AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

アイドルが好きではないけど、アイドルになってしまったアイドル(ナッキー)

2014-02-14 21:57:27 | 現代のアイドル
2月11日にテレパシーのライブを見ました。
5人組のエアギターアイドルです。
前嶋菜子というメンバーが卒業する最後のライブ。
名探偵はじめました、という芝居を見た時に気になり、ライブを見たいと思っていたところ、卒業との発表に、これが最後のチャンス。
芝居を見て素敵だったのでサインをもらいました

ライブを見た後のネット記事で、前嶋菜子が「アイドルは好きじゃなかった」、とインタビューに応えている。

昔は「アイドルなんかになりたくない子が芸能界デビューするために我慢してアイドルになった」ケースが多かった。

前嶋菜子は、
ステージでの激しいパフォーマンスが特徴であった「テレパシー」は、「アイドルの枠にはまらないアイドル」だと感じ、デビューしたが、
「アイドルの枠にはまらないアイドル」といえども、アイドルはアイドル。彼女は、握手会などでのアピールの仕方に苦労する。アイドルとしてファンから求められている偶像が、あまりに自分と違うことに悩んだ。

昔と違って、悩むところに、アイドルという文化が進化している。
一度だけ、サイン会に参加した前嶋菜子さん。対応がとてもアイドルらしくて、悩んでいるとは夢にも思いませんでした。

ナッキー   以下ネット記事を引用


“アイドル”を卒業した17歳の女の子の本音(前編)
2014年02月13日 11時45分 [芸能]
http://npn.co.jp/sp/article/detail/42496097/

 アイドル戦国時代といわれている昨今、東京ドームでコンサートを開くアイドルから、世間的にはあまり名前が知れ渡っていないものまで、まさに、“星の数ほど…”という言葉がオーバーではないほど、アイドルが存在する。

 2月11日。自称宇宙初のエアギターアイドル「テレパシー」のメンバーである前嶋菜子が、渋谷Gladで行われた同グループ主催の「ピピピ会」で、「テレパシー」から卒業した。また、「テレパシー」も新メンバーが加入し、ステージに立てるようになるまで、“充電期間”に入る。

 「テレパシー」は、2012年10月25日にZepp DiverCity Tokyoで行われた「TIMM(東京国際ミュージックマーケット)ルーキーズ10 ミニッツステージ」で正式にお披露目。その後は、「東京アイドルフェスティバル」に参加するなど精力的に活動。“宇宙初”と自称するエアギターのパフォーマンスで話題となった。

 前嶋菜子の最後のライブ直前、楽屋を訪れると、「きのうはなかなか眠れなくて…布団の中で目を閉じて“寝よう、寝よう”って念じていました(笑)。いつもは寝れるのに…」と、振り返り、アイドル・前嶋菜子として最後のステージになるので、明日から切り替えるためにも、精いっぱい頑張りたいと意気込んでいた。アイドルとして、やり残したことは? と質問すると、「ともちんさん(AKB48卒業生、板野友美)の東京ドームでの卒業コンサートを見にいったのですが、すっごく素晴らしかったんです。やっぱり、このテレパシーのメンバーで、もっともっと大きなステージに立ってみたかった」と語ってくれた。

 18時30分。前嶋菜子のアイドルとしての最後のステージがはじまる。最初は“いつも通り元気よく”、アイドル全開で観客を魅了する彼女も、ラストに近づくに従い、目には涙が。そして最後のMCで、「ついにきちゃった感じがすごくあるんですけど…。2012年の9月にテレパシーが結成されて、きょうまでやってきました。私は2期生として入って、最初は不安も大きくて、ずっと、どうしようって思ってたんですけど、みんな本当に優しくて、大好きで、大切なメンバーに会うことができて、本当に幸せでした」とメンバーに語りかけた。続いて、「きょうはいっぱい、(ファンが)来てくれて、本当にうれしいし、みなさんテレパシーを見つけてくれて、ありがとうございます!」とファンに感謝の言葉を述べた。

 MCも終わり、最後の曲に入ろうとした直前、会場のファンから、「ちょっと待った!」との声がかかり、花束と記念品が前嶋へプレゼントされる。たまらず、再び涙を流した前嶋は、「なんで、こんなに(よく)してくれるんですか…」とお礼を述べた。さらに、ファンから「夢に向かって走れ! 菜子ちゃん、ありがとう!」との横断幕も掲げられた。暖かい声援を受けながら、ステージを去った前嶋菜子。彼女のアイドルとしての活動はすべて終了した。

 今後の彼女の目標はモデル・女優だという前嶋、そんな彼女は卒業前日の取材で、実はアイドルとしては衝撃の発言をしていたのだ。

 「私、アイドルさんが、あんまり好きじゃなかった」

 これまでアイドルとして活動した1年4か月を前嶋菜子は振り返ってくれた。(後編へ続く)

 自称宇宙初のエアギターアイドル「テレパシー」のメンバーである前嶋菜子(17)が2月11日、同グループを卒業。卒業の前日にインタビューに応じてくれた前嶋は、アイドルとして衝撃の発言をしていた。

 「私、アイドルさんが、あんまり好きじゃなかった」

 この発言の真意はこうだ。そもそも、「女の子、女の子しているのが苦手で…」だと語る前嶋。彼女の想像するアイドルは、そんな苦手なイメージであり、学校のクラスでも、男子生徒の前と女子生徒の前で対応が変わる、いわゆる“ぶりっ子”タイプの同級生は、「正直、好きじゃなかったです…。ごめんなさい(笑)」とのこと。弟が2人いる彼女は、「結構、男っぽく育ってきました。根は男っぽいんです」と自身を分析する。

 では、そんな彼女がなぜ、アイドルグループへ加入したのか。そもそも、モデル志望であったが、ステージでの激しいパフォーマンスが特徴であった「テレパシー」は、「アイドルの枠にはまらないアイドル」だと感じ、今後の芸能活動のきっかけになればとオーディションを受ける。合格し、活動がはじまると、歌ってダンスができるライブは本当に楽しかったという。「ダンスは、キレキレで皆様を魅了できるんです」というテレパシーのダンスが大好きで、ステージを応援してくれるファンを、“大切な存在”と感じるようになった。

 しかし、「アイドルの枠にはまらないアイドル」といえども、アイドルはアイドル。彼女は、握手会などでのアピールの仕方に苦労する。アイドルとしてファンから求められている偶像が、あまりに、本来の根が男っぽい自分と違うことに悩んだ。さらに、グループの体制にも変化が起きた。最初は、振りつけの先生がレッスンまで面倒を見てくれていたが、2013年9月頃から振り入れの後はメンバーだけでレッスンすることになり、定期的に週に2回あったレッスンは不定期になった。そして、スタッフの数も少なくなる。運営側としてはメンバーの自主性を育てようと考えての措置であったが、「体制が変わって、スタッフさんも少なくなってしまって。なんかほっとかれているみたいで…」と前嶋は当時を振り返る。

 さらに、ファンの数が減っていくことにも悩まされた。「メンバーのスキルは間違いなくあがっているのに、ファンの方が少なくなっていって…。メンバーでも飽きられないように、色々話し合って…。あと、私ももう少し、アイドルらしさを強く意識しなければいけないのかなって」と考えるようになった。「やっぱり、私はアイドルに向いていないのでは?」と感じつつも、このグループが変化していく中で、ここまで頑張ってきたテレパシーを、なんとかより良いものにという思いだけで精一杯であった。

 そんな様々な悩みを抱えながら、テレパシーの1周年記念ライブが近づき、「そのライブまで、なんとか頑張ろう」とメンバー同士で結束。1周年記念ライブは納得できるステージを、披露することができた。しかし、ひとつの区切りを迎えたことで、再び真剣に自分を見つめ直すことになる。そこで、改めて自分が目指したいのは、“アイドル”ではなく、“モデル”であることを確認し、グループからの卒業を決意した。他のメンバーには、1月12日にスタッフから伝えられた。ファンに報告したのは翌日のライブ。会場は静まりかえり、その後の握手会では、ファンから「辞めないでよ」と声を掛けられるも、返す言葉が見つからなかった。自分で決めたことなのに、悲しくなり、言葉が見つからなかったという。

 様々な事情があったにせよ、やはり、前嶋の卒業の大きな理由は、自身がアイドルに不向きであると感じていたことであり、そのことが、モデル・女優業への挑戦のスピードを早めたのだろう。「もし、卒業後に某国民的アイドルグループのセンターにするから、もう一度アイドルをやってみないと誘われたらどうする?」と聞いてみても、苦笑いしながら、「それでも、やらないと思います」と答えた。しかし、「もし、テレパシーのオーディションを知った時の自分にアドバイスができるなら、受けない方がいいと言う?」との質問には、「この経験はすっごく、自分が成長することができました。それに、すっごくいいメンバーにも恵まれました。なので、“絶対、受けた方がいいよ”とアドバイスをします」と力強く語った。矛盾にも聞こえるかもしれないが、これが17歳の女の子・前嶋菜子の率直な本音であるようだ。

 取材の中で、アイドルとして活動を続けていた前嶋菜子は、様々な葛藤を抱え、多くの矛盾に悩んだことを感じた。ただ、今回の取材で、「ステージでファンに向けて語りかけたアイドルとしての前嶋菜子」と、「舞台裏での17歳の女の子である前嶋菜子」、そのどちらも、まったく同じように答えていたことがある。それは、「メンバーとファンへの感謝」の気持ちだ。最後にステージで、たくさんの涙を流した彼女に、「その涙はどんな涙?」と質問すると、「ありがとうの涙です」と答えた。そう語った彼女の潤んだ瞳は、力強くもあった。(了)


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