅の危機・すい星激突の恐怖」

市販のではなく自分で録画したディスク。こんなのも録画してんだなあ。

「かなり頓智気な話だから気に入ると思うよ」

そこまで推されれば観るしかない。

ストーリーを簡単にすると

お江戸に巨大隕石が落下してくる噂で起こる騒動の話。

時代劇ではあまりないCGも登場。

一体どうなるのか？将軍は何をするのか？…一応ネタバレ回避。

しかしながら、時代劇は丁寧かつお金を掛けた作品ですね。

エキストラもかつら被って和服着て。建物も全部セット作ってるし。

今のテレビドラマ（映画も）はほぼタイアップ無しではいられない。

エキストラ等希望者集めてノーギャラだもんね。

舞うような殺陣を観ていると見事としか言いようがない。

こういう文化が継承しないのは残念です。

とはいえ、若い頃は時代劇は観なかった。

ゴールデンタイムに幾つも時代劇放映してたのにね。

年寄りの娯楽だと思ってました。

今楽しく視聴できるようになり、歳食ったわけです。

ペヤング焼きそば「アップルパイ味」

ペヤング焼きそば「アップルパイテイスト」

20歳前後の頃、初めて「アメリカンホームメイドアップルパイ」

なるものを食べた。

それまでは不二家とヤマザキとマクドナルドのしか食べた事がなくて。

びっくりしました。薄いパイ生地にりんごがごろごろ入ってて。

それだけでも爆裂甘いのに更にホイップクリームをかけちゃったりして。

もうカルチャーショック。

やっぱり戦勝国は違うなあ…感心しきり。

そんな思い出の味をペヤングが焼きそばで再現してくれました。

「かやく」が乾燥りんごしか入ってない。これは本気だ。

お湯を注ぐとほのかに甘い香りが漂う。

3分後、湯切りし付属のソースをかける。

袋を破いた瞬間からシナモンテイストの香りが鼻を直撃。

完全にアップルパイが完成した様子。

恐る恐る食べてみる。

完全にアップルパイ味の焼きそば。

これまるか食品の役員とか食べたのかなあ？誰だ？ハンコ押したヤツは？

今回は本当にギブ。

最後は醤油をぶっかけて何とか完食。

醤油って偉大。