暇人の独り言

闇間近な人生を送る日々に

雪が降る

2017-02-11 08:44:55 | 日記

雪が降っている。私の暗い心の中にも雪が降っている。

生来の遺伝子に戦中の疎開経験が加味され、私は鬱気質であると自覚する。幸か不幸か人生は鬱気質が何とか過ごせるバリアの中で過ごしてきた。

曇り空に光が射した時も100%素直に喜ばず、やがて曇った時のがっかりした負の心を和らげるために何%か残しておく。こんな日々を後期高齢者と呼ばれて久しい今日まで持ち続け生きて来た。ここに来て負の心を慰めるエネルギーが欠乏してきた。 雪が降る。私の心の中に静かに積もりだしている。雪は春になっても夏になっても私の心に降り続けるであろう。

私のことだ! ある日 あらーこんなに積もっていたんだー! となるか? or ペシャンと潰れるか?