AKB48 チームBのファンより

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HKT48『スキ!スキ!スキップ!』を聴くとスキップしたくなる。(ときめき研究家)

2013-03-31 17:33:49 | ときめき研究家
『初恋バタフライ』『タンスのゲン』と、正式なデビューCD以前から秀作続きで、デビュー曲への期待値が高まっていた。期待に違わぬ素晴らしい出来映えのCDだ。

下手な小細工をせず、HKT48メンバーの初々しさ、可愛さ、元気さをストレートに表現したのが成功している。「箸が転がっても可笑しい年頃」と言うが、まさにそんな感じ。恋をした男の子の幸福感、全能感を歌いながら、メンバー自身の幸福感、全能感を表現している。
『初恋バタフライ』でも同じような印象を受けたが、二番煎じ感はなく、更にパワーアップしている。上がったハードルを楽々クリアした感じだ。

冒頭の「好きにならなきゃ 好きにならなきゃ 何も始まらない」というフレーズと、途中で出て来る「スキップしたくなる・・・」というフレーズ。どっちがサビなのか判然としない。その2つのフレーズに、いわゆるAメロ、Bメロが加わり、いつまでも続いていくような曲構成も計算づくだろう。『会いたかった』と似た構成だ。(「会いたかった 会いたかった」と「好きならば好きだと言おう」、どっちがサビ?)
運動会の徒競争のBGMで延々と流れているような曲。そんな印象がする。実際、通勤中、リピートで何度も聴いているうちに会社に着いてしまう。こんな幸福感は久々だ。

歌詞の世界は、AKBグループ伝統の「片想い礼賛」ソング。
「僕」と、男の子視点で歌っているのは、もはやデフォルト(初期値)だろう。
「片想いは傷つかない」と堂々と宣言している所、通学電車が出て来る所は『脳内パラダイス』を思い出す。「ジェラシー感じるより そっと見て見ぬふり」という割り切り方も共通している。
「ハートが軽くなり」「雲の上」「無重力」あたりは、『必殺テレポート』『重力シンパシー』を連想させる。
「スキップしたくなる それからジャンプ」の「それから」が新しい。
それから、「街角のどこを見ても(眩しい)キラキラと輝いて(ダイヤ)」というフレーズは、酒井法子『ダイヤモンド☆ブルー』(これも名曲)を思い出す。

ミュージックビデオも凝り過ぎていなくていい。
メンバーの可愛らしさを表現することに徹していて、好感が持てる。指原、多田が、恋愛講座の講師役をしているような場面も、うまく二人を使っている。

カップリング曲も秀作ぞろいだが、その感想はまた別記事で書きたい。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがり)
2013-04-01 00:57:54
>実際、通勤中、リピートで何度も聴いているうちに会社に着いてしまう。

まったく同じ状況になっております。
あまりにもビックリしてしまい、一言書き込ませていただく次第です。
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Unknown (1ファン)
2013-04-02 03:57:14
曲の入りの所がイイですよね
浅香唯のCガールを思い出しましたwww
流石、秋元康です!!RIVERも冒頭とサビにインパクトが有りますよね
返信する
Unknown (ときめき研究家)
2013-04-02 23:11:00
通りすがりさん、1ファンさん

コメントありがとうございます。

冒頭のメロディーが後でも出てくる所など、曲の構成がやっぱりいいですね。
終盤の「スキップしたくなるビート」の部分が、少しずれていうのも粋です。
相変わらず毎朝聴いています。
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