山小屋だより

街歩きや山歩きで出会った花や風景を紹介しています。
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ポーランド・クラクフ観光(その6)

2016-10-14 05:00:00 | 海外の山旅

展示室です。
たくさんの写真が展示してあります。



同じ収容者が監視人に選ばれるとこのように棒で労働を
強要しています。
痩せ細った体が痛々しかったです。



写真よりリアルです。





正門のゲートが見えます。
右の兵隊がニヤニヤしているのが印象的でした。



縞模様の服を着せられています。
少年の眼はどこを見つめているのでしょうか?




ここで銃殺されたようです。
殺された仲間を運んでいます。



表にでました。
もう少し奥まで歩いてみます。




電気が通った鉄条網です。




ダブルになっています。
あの写真の少年たちはここに立っていたようです。



ガス室にガスを送る装置です。
収容人数が多くなるとガス室で殺したそうです。

案内書には以下のように記してあります。

※収容所に連行されたユダヤ人の大部分は登録や囚人番号もなく到着後すぐにガス室で殺されました。
正確な犠牲者数を定めることはできませんが、様々な文献などで約150万人が一般的です。



少し離れたところに「ビルケナウ収容所」があります。



建物の入り口にこんな表示がありました。



これから展望台に上がってみます。



まっすぐ線路が延びています。
右の広いところが「ランぺ(鉄道用荷下ろし場)」です。
列車で運ばれた人々はここで下ろされました。




左側にたくさんの建物がみえます。
アウシュビッツ収容所が足りなくなってここに新しく収容所を造ったそうです。




右側にもたくさんの建物が残っています。




建物の内部です。

※4〜50人でいっぱいの部屋に約200人を収容しました。
ここは湿地帯で衛生的にも劣悪で、病気で亡くなる収容者もたくさんいました。
病院に行っても満杯で受け入れられず、重病人と回復の見込めない患者はそのままガス室に
送ったり、病院内でフェノールの心臓注射で殺しました。

このように案内書には記されていました。