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NHK朝ドラ『ひよっこ』を毎日観る生活。(ときめき研究家)

2017-06-04 14:49:18 | ときめき研究家
NHK朝ドラ『あまちゃん』を毎日観る生活だったのが、もう4年前のことになる。このブログのライター達もはまっていて、多くの記事を書いた。

 『あまちゃん』に関する過去記事リンクはこちら

今年の4月から放送されている『ひよっこ』は、久しぶりに毎日録画して、その日の夜に観ている。それくらい面白いドラマだと思う。
主演は有村架純。『あまちゃん』では、小泉今日子の若い頃を演じていて好評だった。その後ブレイクし、多くのドラマや映画に出演した。今や人気女優である。4年ぶりに朝ドラに凱旋し、今度は堂々の主役である。

時代は1960年代。有村演じるみね子は、北茨城の農家の娘。母親と祖父、妹、弟と暮らしている。父親は東京で出稼ぎ中だったが、突然連絡が取れなくなってしまう。高校を卒業したみね子は、東京の向島電機に就職する。会社の女子寮に暮らしながら、ラジオの部品を作る工場のラインで働き、実家に仕送りをする。ところがその年の冬、会社が倒産してしまう。
6月3日現在、物語はここまで進んだが、これからどう展開するのか目が離せない。

高度成長期の日本を支えた労働者の物語は、最近あるようでなかった。仕事をしてお金を稼ぎ、寮の食堂のカレーライスや、銭湯帰りの焼き芋など日常のささやかな出来事に喜びを見出す。そんな時代を徒に美化するのもどうかと思うが、貧しくても懸命に生きていた昭和の青春には共感できる。
北茨城編が1か月、向島電機編が1か月、展開が早く、飽きさせない。根っからの悪人が出てこないのも、朝ドラらしくていい。ナレーションの増田明美がいい声で、彼女もまた昭和っぽい。1960年代、私は既に生まれていたが、子どもだったのでこのドラマに「懐かしい」という感情はない。でも、このドラマのリアリティーは本物だと直感で分かる。

有村架純は昭和が似合う女優だ。『あまちゃん』では1980年代の聖子ちゃんカットが似合っていたし、『ひよっこ』では1960年代の素朴な田舎娘役がぴったりだ。

『ひよっこ』と『あまちゃん』は全く別のドラマだが、『あまちゃん』ファンなら思わずニヤリとする共通点もある。
『ひよっこ』の向島電機女子寮の6人は全員地方出身で方言を話し、『あまちゃん』のGMT6のような雰囲気だ。6人それぞれのエピソードが丁寧に描かれ、それぞれが輝いている。有村以外の5人もすぐに人気が出るのではないか。
『ひよっこ』でみね子を何かと助けてくれる洋食屋の女店主役の宮本信子は、『あまちゃん』では有村架純の母親役だった。
『ひよっこ』では親友の時子が女優を目指しているが、『あまちゃん』では春子、アキがそれぞれアイドルを目指し、アキは実際にアイドルになる。
『ひよっこ』では父親が行方不明になるが、『あまちゃん』ではユイの母親が失踪した。
これらの共通点は、意図的か偶然かは不明だが、ドラマの本筋とはまた別の楽しみ方もできる。

あと4か月、楽しめそうだ。

有村架純の出演作品の感想
『ビリギャル』
『ストロボエッジ』
『女子―ズ』
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