暇人の独り言

闇間近な人生を送る日々に

コロちゃん

2014-10-22 11:41:01 | 日記

コロチャンは室内飼いであるが、排泄は 日2回の散歩時にさせてきた。若いころは家の中で粗相をすることはなかった。

そのコロちゃんが、悲鳴を上げつつエビぞりになり失禁する事は以前から有ったが、この数日は、軽い痙攣と共に失禁をする。昨日は4回あった。床なら拭くだけで済むが、私と共に寝る布団の上だとである。こんな時のために敷布団は化繊綿・掛け布団は夏用を2枚重ねにし、ホースで水をかけたり洗濯機で洗えば良い様にしてある。

失禁後のコロチャンの悲しそうな目を見ると、出来るだけ膀胱を空に近い状態にしてやりたいと散歩の回数を増やした。しかし、車いすに乗ったコロチャンは前足を踏ん張って動かない。仕方がないので、今まで排尿をしていた場所まで、車いすごと抱えて連れていく。したー 、 では 大の方をと期待するが、動かない 無理に引っ張ったら、つんのめって顔面殴打 自宅から20~30m以内で戻る。大の方の出が食べる量より極端に少ない。お腹のマッサージをしてやったが効果なし。コロチャンのお腹がすっきりしないと、私のお腹もスッキリ感が無い

本日未明、コロチャンの何かを要求する様な声で、目が覚めた。玄関で外に出たそうにしていたので、抱えて裏口より庭に出す。しばらくして鳴き声がしたので、足を拭きつつ肛門の汚れを期待したが、きれい その後、幾度か外に出たがるので、玄関から駐車場場に出したり、裏に出したりしたが、大の出た形跡なし。そーだ赤ん坊の紙縒りカンチョウをしてみたらと思い付き、綿棒で肛門をコチョコチョするが、お呼びでない!

「コロちゃん 夜が明けるよ。」と、何度目かの迎えに出たら、萎えた後ろ足を重ねた姿勢で、薄明りの通りを眺めていた。コロちゃんの動いた辺りを調べてみたが、大の形跡なし。 車いすに縛られることなく動いてみたかったのか? 風のない暖かい夜で良かった。

 

 

 

 


意地悪観察 老人仕様

2014-10-20 12:35:22 | 日記

通勤時間帯に10cm位のハイヒールで行く女性を見かけた。ミニスカートをはき、サッソーと歩くと書きたいところだが、その膝に若さが無い

察するところ、 ”「私は、若い人に負けない位仕事が出来る。容姿もオバチャンなんて云わせない」”

しかしね、私物ではちきれそうな100均バックをぶら下げ、毛皮のついた小ぶりのショルダーバックを短めにかけ、リュックを背負っているのは、いかがなものか

 


朝日

2014-10-17 14:23:31 | 日記

顔を出して間も無い朝日に背を押されて歩いた。

おゝっ 影が長い。7~8mはあるか? 足も長い  しかし、脚の間を朝日が晴れやかに通り過ぎている。ズボンを履いているので脚の(  )は目立たぬが・・・・・・・・

恥じらいが有った頃は、膝が離れないよう気合いを入れて歩いていた。あれからウン十年前、今や、幅広足に♂用スニーカーを履き、足を引きずりながら歩く。あ~あ~と溜息を付いた出っ歯に秋風が沁みる。

 

 


ボケ降臨

2014-10-08 08:51:12 | 日記

いつものイスにトドモドキが寝そべっていない。トイレ?たぶんトイレだろう・・・ 夜も遅い、雨戸を閉めた。”窓の鍵がしめてないと人に注意するくせに、鍵が掛ってないじゃないか”と思いつつ雨戸を閉めた。しばらく後、アマドをたたく音がした。トドモドキを締め出した。月を見てきたそうな。トドモドキは家に入ったその足で、洗面所の方に行きすぐ戻ってきて云った。

トド「お風呂の電気、点いているが」

私「電気消して、お風呂乾燥のスイッチいれて」

トド風呂場へ戻る。再び来て「お風呂場の電気が点いていた。」

私「電気消して、乾燥スイッチ入れてくれた?」「ありがとう」

トド「電気消すの 忘れたのか?」

私「そう」(分かっているなら、行ったり来たりせず、電気をけしたらっ

トドモドキは、こいつとうとう来たかの顔をして私を見た。(トドチャン、洗面所の方へ何しに行ったの?トイレへ行きたかったのと違う? ぐずぐずいていると ちびるよ) 

 


親への思いは ラーメンに負けた

2014-10-05 11:13:58 | 日記

10月5日はトドモドキがクラス会に出かける。ワタシャ、暑い盛りからこの日を待っていた

 ”トドモドキを送る振りをし途中下車、百貨店地下で、お高めのラーメンを食べる。猫舌且つ老化のトドモドキのいない空間でラーメンをすする。” 楽しからずや

しかし、現実は厳しくむなしい。

今朝トドモドキは云う。「昨日食べ残した御萩を  昼ご飯にしたら

(ふざけるんじゃない 食べれば腹が膨れ、後に腹ガス噴出の食品など食べられるか)    しかし、後期高齢者の配偶者で 人生の泥沼をもがき渡ってきた私は、穏やかにトドモドキを送り出す。  後ろ姿に「行ってらっしゃーい。 一分でも遅いお帰りを・・・・・

さーて とにかく自由なこの時間を如何に過ごそうかと、台風が近づいている曇り空を見上げて、気が付いた。母の命日であった。その日は、新幹線なんて言葉も知らなかった秋晴れの日であった。母との別れを、悲しいとも寂しいとも感じなく、ただ背骨の中心を冷気が流れ続ける気がした日であった。それ以来、悲しいと口に出せる事は、真に悲しい事ではないと思っている。

青く晴れあがった空に 高く伸びた煙突から立ち上った黒煙が、母の最期の姿であることは今も忘れないが、その数年前に食べたあの店のラーメンは、機会があれば食べたい。今日がその日だったのにーーーー 

ラーメンを食べれない事をぶつついていないで、”お墓参りに行っては・・・”と一瞬頭をかすめたが、「台風が近づいているし、コロちゃんの体調も いまいちだし。」 我ながら こりゃダメだー