アイドル 藤波心 原子力発電を論じる テッド

先のKCさんの記事を読んで早速に藤波心さんのブログを訪問させていた開きました。

その意見が自分で考えた物なのかどうかは別にしてもこの意見には全面的に賛成。
引用：
今の原子力に頼らない電力の生活に

社会全体のシステムを変えればいいのです。

変えれますよ。
引用終わり：

そして確かなのは将来日本は原子力発電には頼れなくなるであろうと言うこと。
福島第1（6基）、第２（４基）、柏崎（７基）これら17基の東北、北陸にある原発は全て東京圏内へ電力供給する発電所でありこれらの原発の稼働はその地元である北陸、東北地方の人には全く関係無い電力です。
先ず東京の人間はこの事を理解すべきです。

日本にはなんだかんだで50基ちょいの原発があるのですが今回の地震で少なくとも福島第１の6基は廃炉、第2の4基も地元の反発を考慮して運転再開の目処は立っていません。

その上でスリーマイル島の事故でアメリカではそれ以降30年間原発は建設されてい無い事を考えましょう。
日本も今後同じくらいの年数、原発建設は出来ないと思いますので日本から原発が消える日が案外近いかも知れません。

その場合、原発が発電していた全発電割合の約２４％の電気をどうするかと言う現実が明日から我々の前に問題として現れます。

結論は使用電力２４％カットです。
幸いにも、日本はこれから人口が減り産業もそれに応じて縮小均衡して行くでしょうから今以上の電力需要はありません。
今居る人達が２４％の電気を節電すれば良いだけです。
それも朝から晩まで全てのシチュエーションで節電する必要は無く、発電余力のある時間帯は今までと同じレベルで使えるのですからそう難しい話しではありません。

ピーク電力を２４％削れと言う事です。

１：工場は交代で休日を決めて土日でも働く工場もあれば月曜日、火曜日でも休む工場がある。
２：ホワイトカラーの働くオフィスは深夜残業は止めて出来るだけ定時で帰る。
　　多分、サマータイムとか効果的なのでは。
３：東電のピーク電力になる夏の甲子園はナイターにしてテレビで見る人がクーラーを使わなくても快適に観戦出来る形にする。
４：地域毎に細かく電力カットが出来る仕掛けにしてその地域でピーク電力が規定以上になったらブラックアウトにする。（地域で電気の使い方を考えてもらう）

こう言った地味な方法を重ねる事で原発無しで生活を続ける事は決して無理では無いと思います。
電気代を上げるのは消費の後退につながるので駄目。
案４は工場なり、その会社を地域の仲間にすると言う意味で効果的と思います。
使い過ぎたらご近所の皆さんに迷惑が掛る。
これは町内会も同じシステムにすれば有効かと。
行き過ぎればプライバシーの侵害になるかも知れませんがだからと言って個人の我が儘を許す余裕は社会に無くなったと言う事で。

藤波心さんはこう言った具体的な事は言ってませんが原発無しでやって行く社会と言う物に悲観的では無いと感じました。

大した事ではありません。
普段は夕方6時から9時頃までの3時間の節電。
夏と冬の厳しい時は昼間、光熱費の節約、何とか電気無しでしのぐ工夫をする。
多分それだけの事です。

テッド