『桜の栞』CDの発売日が近づいてきた。
どちらのバージョンを買おうか迷っている。
そんなものは迷わず両方買えばいいじゃないかと言う読者がほとんどだろうが、それは私の主義主張・行動原理に合わないのだ。
いわゆるAKB商法は、公正取引委員会の指導を受けた後も健在だ。
1人のファンにできるだけ多くの金を使わせよう、つまり客単価を上げようとするのは商売の常道であり、違法というレベルに至らない限り非難はできない。客が納得づくで支払う分には自己責任である。
5回握手をしたいために5枚のCDを買うのも結構。10票の投票のために10枚買うのも自由だ。それから、ガチャや生写真など、私は詳しくないが、色々なことでお金を使うのも勝手だと思う。
私は「企画派」だから、握手や生写真にはあまり興味がない。楽曲をCDとDVDで鑑賞できればいい。だから、どんなオマケが付いていようが、同じCDを2枚買うことはない。
ところが、今回のCDは、
1.『桜の栞』
2.『マジスカロックンロール』
3.『遠距離ポスター』(チームPB)
4.『Choose me』(チームYJ)
以上4曲の楽曲を鑑賞するためには、1,600円のCDを2種類買わなければならない。
ジャケット写真が違うとか、付いている生写真が違うとかではないのだ。正に鑑賞対象そのものが2つに分かれているのだ。しかも、1、2は共通で、3と4がいずれか一方しか付いていないため、片方しか買わないと1曲だけ漏らすことになってしまうのだ。要するに、3、4はオマケ扱い、生写真扱いということであり、楽曲の価値を自ら貶めている。これは邪道ではないか。
小遣いの少ない中高生ファンは、3、4のうち自分の好きなメンバーが入っている方を選んで買うのだろう。その瞬間、選ばれなかった方の曲を、彼らが鑑賞する機会は失われるのだ。
(あるいは彼らはユーチューブかニコニコ動画で買わなかった方の曲を見るかもしれない。それはCDの販売者が自らそう誘導しているようなものであり、ゆくゆくはCDの売り上げを減らす要因になるかもしれない。)
私は社会人なので1,600円を2枚買うくらいの経済力はあるが、お金の問題ではない。
こんな姑息なことをするなら、まだはじめから4曲1セットで3,200円で売ってほしい。それなら(高いとは思うが)まだ諦めもついて買うだろう。
『RIVER』がクオリティの高い3曲の音源、映像を収録していてお買い得と、折角褒めたのに、裏切られたような気がしている。
そんなことを昨晩の反省会で言ったら、ナッキーさんから「同じ『桜の栞』というCDを2種類買うのではなく、『遠距離ポスター』というシングルCDと『Choose me』というシングルCDを買うと思えばいいじゃないか」という助言。
いつもながら、ポジティブシンキングだ。
P.S.
同様の商法は昔からあった。
少年隊のデビュー曲である『仮面舞踏会』(1985年)のシングルレコード(!)は、ジャケット違いで3種類発売された。今調べたら、B面(!)の曲は3枚別々だったようだ。3枚とも買ったファンも多いことだろう。
どちらのバージョンを買おうか迷っている。
そんなものは迷わず両方買えばいいじゃないかと言う読者がほとんどだろうが、それは私の主義主張・行動原理に合わないのだ。
いわゆるAKB商法は、公正取引委員会の指導を受けた後も健在だ。
1人のファンにできるだけ多くの金を使わせよう、つまり客単価を上げようとするのは商売の常道であり、違法というレベルに至らない限り非難はできない。客が納得づくで支払う分には自己責任である。
5回握手をしたいために5枚のCDを買うのも結構。10票の投票のために10枚買うのも自由だ。それから、ガチャや生写真など、私は詳しくないが、色々なことでお金を使うのも勝手だと思う。
私は「企画派」だから、握手や生写真にはあまり興味がない。楽曲をCDとDVDで鑑賞できればいい。だから、どんなオマケが付いていようが、同じCDを2枚買うことはない。
ところが、今回のCDは、
1.『桜の栞』
2.『マジスカロックンロール』
3.『遠距離ポスター』(チームPB)
4.『Choose me』(チームYJ)
以上4曲の楽曲を鑑賞するためには、1,600円のCDを2種類買わなければならない。
ジャケット写真が違うとか、付いている生写真が違うとかではないのだ。正に鑑賞対象そのものが2つに分かれているのだ。しかも、1、2は共通で、3と4がいずれか一方しか付いていないため、片方しか買わないと1曲だけ漏らすことになってしまうのだ。要するに、3、4はオマケ扱い、生写真扱いということであり、楽曲の価値を自ら貶めている。これは邪道ではないか。
小遣いの少ない中高生ファンは、3、4のうち自分の好きなメンバーが入っている方を選んで買うのだろう。その瞬間、選ばれなかった方の曲を、彼らが鑑賞する機会は失われるのだ。
(あるいは彼らはユーチューブかニコニコ動画で買わなかった方の曲を見るかもしれない。それはCDの販売者が自らそう誘導しているようなものであり、ゆくゆくはCDの売り上げを減らす要因になるかもしれない。)
私は社会人なので1,600円を2枚買うくらいの経済力はあるが、お金の問題ではない。
こんな姑息なことをするなら、まだはじめから4曲1セットで3,200円で売ってほしい。それなら(高いとは思うが)まだ諦めもついて買うだろう。
『RIVER』がクオリティの高い3曲の音源、映像を収録していてお買い得と、折角褒めたのに、裏切られたような気がしている。
そんなことを昨晩の反省会で言ったら、ナッキーさんから「同じ『桜の栞』というCDを2種類買うのではなく、『遠距離ポスター』というシングルCDと『Choose me』というシングルCDを買うと思えばいいじゃないか」という助言。
いつもながら、ポジティブシンキングだ。
P.S.
同様の商法は昔からあった。
少年隊のデビュー曲である『仮面舞踏会』(1985年)のシングルレコード(!)は、ジャケット違いで3種類発売された。今調べたら、B面(!)の曲は3枚別々だったようだ。3枚とも買ったファンも多いことだろう。
4曲入りゥ゛ァージョンの商品を"ちょうどエエ感じ"の価格設定にして、プラス、"今までと違った趣のプチ特典"を、1つだけ、付ける…。
まぁ、営業的に比べられないので、何とも言えませんが…。
ぶっちゃけ、
どうしても…
どうしても…
どうしても…
「PBvsYJ」の企画を成功させたいんだなぁ…って…そう思いました。
あ…オリコン的なものもある?かぁ・・・現場の人は、色々と大変だなぁ。
でも、ファンの人の気持ちの部分も、どっか、頭の隅においといてほしいような気もする。 どっかでね。