水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

放射能拡散に係る記載を調べました。(その2:拡散範囲の予測情報)

2012-10-27 | 放射能被ばく・後遺症関連

10-26投稿

  既報(その1)にて、原発事故が発生した場合の拡散予測によれば拡散距離は30km以上に及ぶという。この拡散距離は事故当初の緊急警戒範囲と思われます。 

 3.11事故後の放射能の拡散距離は環境中の雨・風などを介して、既報に記載したように、結果的には現状は180km以上の農林水産物を汚染していることも報道されています。

 放射能は既報で記載しましたが、「・・・地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

 巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、

 

 環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的にはになる可能性が推察されます。詳しく見る>>

 

【放射化】とは goo辞書によれば、「放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体・処分が困難であるという問題も抱えている。」

 

~ 励起という現象 ~

 

放射能生物多様性 」、「内部被曝 」、「異常気 象など天変地異

 

今後想定される巨大台風などに影響しているのではと個人的には杞憂しています。・・・」詳しく見る

 

 今後、地震・津波などによって、万一、近隣の原発事故が発生した場合の参考になるため、今回は個人的なメモとして、原発事故による放射能拡散に纏わる情報を列記しました。

 既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

1.内部被曝との関係はどのようになるのか

原発事故現場の近隣の災害は原爆と同様に距離に応じて高熱・高放射線による外部被爆を蒙るが、厄介なのは放射性物質微粒子(主に、エアロゾルとして)の拡散による影響として、エアロゾルからの放射線(いわゆる環境放射能マイクロシーベルト/hr;new全国放射能濃度一覧)のみならず、ペトカワ効果ように微量でも体内に摂取した場合には臓器を被曝して細胞の組織を損傷させるとの説もあり、人によって耐性が違うと思われますが、いつ発症してもおかしくないとも言われています。

参考投稿:

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(「ホルミシス」と「ペトカウ」効果について) 

放射線に係る記載(後遺症)
エアロゾル

として空気中に浮遊している目に見えない放射能物質の微粒子

が体内に取り込まれた場合の内部被曝について記載しました。全日本民医連「根底が崩れた原爆症「認定基準」」によれば、・・・)

 

 

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(後遺症3・5・8年潜伏期について)

2.放射能の正体不詳につき関連文献

 原子炉の核分裂によって、現状、環境中に漏洩・拡散しているセシウム134、ヨウ素131など放射能物質の粒子径はどのくらいか?およびその組成についての情報はまだ個人的には不詳ですが、防護マスクの仕様にも関係するのか? ただ、本件は今まで地下マグマ、宇宙、核実験、原発からの法定内排出などから環境中に放出されている放射能を少なからず呼吸もしくは農林水産物を摂取していることから、原発事故によって放出・拡散している増加分が問題なのか?

 (放射性物質の微粒子径)
・・・原子炉の核分裂によって環境中に漏洩・拡散しているセシウム134、ヨウ素131など放射能物質の粒子径はどのくらいか ・・・
続きを読む>>
 エアロゾルの一覧表に記載されている核燃焼物質は0.01~0.1μ(10~100nm)となっているが、・・・。
3.放射能の拡散しやすさは地質と関係するのか

既報にて、 日本の自然放射線量とインフルエンザウィルス感染との関係を調べたところ、自然放射線量が高い地域は感染しにくいとの結果であった(ばらつき、たまたまかどうか再現性の確認要)

・・・この自然放射能とは
「・・・もともと宇宙線や大地、建物、食品などに由来する放射線があり、この値が異常であるかどうかは自然状態の放射線量と比較して初めて知ることができる
・・・、今現在、高線量の値が出ている地域でも、自然状態での放射線量を求めるのに役立つと考えられる。自然放射線量を計算で求めるには、大地に含まれるウランとトリウムとカリウム(放射性K-40)の濃度を用いるが、すでに公表されている元素の濃度分布図である地球化学図のデータを用いることができる・・・
 ウラン、トリウム、カリウムは花崗岩地域で高濃度に含有され、図から分かるように花崗岩などが分布する地域で高い線量になっており、地質図と密接な関係があることが分かる。・・・」という。詳しく見る

 参考投稿:
環境中の放射線量測定値のばらつきに係る記載('11-06-12~)
環境放射能のばらつきはよく言われます。

・環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載
(今後、自然放射線との識別をどのように?)


自然放射線量は計算で求めたものであり、今後の識別には注目したい。花崗岩などが分布する地域で高い線量であるとのことですが、どのように放射能が含有しているのか(表面?バルク?)個人的には興味あり、メモしました。別途、気象条件(突風、降雪など)に影響すると推察している地質(電荷、磁性)、周辺環境(崩壊粒子線の多さ)の詳細な違いを調べて、メカニズムを考察したい。

*なお、新潟の昨夏、島根の今冬にたまたま突風発生が報道されており、
上記要因との関連が推察されます。

4.放射能の拡散はいつまで続くのか

 即ち、沈積した放射能が超微細なエアロゾル(数nm>のオリゴマーレベル(数十個)~モノマーレベル(一個)の元素が黄砂、火山灰などに吸着した状態で)に風化して陸海空の環境中に再拡散しているのかもしれない。?少量でも原子レベルの巨大なエネルギー(E=M×Cの2乗)を放出して、各々の元素に特有の半減期で環境に熱的な影響を与えているかもしれません。

 関連投稿:環境水中の放射性元素の深さ方向の濃度分布に係る考察
(2012-07-03 10:02:08 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説)

5.気象条件(突風、降雪など)に影響するのか

参考投稿:異常気象など天変地異に係る投稿(その2 '11-12-26~~'12-3-21)

 

 


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