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塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り にぼぶら鏡花で煮干し

2009-09-30 14:07:38 | 拉麺_09
 遊園地の「多摩テック」が本日で閉館となる。最後に貴重なのり
ものを取材するため、本日は朝から多摩で仕事。こちらには今まで
に3回ほど伺っているが、全て仕事だった。
 最後の日も仕事、それでも午前中には終了したのでランチの場所
を立川と決めた。9月19日グランドオープンとなった「立川らー
めん たま館(やかた)」へ。「鏡花」の姉妹店「にぼぶら鏡花」へ
入店。
 注目の「にぼぶら」味玉入り800円を頂く。先週よりなぜか煮
干しづいている。スープの上には蒸した背脂が浮き、甘めに風味が
香り、また食感を楽しませてくれる。煮干しの風味は押さえられて
いるようで強烈な印象度はないものの、旨みを全面に出したような
一杯だった。

にぼぶら鏡花
立川市錦町1-2-16 立川アーバンホテル1F
11:00~24:00 無休
らーめん たま館

街を巡る まほろばの明日香 天武・持統天皇陵

2009-09-30 05:07:10 | 街巡り_09
 大事なスポットを飛ばしてしまったことに気づき、途中から再び
来た道を引き返した。そこは「野口王墓」と呼ばれ、宮内庁は「檜
隈大内陵」と名が付く「天武・持統天皇陵」。
 古墳時代末期の八角墳で五段築成、周囲に石段が巡らされ、墳墓
内は大理石を使用した2室の石室がある。持統2年(688)天武
が乾漆棺に埋葬され、大宝3年(703)火葬された持統が金銅製骨
蔵器に納められて合葬されている。数ある古墳の中でも同天皇が埋
葬されていると治定される数少ない陵墓なのである。
 鎌倉時代の文暦2年(1235)に盗掘にあい、ほとんどの副葬品
が奪われたと「明月記」や「阿不幾乃山陵記」に出てくる。また室
町から江戸初期にかけては天皇陵としての管理が行われなかったこ
ともあり、当時は墳丘に登ったり石室内部にも入れて、墓は荒れて
いたと伝わっている。
 その後、同合葬陵はここから北西1km弱のところにある見瀬丸
山古墳に再三治定される経緯もあり、最終的に1881年時の政府
がこの野口王墓を正式に治定している。
 天武については、その出生から天智との不兄弟説、蘇我本宗家
との関わりなど数多くの謎があり、考察に値する人物である。
(高市郡明日香村野口辺り)
宮内庁案内板

Weekdayの麺処巡り 八代目で紫蘇塩

2009-09-29 14:02:19 | 拉麺_09
 本日は昼から新木場で打ち合わせ。予定よりも早く終了したので
最近ご無沙汰している末広町の「がんこ八代目」へ。北沢邦男店主
から、相変わらずユーモアたっぷりのご挨拶返答を受け、紫蘇塩拉
麺の大盛り900円をコール。
 拉麺とはこうなんだ、という器の中身を眺め、がんこのスタイル
を確認する。スープ、麺ともに旨い。この味こそがんこの王道だ。
ごちそうさまでした。

街を巡る まほろばの明日香 雪隠とまな板

2009-09-29 06:24:41 | 街巡り_09
 明日香の地は、以前伺った時は20年以上前で、あれからどこ
も整備され、見どころの案内板や説明版も設置され、格段に巡り
やすくなっている。当時はママチャリで廻ったが、今回はマウン
テンバイクでギアの切り替えもあり坂道でも楽々。
 そんな丘の登りの坂道途中に「鬼の雪隠」と「鬼のまな板」が
あった。遺跡は呼び名のとおり意味合いをとると、とんでもない
方に発展する。その良い例がこの石の固まりだ。見た目が大きく
て形が似ているからといって、雪隠やまな板なんて付けられたら
当時の貴人が怒るだろう。
 この石は、古墳の中に置かれていた石室で、底板とその蓋の部
分にあたる。ここから200mほど西に下った先ほどの伝欽明天皇
の倍塚と考えられる。7世紀頃にくり抜き方法で造られた石室は
暴かれた状態であることから、蘇我氏一族の墓があったのではな
かろうか。
 また、底石(まな板)の表面にある連らなる小さな穴は、高取
城築城用に使う目的で、石を割るためのものであるといわれてい
る。
(高市郡明日香村野口辺り)
まな板

街を巡る まほろばの明日香 欽明天皇陵

2009-09-28 06:27:51 | 街巡り_09
 吉備姫王墓の北東側に「欽明天皇陵」がある。陵名は檜隈阪合
陵とよばれ、全長140m、後円部径72m、前方部107mと大きく、
周濠を持った明日香では唯一の前方後円墳だ。
 日本書紀には欽明天皇は欽明32年(571)4月に亡くなり、9
月にこの地に埋葬されている。ここには欽明の妃の堅塩媛を612
年に合葬したとある。
 ところが欽明天皇陵は、ここから北へ700mほどの所にある
「見瀬丸山古墳」であると多くの考古学者は説く。さらに、見瀬
丸山古墳を蘇我稲目の墓であるという説もあり、謎解きが面白い。
この後伺う「石舞台古墳」も蘇我馬子の墓であると推定されてお
り、この明日香の地は蘇我本宗家の本拠地であるだけに、思考す
るのも楽しくなってくる。
 また、この地は百済から聖明王により仏教が伝来し、崇仏派の
蘇我氏と廃仏派の物部・中臣氏との権力闘争の場でもあり、明日
香巡りも興奮状態が続く中、巡ることが出来た。
(高市郡明日香村平田辺り)
宮内庁案内

Weekendの麺処巡り 根岸の遊で肉中華そば

2009-09-27 14:36:04 | 拉麺_09
 最後は根岸の「麺処 遊」へ。こちらは「伊藤」の長男の店で、店
名は違えど暖簾分け・伊藤の味を継承されている。
 正午寸前に店頭到着も、店内の6席は埋まっていた。肉中華そば
750円のチケットを購入して外で待つ。
 さて、登場した一杯、スープは伊藤と同じだ。麺は少し食感が違
い硬めだ。店頭に麺箱が置かれていたが、こちらはどこの製麺所の
特注麺なのだろう。この一杯、個性があって自己主張しているよう
だった。
 チャーシューに固執すると、遊の肉が旨かったなあ。総体的には
王子神谷の「伊藤」の一杯が抜きん出ていた。三店の肉そば、ごち
そうさまでした。

麺処 遊
台東区根岸1-3-20  080-6672-7111
11:30~材行切れまで 不定休
麺処 遊

Weekendの麺処巡り 赤羽の伊藤 肉そば

2009-09-27 14:29:29 | 拉麺_09
 続いて赤羽に向かう。王子神谷の「伊藤」の次男のお店がこちら
の「自家製麺 伊藤」だ。今年の5月14日に創業され、暖簾分け・
伊藤の味を継承されている。
 11時半に店頭に到着、席は満席で肉そば750円のチケットを購
入して、しばし待つ。
 カウンター越しに登場した一杯、先ほど頂いた王子神谷の伊藤の
一杯とうりふたつ。それぞれの味も似ているものの、スープがほん
の少し煮干しベースが弱いかな。それでも、旨い旨い。

自家製麺 伊藤
北区赤羽1-2-4  03-3598-2992
11:00~材料切れまで 不定休
自家製麺_伊藤

Weekendの麺処巡り 煮干し三昧 肉そば

2009-09-27 14:25:08 | 拉麺_09
 今年の5月に一度計画をしていた“煮干し三昧”行脚を、本日行
った。王子神谷の「伊藤」、赤羽の「自家製麺 伊藤」、そして根岸
の「麺処 遊」の3店舗を巡るというもの。
 まずは、並びが最も多い王子神谷の店へ。こちらは根岸と赤羽の
2店の父親の店である。秋田・角館の系列店で、本店から暖簾分け
されてこの地に腰を据え、じっくりとファンを増やしてこられた。
本日は開店になるまで並びはなかったが、オープンと同時に店内の
席は埋まり外に並びが出来ている。恐るべし、伊藤。
 定番の肉そば700円にツユ増し150円を注文。
 煮干しのえぐみを一切排除したこの一杯、旨いなあ。このスープ
には、この自家製麺がピタリと合い、たすでもなくひくでもない、
パーフェクトな肉そばだった。

伊藤
北区豊島4-5-3  03-3913-2477
11:00~16:00頃  月曜定休日
伊藤

街を巡る まほろばの明日香 猿石

2009-09-27 06:04:34 | 街巡り_09
 お盆の夏休みを利用して8月13日、奈良の明日香辺りを巡って
きた。蘇我氏一族がかつて栄華を誇った明日香は、何度訪れてもワ
クワクして楽しい。今回も駅前でレンタサイクルを借り、朝が早か
ったので入場料のかかる見所は後ほどにし、近場のスポットから巡
ってみた。
 坂道でも楽なマウンテンバイクを借りたので本日も軽快。ただ、
昨日のように足の痙攣・つってしまう状態になると困るので、気を
つけながら明日香路を駆けめぐった。
 この明日香にも天皇陵など多くの墓があり、こんもりと樹木が
生い茂る小山は、その説明版がないとどの陵や墓も同じに見えて
くる。その中で墓に置かれた「猿石」で有名な「吉備姫王墓」
(きびつひめおおきみはか)に伺った。
 この墓は欽明天皇の孫にあたり、皇極、孝徳両天皇の母で、ま
た天智、天武両天皇の祖母にあたる。日本書紀に“皇極2年9月
に亡くなり、檀弓岡に葬られた“とあるので、現在の地に指定さ
れている。
 その直系8mほどの円墳内に元禄15年(1702)、欽明天皇陵
の南側の水田から掘り出された石像物4体が置かれている。これ
が「猿石」だ。猿石はもう1体出ており、現在は高取城跡にある。
 渡来人である東漢氏がこの桧隈の地に移り住んで、石工により
造られており、この4体の表情豊かな猿の置き位置で、さらなる
物語が出来そうだ。石像はなにをかいわんや。
(高市郡明日香村平田辺り)
猿石_2  吉備姫王墓

Weekendの麺処巡り 覆面で麦酒とコンビーフ

2009-09-26 13:23:23 | 拉麺_09
 神田神保町の「覆麺」で毎月恒例の“デスマッチ”と呼ばれるイ
ベントがあり、本日がその日。早速、築地を後に7時から配布され
る整理券をゲットする。
 11時開店の少し前に再び店に伺うと、いつもの常連さん達(ア
ミーゴさん、たけぞうさん、BUSHさんとお友達、ビッグスクータ
ーさん、メガネさん等など)で、久しぶりにがんこ仲間の勢揃いで
大賑わう。ところで、本日のデスマッチ、麦酒20リットルとコンビ
ーフ5kgのスープに、魚介や丸鶏のスープを併せたWスープの一杯
とのことで、その全容がつかめない。そんな状態で暖簾が出され開
店。その前に、ブラックマスクさんのパフォーマンスも披露される。
 店内に入ると心地いい良い香りが漂っている。スープを口に含む
と、今までにない味わいのふくよかな香り、これこそコンビーフを
麦酒で和えて、弱火でトコトコアルコール分を飛ばされたようで旨
味に変化されたことが伺える。醤油出汁にスープが合い、なおかつ
細麺に相性が良い。ネック脂がアクセントかしら。
 次回のデスマッチ告知が店内に張り出してあった。次は是非とも
伺いたいが、マイスケジュールには仕事が入っている・・・。
パフォーマンス  次回告知