暇人の独り言

闇間近な人生を送る日々に

2018-05-30 10:32:04 | 日記

 祖母は、シーボルトの娘おいねさんに憧れていたが、明治時代の片田舎では女学校より上の学歴を得ることは禁忌であり、親の意に従ったが くすぶり続けるエネルギーは子供達に降り注いだ。村の学識者の指導を受けさせ、県庁所在地で名ある小学校&旧制中学・女学校へ通わせ、 ”教科書以外は 本ではない!” の母親だったそうな。 文字通りの総領の甚六であった父は勉強が嫌い、オオッ 遺伝は恐ろしい!私も大嫌い!

父は、若き日 マザーの意に反した結果の日々を頭のどこかで悔やみつつも?、私共兄弟には本を買い与えてくれた。

言葉のアクセントの異なる疎開っ子&焼け跡に出来た繫華街の片隅で活きんが為に暮らす親の虚弱体質子、私は本が友達であった。

中学生になり、貸本屋を知った。三文小説類は一日5円だったと思う。毒にも薬にもならぬ どちらかと言うとその年頃には些か毒の多い本を借りた。発熱で学校を休んだ日は、家にあった僅かな本=戦前出版のフリガナの付いた落語全集?と 数刊の欠けがある吉川英治の宮本武蔵を繰り返し読んだ記憶がある。

中学3年のある日、アンケートが配られた。  高校生の兄がこっそり読んだ雑誌を、兄に知られぬようにこっそり眺めていた私は、”そうか!受験期の息子さんがエロ本を読むことを心配する父兄からの要望に応じたものだ” 今更ーーーの感と共に、こんな名前の本もあるんだ~ 機会があったら読みたいな

子が生まれ、自営業も一息ついた頃、子に漫画本にも劣ると言われた文庫本を読むに読んだ。今日しなくてもよい事は明日でも明後日でもいいじゃん 気に入ればお風呂の中にも持ち込んだ。そして思った、本の好きな女との結婚は一考せねば 

この頃、新聞の広告に、本好きの心を揺さぶる広告が増えてきた。買いに走ろうか 待て待て 飛蚊症・白内障・老眼鏡・集中力ゼロが本を購入しても多分確実に読み終わらない  数年後に?何年後?かに歩いて行ける所に図書館が出来るそうな そこで借りて読もうかな   その時、歩いて図書館に行けますように&アンタサンドナタになっていませんように。  

 

 

 


日大の件

2018-05-29 09:34:24 | 日記

今回の日大アメフト選手の会見は、若いながら覚悟を決めた人の潔さを感じた。そして どん底の彼を、人前で語らせた周囲の大人の努力と底力を察した。

比べて監督の会見は、保身丸出し、ご丁寧に”監督は止めるが大学V2の地位は停止”で、これまた保身丸出し。後手後手になる大学の行動で 一番気になったのは、高齢者が自慢気にしゃしゃり出ていること。自動車運転技術と同じく、自身は若いつもりでも・・・・・老化を指摘する機関が 老に押し潰されている大学とみた。

白髪交じりの監督が、自分の地位を守るために、

1、試合相手の選手を、一生治らない障害を与えたかもしれない。

2、優秀な自チームの選手を犯罪者にした。

3、従順なコーチを盾にし、罪が自分に及ばない様にした。

4、日大生&日大入学を目さす学生に冷たい雨を降らせた。

 

幸いな事にタックルを受けた選手は 完治には至らないままで、試合に出てくれた。日大選手を思いやる心がにじみ出ていた。近頃の若者はウンスンと云う人が多いが、今回の若者達とそれを支える大人を見て、単純な私は、日本の将来は大丈夫だーと思う。

 

 


爽快 

2018-05-17 10:24:06 | 日記

 天文学的な借金を抱えて自営業を始めた夫と、オロオロと過ごすばかりのある日、児の前歯に欠けを見つけた。その頃 開院された新進気鋭の歯科医師にお世話になり、一件落着。その時、ウン十年前の中学時代に指摘され 処置したのみの私の歯も治療していただいた

日本の将来について老が話題になりだした頃、私の歯も老化しだした。気にはなるが~を放置する事X年、ある日 ” 全ての歯が一度に抜け落ちる” 恐怖に駆られ歯医者さんに駆け込んだ。その日から加齢による歯の劣化を押しとどめて頂いている。治療中と言うか施術中と云うべきか分からないが、その間は偉い方にオシモの世話をしていただいているようで恐縮この上ない。しかし終わってみると爽快 いくらか賢くなったような気がする。爽快


夕刊購読を断った

2018-05-15 07:12:02 | 日記

生まれてこの方 新聞は、朝夕届き且つ読むものだと思っていた。ある日、自営業を手伝ってくれた同年輩が「夕刊をどうして取るのか?TV番組表なら朝刊で事足りる」その頃には廃れつつあった流行り語”カルチャーショック”をまともに食らった。 あれから何十年、あの言葉は正しかった。

今年度に入ってから、夕刊の第一面に、今夕でなくても来年でも再来年でも・・もっともっと後でも良いような記事が第一面に自慢気に掲載された。親しみやすい紙面=購入意欲をかきたてる紙面を目指していると察するが、今一硬い。正直な感想を云えば、これまた売らんかなの週刊誌”誰それが何をした”の方がいい

夕刊配達を断る時に、販売店に尋ねてみた。「販売店と新聞社の意見交換の機会はあるのか?」滅相も無い風の声でNOと言われた。お偉いさんが作った新聞を配布させていただいておりますの雰囲気であった。


まずブログの後 試行錯誤しよう

2018-05-14 10:20:39 | 日記

小学生から見知っている優秀生が、昨年末手術を要する病気になった。彼が掲載しているブログが更新された時=体調が回復した時 と、時々閲覧していたが5月になっても更新なし。今朝、めったに開かぬメールを開いてみた。着ていた 指示された文字欄にポイント(???  マウの矢印をその部位に置く)すると、5月の山の花が載っていた。 ご本人に「見たよ~ 待ってたよー」と伝えたいが、どこをどうしたらいいのか分からん