塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り とりそば太田で塩

2009-04-25 17:18:56 | 拉麺_09
 新幹線のぞみで岡山へ、レンタカーで県の東の外れでひと仕事。
再び岡山市内に戻り宿の部屋に荷物を放り投げて、夕闇の帳がそろ
りと降りる前に、向かった先は麺処。岡山に来たなら以前から伺い
たかった「元祖とりそば太田」である。
 岡山のご当地拉麺は、ほとんどが薄味の醤油スープであるが、探
せば塩拉麺を提供しているところもある。こちらの店は以前から塩
がメニューにあり、地元でも評判とのこと。
 早速、暖簾をくぐり、「塩鶏そば」650円を注文。麺以外にもサ
イドメニューが多い。中でも目を引きつけたのが「鯖寿司」210円
と「鶏むすび」150円で、特に鯖寿司は拉麺店では初めて見た。ど
ちらも頂いてみると、ほんのりとした酢飯にトロリとした鯖が旨い。
鶏むすびもなかなかおつな味で良かった。
 そして、注目の一杯が登場。名前のとおり鶏の風味が立ち上り、こ
れは期待どおり。平打ちのちぢれ細麺とスープの相性も良いし、キャ
ベツの千切りもユニーク。旨い一杯だった。

元祖とりそば太田
岡山市表町1-7-24  086-236-0310
11:00~20:00 無休
メニュー 鯖寿司 鶏むすび とりそば太田 HP

築地市場で喰い道楽 やじ満で浅利

2009-04-25 06:48:03 | 築地市場で喰い道楽
 春気分を味わうなら、山里へ遠出して山菜や木の芽の採取が良い
なー。近ごろは中途半端な山里だと“無断入山禁止”だとか“山菜
・ 木の芽、採るべからず“といった立て看板が設置されており、ア
ウトドアー派にとっては、ずいぶん肩身の狭い思いをしなくてはな
らない。
 さあ、都会の春気分といえば、築地場内の「やじ満」で「浅利拉
麺」を頂くこと。まあ、浅利は春だけの季語ではないものの、水温
む潮干狩りを楽しむ頃になると、それはイコール春となるのだろう。
 早速、やじ満の暖簾をくぐり奥のカウンターへ。ここだと厨房の
作業が良く見える。さて、器から湯気を立てて浅利拉麺が運ばれて
きた。本日の浅利、身も大振りだ。「愛知産です」と接客スタッフ
から声がかかった。
 ここは、スープよりも先に貝殻をむんずと掴み、おもむろに口に
運び上あごで削ぐように殻から身を剥がす。口の中に転がる浅利は
弾力があり、豊潤なおつゆが弾けだしてくる。
 この一瞬、ひねもす春うららの気分が漂い、まるで磯辺で戯れて
いるよう。ハッと我に返り、絡みつく細麺と格闘しながら食べ終え
た。まったりとした築地場内・やじ満でのひとときである。
 さて、本日はこれから仕事で吉備の国・岡山へGO、GO。

街を巡る 再び馬車道辺り 横浜指路教会

2009-04-25 03:27:04 | 街巡り_09
 国道16号沿いにチャーチの建物が見えたので進んでみた。こち
らが「横浜指路教会」。
 元々この教会は、横浜居留地39番地にあり、その後、現在地、
太田町、住吉町を経て、1892年に再び現在の地に戻り、宣教医の
J・C・ヘボンの尽力により赤煉瓦の教会堂が建てられた。1923年
の大震災で倒壊し、1926年再建。また、1945年5月の大空襲で
内部が全焼するという数奇な運命を背負ってきた教会だ。
 ヘボン縁の国内最初のプロテスタント教会は、パリ・ノートル
ダム大聖堂に似せたフランス初期ゴチック風様式である。
(横浜市中区尾上町6-85)
教会の鐘  表札