半世紀キリキリ過ごした生活を終え、この地に住まいして最初に感激したのは、目の前にある公園の箒の掃き目であった。
程なくして 全身ババアに付け込んで老人会の誘いがあったが、幾らかましの言語力で乗り切った。ある日 断り言葉のストックが充電されない日にヤラレタ 結果 月一度の公園掃除に参加・・・・あれから何年参加老人は減り続け? 今年度 老人主体の清掃活動は廃止、町内会に委託されたとか。この機会を見込んでいたのか ”学童の通学時間に交差点に待機せよ”との誘いであった。正直言って私は、博愛の精神ゼロ 見知らぬガキの交差点通過時の安全確保は責任持てないよ
ここで微かな母性愛=オバチャン娘の経営に+か・・ で 参加okなれど なんとなく内心 持って生まれた性格に起因するものであろうか。
考えれば、終日安楽椅子に潜り込む元トドには申し訳ないが、私が外気に触れるたった一つの機会。 朝20分位の、横断歩道での黄緑色の旗持ちが、一層老いていく私の小さな窓口になるかもしれない。