山小屋だより

街歩きや山歩きで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、ご一緒に歩きましょう。

済州市内観光(その4)

2016-06-30 05:00:00 | 海外の山旅
※昨夜、島根合宿から無時に帰ってきました。


※韓国の山旅の最終回です。



まだ時間があったので、ここに行きました。
万丈窟(マンジャングル)という洞窟です。



内部はかなり広いです。
メイン通路で幅18m、高さ23mで世界有数の規模だそうです。



流れた溶岩でできた跡がくっきりと残っています。



世界遺産のマークがありました。



約1キロ歩いた一番奥に溶岩石柱がありました。
天井から落ちた溶岩が固まってできた柱です。

※ここから引き返しました。



帰りも同じ道を通ります。
ところどころに水溜りがあって足元注意でした。



外が見えてきました。
約30分の洞窟探検でした。



車の乗って空港に向かいました。
済州
空港から漢拏山がうっすらと見えています。



現地ガイドと握手をして別れました。
出国手続きをして搭乗ゲートに向かいます。




18:00発 成田行き KE717便です。



搭乗機はかなり離れたところに駐機しています。



バスで移動しての搭乗でした。




最後に漢拏山に別れを告げました。




機内はほぼ満席でした。
夜のフライトだったので、通路側をチョイスしました。
客室乗務員が税関申告書を配っています。



軽食が運ばれてきました。
成田まで約2時間20分です。

午後8時30分に成田に着きました。
入国審査を受けて荷物を受け取り、他の2名に挨拶して別れました。
特急に乗って無事にその日のうちに帰宅することができました。


   ◎付 録



韓国南部の地図です。
グリーンでマーキングしている山は今まで登った山です。




智異山の地図です。
内大理(ネデリ)から揚基項(チャントモク)山荘に泊まり、中山里(チュンサンリ)まで
歩きました。
1泊2日の工程でした。



漢拏山(ハルラサン)の地図です。
城板岳(ソンパナク)登山口から約10時間のピストンでした。




済州島の地図です。
マーキングしてあるところが観光したところです。

※韓国は日本と時差もなく近い国です。
機会があればまた行ってみたいと思っています。





済州市内観光(その3)

2016-06-29 05:00:00 | 海外の山旅

ここは世界遺産になっています。



これからあの頂上まで登って行きます。



階段がでてきました。
お昼に飲んだビールが効いています。



ナワシロイチゴがありました。



時々立ち止まって振り返ります。




ノイバラ、または単にノバラと呼んでいます。



まだまだ階段が続きます。
仲間の二人をガイドが励ましています。



ここが頂上です。
たくさんの観光客がいました。


標識がありました。
日出峰頂上と書いてあります。
標高180mでした。
モデルは韓国人でした。



頂上からの展望です。
左に先ほどランチをしたレストランが見えています。





ズーミングしてみました。
グリーンの屋根の建物です。



頂上はこんな感じです。
そろそろ下ります。




オドリコソウがラインダンスをしていました。




ハマダイコンです。
海岸に多い花です。



長い階段を下りています。



あの下まで降りて行くことができるようです。
遠くに見える島は「牛島(うぶど)」という島です。



断崖絶壁です。
この日出峰も噴火で隆起してできた半島のようでした。









済州市内観光(その2)

2016-06-28 05:00:00 | 海外の山旅

次に訪ねたのはここでした。



あの人がいるところまで降りてみます。




龍の頭に見えるでしょうか?

※ここで九州から参加されたご夫婦とは別れました。
福岡へ帰るには再度国内線で釜山まで行く必要があるからです。
我々3人の東京組は夕方の便で済州島から直接成田に帰ります。



さて、我々だけまだ時間があるので、民家を訪ねました。
ここには実際に人が住んでいます。



日本語のできる女性ガイドが待っていました。
民家の入り口には3本の棒があり、3本とも横になっている時は留守だそうです。
逆に3本とも片側が下にある時は在宅だそうです。



ドルハルバンが家を守っています。



お茶の葉っぱが摘み時でした。



壁は石を積んだだけの質素なものでした。



薪がたくさん積んでありました。
冬はかなり寒くなるようです。



屋根は藁を縄で抑えただけの簡単なものです。
台風がこないので、これでよいそうです。



五味茶というお茶です。
健康によいお茶だそうです。



最後にこの部屋に通されて五味茶の宣伝でした。
時間になったので、何も買わずにでることにしました。

※ポスターの女性は有名な女優だそうです。
名前は聞きましたが、忘れました。



ここでランチです。



レストランの前から半島が見えました。
ランチ後この半島に登りに行きます。



反対側です。


でてきたのは「アワビ粥」でした。
アワビの肝も入っていてなかなか美味しかったです。








済州市内観光(その1)

2016-06-27 05:00:00 | 海外の山旅
※5月22日、韓国での最終日です。
この日は夕方まで済州島の市内観光です。



朝食はしっかり食べました。




2連泊したホテルです。
なかなか立派なホテルでした。



ホテルを車で出発して最初に着いたのがここでした。



三姓穴という場所でした。
三神人が生まれたところだそうです。



耽羅(タンナ)とは済州島の古名だそうです。



ドルハルバン(石像)が向かい合っています。
村の入り口などに立てられ、魔除けなどの役割があるようです。



時間前に着いたので、少し待っていました。
やっと門が開きました。
これから中に入ってみます。



広い園内には大きな木が生えていて鬱蒼としてしました。




橋を渡ると正面に三姓穴が見えてきました。
かなり遠いところなので、三神人がでてきたという穴は確認できませんでした。


次に訪れたのは民族自然史博物館でした。




昔は水が少なくて水汲みは女性の役目だったそうです。




博物館の入り口には韓国、英語、中国語、日本語の4ヶ国語での
歓迎テロップが流れていました。




入り口に「リュウグウノツカイ」という深海魚が展示されていました。
非常に珍しい生物です。





昔の子供達の遊びです。
竹鉄砲やコマ回しなど日本の遊びと変わりません。



機織りのようすです。



海女さんが焚火で体を温めています。
現在はウエットスーツですから、だいぶスタイルが違います。



これは猟師のようです。
輪かんじきを履いてキジを捕まえています。




石臼やその後ろのセンバコキなども日本の文化と同じです。



馬を使って粉を挽いています。
家畜を使う生活などはやはり日本の文化と変わらないようでした。



韓国最高峰・漢拏山(その5)

2016-06-26 05:00:00 | 海外の山旅

風が強くて寒かったので、登山者がドームの陰で休んでいます。
このドームはここの管理者のための設備のようです。
韓国人は休憩するとすぐに宴会が始まります。




10分ほど頂上で遊んでから下りにかかります。
同じ道を降りて行きます。




登山道はきちんと整備されていました。



空の雲が印象的でした。



枯れ木も立派な被写体です。




下りは速いです。




あっという間にチンダルレバ小屋に着きました。
頂上から約1時間10分でした。
ここでトイレ休憩です。
午後1時を過ぎていますから、これから登ることはできません。



一番奥が漢拏山の頂上です。



登る時にも撮った案内板です。



避難小屋に到着です。
ここにも立派なトイレがありました。



両側にユズリハの木がたくさんありました。





このあたりからは木道が続きます。



ムサシアブミが咲いていました。



ガイドが拍手で出迎えてくれました。
ここが終点です。
時間は18時10分でした。

※上りが5時間30分、下りが4時間30分、合計10時間の歩きでした。
九州から参加のご夫婦も智異山の下りでは足が痛いといっていましたが、
黒豚の焼肉を食べたお蔭で元気がでたようです。
全員、無事に登ることができてよかったです。



ここは国立公園になっています。
左にここの標高(750m)が書いてあります。



時間が遅かったので、ホテルには戻らずそのまま夕食レストランに行きました。



この日は済州島名物の海鮮料理です。
これで4人前です。



生きたタコのぶつ切りです。
気味悪いくらいに動いています。
口の中でもまだ抵抗していました。




この日のビールは私の誕生祝いということで、ガイドが全員の分を
サービスしてくれました。




生のワタリガニの醤油漬けです。
歯で噛んで味を楽しみました。



タイとヒラメの刺身です。
これが一番美味しかったです。

※この夜は最後ということでホテルの前のコンビニでビールと焼酎を買って
部屋で飲み直しました。
焼酎は日本の物より度数が低いですが、韓国でも人気があるようです。



※今日は東京で「ふるさと会」が開催されます。
終わってからそのまま名古屋に直行し、明日から29日まで島根の「さんべ合宿」です。
ブログは続けますが、みなさんのところにはご訪問できないと思います。
ご容赦ください。



韓国最高峰・漢拏山(その4)

2016-06-25 05:00:00 | 海外の山旅

素晴らしい展望が広がっています。



カンアヤメが群生していました。



背丈が低いアヤメの仲間です。



階段が続きます。
天に向かって登っています。




振り向いてみました。
たくさんの登山者が登ってきています。




ここは一方通行になっていました。
混雑するところのようです。



標高1900mの標識です。




軽装の登山者もたくさんいました。




街と海が見えます。



これが最後の標識でした。
下から数えて36番目の標識です。



この左が頂上のようです。
たくさんの登山者で混雑していました。



二人のガイドと握手しました。
登山口から休息を含めて5時間30分の歩きでした。
標高1950mです。




この標識の前には記念写真を撮る登山者で長い行列ができていました。
記念写真を撮るのを諦めてこの女性にモデルになって貰いました。




頂上全体はこんな感じです。
風が強くなり気温も下がってきました。



ここには大きな火口もあります。
但し、富士山のように「お鉢めぐり」はできません。



韓国の最高峰・漢拏山(ハルラサン)の頂上です。
かなり広い頂上でした。




噴火した跡が残っています。
現在は死火山ですから、噴火の心配はありません。



ここから下ることもできたようですが、登山道が崩落していて
現在は通行禁止になっています。
ここには4ヶ国語で表示してありました。






韓国最高峰・漢拏山(その3)

2016-06-24 05:00:00 | 海外の山旅

岩がゴロゴロした登山道です。
韓国の登山者も多くなりました。



小屋が見えてきました。




チンダルレバ小屋です。




トイレです。
なかなか立派なトイレでした。



左奥が漢拏山(ハルラサン)の頂上です。
まだまだ先が長いです。



ここでランチにしました。
残りのキンパク(韓国式海苔巻き)を食べました。
暑いくらいの日差しでした。



ランチ後、頂上を目指して出発しました。
前を歩いているのは韓国の山ガールです。




標高1500mです。



この表示をみると現在地がわかります。
ここから頂上まではかなりの急登です。



階段がでてきました。



標高1700mまできました。




岩がゴロゴロした登山道です。
浮石に注意しながら歩きました。



展望が開けました。



頂上まで残り1.0キロです。




ハクサンコザクラが咲いていました。



長い階段が続きます。




左奥に登山道が見えています。



標高1800mです。
あと標高差150mです。
どんな頂上が待っているのか、楽しみです。




韓国最高峰・漢拏山(その2)

2016-06-23 05:00:00 | 海外の山旅

登山道の右側にレールが走っています。
荷物運搬用のトロッコのようです。



1.6キロ地点まできました。
まだまだ緩やかに登るようです。




カンアオイが咲いていました。
葉っぱは斑入りでした。




ツルアジサイです。
木に巻き付いてどんどん大きくなります。




クマササがでてきました。


橋を渡ります。



川には水がありません。
昔は済州島全体に水がなかったそうです。
雨水を溜めて生活用水として使っていたようです。




標高1000mまできました。




ヤマボウシが咲いていました。
日本の物より全体が小さい感じでした。



注意書きです。
一番上の小屋(チンダルバ小屋)を13:00までに通過しないと
この山には登れないそうです。
ここから3.8キロ先にチンダルバ小屋があります。
我々は今のペースで大丈夫のようです。




木道が続きます。
このあたりは緩やかに登っています。



最初の避難小屋に着きました。
ここでトイレ休憩です。




再び歩き出しました。
ビックリするような軽装で登っている人もいます。
観光気分で「行けるところまで行ってみよう」というような感じです。



よく整備された登山道です。
新緑がきれいでした。



登山口から6.1キロ地点です。
このルートは片道9.6キロあります。
コースタイムで4時間30分と書いてあります。



途中の休憩所でお腹が空いたので、キンパク(韓国風海苔巻き)を
出して2個ほど食べました。
残りはランチの時食べます。



標高1300m地点です。




エンジンの音がして荷物運搬用のトロッコが上ってきました。
飲料水を運んでいました。
緊急の場合は人間も運ぶそうです。


韓国最高峰・漢拏山(その1)

2016-06-22 05:00:00 | 海外の山旅
※5月21日、韓国最高峰・漢拏山(ハルラサン)登頂の日です。



ホテルの部屋から正面奥に漢拏山が眺められました。



午前6時30分にホテルを車で出発しました。
途中で食堂に入って朝食です。
この店は24時間営業だそうです。




人がどんどん入ってきます。
よく知られたお店のようです。



鍋に熱々のスープが入っています。
ご飯もキムチもお代わり自由でした。



あっという間にお店が満席になりました。
登山者だけでなく観光客もいるようです。




食堂から約30分くらいで登山口に着きました。
かなり広い駐車場です。



大型バスもたくさん駐車していました。



韓国の団体客が準備体操をしています。
韓国も登山ブームだそうで、カラフルな衣装を着た登山者が
たくさんいました。




我々も準備体操です。




ここが登山口です。
この山はここから登ってここに降りてきます。



こんな標識がありました。
4コースの1番です。




漢拏山は韓国で一番高い山ということで人気があるようです。
登山道はよく整備されています。



マムシグサが顔を出していました。
日本の物と変わりがありませんでした。



案内板です。
これを見ると現在地がよくわかります。
この案内板は時々でてきます。




ムサシアブミが咲いていました。
マムシグサの仲間ですが、葉っぱが3枚で花より上にでています。
日本でも春先に見かける花です。




ユズリハです。
お正月のしめ縄の飾りとして使われます。
「代々ゆずる」という意味があるようです。
子供の頃、正月前になると山に取に行かされました。



木道がでてきました。
左はガイドです。
この日は何故かザックを担いでいません。
これでも最低限の物は持っているといっていました。



標高800mです。
出発点は標高750mでした。
漢拏山は標高1950mですからこの日は標高差1200mをピストンします。
かなり時間がかかりそうです。





智異山登山・2日目(その3)

2016-06-21 05:00:00 | 海外の山旅

階段下りです。



吊り橋もありました。



大きな岩の登山道です。



ゲートに着きました。
小屋を出発してから5時間30分の歩きでした。
ここから登ることもできますが、ひたすら登るだけのコースです。




林道を少し歩きます。




食堂に着きました。
ここで少し早いランチです。



ビールで乾杯です。
1本40,000ウォン(¥400)でした。



この「まっこり(どぶろく)」は飲み放題でした。
よく冷えていて美味しかったです。
大きなどんぶりででてきましたが、お代わりしました。



チジミです。
韓国流食べ方は箸でごちゃごちゃに混ぜて食べるそうです。



最後にビビンバがでてきました。
これもなかなか美味しかったです。
ビール1本、まっこりどんぶり2杯、チジミにビビンバとよく飲んでよく食べました。



バスで約2時間かけて釜山空港に着きました。
これから国内線で済州島に飛びます。



15:25発、KE1009便です。



バスで搭乗機まで移動しました。



機内から韓国最高峰・漢拏山(ハルラサン)が見えました。
済州島にある山です。


機内はほぼ満席でした。



無事に済州島に着きました。
約1時間のフライトでした。




空港からバスでホテルに着きました。
チェジュ・ハワイ・ホテルというホテルです。
入り口の上で「ハワイの王さま」が出迎えてくれました。



ホテルの窓から漢拏山が見えました。
翌日の登山が楽しみです。





夕食は「黒豚の焼肉料理」です。
このお店は済州島でも有名な店だそうです。
一番右の手前の席が用意されていました。



分厚い豚肉が網の上にドンと乗せられました。




焼き上がるまでビールです。




時々お店のおばさんがきてハサミで器用に切ってくれます。
「OK!]の合図があるまで、手を出してはいけないそうです。



韓国焼酎です。
度数はあまり強くはありません。
ストレートで幾らでも飲めました。

※焼きあがった豚肉は柔らかくて美味しかったです。
大きなブロック1枚は食べたようです。




夕食が終わって外に出たら真っ暗になっていました。

※バスでホテルまで送って貰いました。
時間は午後9時を過ぎていました。
就寝したのは午後10時過ぎでした。
この日は午前3時から午後10時まで・・・長い長い1日でした。














智異山登山・2日目(その2)

2016-06-20 05:00:00 | 海外の山旅

頂上に着きました。
小屋を出発してから1時間20分でした。



智異山の最高峰・天王峰(チョンワンボン)です。
韓国で2番目に高い山です。
風が強くて立っているのがやっとでした。



智異山の影が映っています。




頂上全体はこんな感じです。
風が強かったので、5分くらいで下山しました。





下りはいきなりの階段です。
ゴムマットが敷いてあるので、安心して歩けました。




法界寺(ボッケサ)まで1.7キロです。




岩がゴロゴロした登山道です。



樹林帯に入りました。



ここも大きく下っています。



長い階段です。




法界寺(ボッケサ)に着きました。
頂上から約1時間30分の歩きでした。
ザックをデボして参拝です。



建物の彩色がきれいです。



本堂の内部です。
天井からたくさんの提灯がぶら下がっていました。




突然、シマリスが横切りました。
素早かったですが、何とか姿を撮ることができました。



振り返ってみた智異山です。




ズーミングしてみました。
一番右の尖がった山がピークです。



更に下ります。
この日は頂上から標高差1315mの下りです。




オオヤマレンゲはここでもまだ蕾でした。
これが咲いたら山全体が真っ白になると思います。






智異山登山・2日目(その1)

2016-06-19 05:00:00 | 海外の山旅
※5月20日の朝です。


午前3時起床、午前4時朝食です。
空には寒そうな月がでていました。



自炊室でガイドが食事を作ってくれました。
お餅が入ったお粥でした。




自炊室です。
他の登山者も数名いました。



午前4時30分・・・
ヘッドランプを点けて山荘を出発しました。
少しずつ空が明るくなってきます。




左が智異山の頂上です。
朝焼けが始まりました。



山並みも少しずつ見えてきました。




頂上まであと700mです。




狭い岩の間を通過します。
この岩は「通天門」と呼んでいました。
「天に通じる門」という意味のようです。



ひたすら登ります。
韓国人の二人が大声で何か喋っていました。




太陽がでてきました。
山肌が輝き出しました。



この先は階段です。
既に降りてくる登山者もいました。
頂上のようすを聞いたら、「風が強かった!」と話していました。



正面奥の双耳峰からここまで3泊4日の小屋泊まりで縦走することも
できるそうです。




岩場の登山道が続きます。




太陽が昇ってきました。




ガイドが大きな声で叫んでいます。
まもなく頂上のようです。



智異山登山・1日目(その5)

2016-06-18 05:00:00 | 海外の山旅

右の岩山を巻いて左に進みます。



場基項(チャントモク)山荘が見えてきました。




途中から先行していたガイドが出迎えてくれました。
テーブルの場所取りをしてくれたようです。



まもなく山荘に着きます。
この山荘は事前に予約しないと宿泊できません。
国立公園なので、受付などで働いている人は国家公務員です。



山荘の前にはテーブルが幾つか並んでいます。
この一つを確保してくれていました。



ここが自炊室です。
この山荘は食事の提供はありません。
すべて自炊です。


部屋の中に通されました。
なかなか清潔な小屋です。



2階が我々の場所でした。
日本の小屋と違って男女別です。
九州から参加のご夫妻も別々にされました。



隣との間に板があります。
これもよいアイデアだと思いました。



受付で毛布2枚を渡されました。
1枚は下に敷いてもう1枚をかけて寝ます。
幅は80cmくらいあり寝返りが打てるスペースでした。




トイレは小屋から少し離れたところにありました。
夜はヘッドランプが必要です。




ガイドが夕食を作ってくれました。
ベーコンなどフライパンで焼いてあります。
ピーマンも辛くないピーマンでした。



味噌汁にご飯です。
ご飯はお湯で温める物でした。
基本的には韓国の山荘ではビールなどのアルコール類は販売していません。
私は日本から持参した焼酎をみんなでお湯割りにして飲みました。




空には満月に近い月がでていました。




日が沈み始めました。



テーブルはこんな感じです。
気温がどんどん下がっています。



太陽が沈み始めました。
時間は午後7時20分です。



雲の中に落ちて行きます。
空の色が金色に輝き出しました。



太陽をズーミングしてみました。
卵の黄味が浮かんでいるようです。



太陽が沈んだ後も空の色がきれいです。



午後7時40分・・・
天体ショーが終わりました。
このあと、部屋に入って毛布に包まって「お休みなさい・・・」でした。

※夜中に起きて空をみたら星がきれいでした。
北斗七星を見つけて北極星を確認しました。

智異山登山・1日目(その4)

2016-06-17 05:00:00 | 海外の山旅

山荘で休息後、再び登ります。



ツツジがきれいです。



先ほど休んでいた細石山荘があんなに小さくなりました。



ワチガイソウが咲いていました。
ナデシコ科の仲間です。




こちらはショウジョウバカマです。
きれいなブルーをしていました。
まだ目覚めたばかりのようです。




この先に展望台があるようです。
岩の上に韓国人の登山者がいます。



一番奥が智異山です。
まだまだ先が長いです。



展望台からの眺めです。
山々が墨絵のように広がっています。



カタクリがでてきました。



今年は日本の山でもたくさん出会いました。



少しローアングルで撮ってあげました。
花の中の模様などは日本のカタクリと変わらないようです。



韓国の山もなかなか雄大です。



ヤマエンゴサクが顔を出してくれました。
きれいなブルーをしていました。



ここはかなりの急登です。



ユキザサはまだ蕾でした。



葉っぱはチゴユリですが、花が違います。
「チリサンチゴユリ」とでもしておきます。



展望が開けてきました。
目的の智異山はまだ遥か彼方です。
この日はその手前の小屋に泊まります。
これから歩く登山道がよく見えます。
小屋まであと2時間くらいでしょうか?




韓国の山ガールがいたので、モデルになって貰いました。
これから同じ小屋まで行くようです。







智異山登山・1日目(その3)

2016-06-16 05:00:00 | 海外の山旅

よく踏まれた登山道です。



アオダモが咲いていました。
大きな幹はバットの材料になります。



沢を渡ります。



ここにも「クマ注意!」の標識がありました。
やはり口に穴が開いています。
風が抜けるようです。



アケボノツツジです。
きれいな姿をみるとつい撮ってあげたくなります。




アケボノツツジのトンネルです。
甘い香りが漂っていました。



マイヅルソウです。
足元にひっそりと咲いていました。




こちらはツルキンバイです。
花びらの中心がオレンジ色をしています。



アケボノツツジのトンネルが続いています。



リュウキンカが姿を見せてくれました。
すぐ横を小川が流れています。
水辺に多い花です。




山荘が見えてきました。



目の前にツツジ畑が広がっています。



細石(セソク)山荘です。
登山口を出発してここまで約4時間20分の歩きでした。
ここは標高1560mです。




ここにはたくさんの登山者が休んでいました。
別ルートから登ってきたようです。



山荘前の広場です。
この小屋でも宿泊することができます。
我々はもう一つ上の小屋に宿泊する予定です。



ツアーリーダーがザックからトマトを出してくれました。
「クロトマト」といっていましたが、甘くて美味しいトマトでした。




   ◎付 録

マルナガバミズアオイ









北アメリカ原産の帰化植物です。
湿地に咲いていました。
ミズアオイより葉っぱが丸くて長いのが特徴です。