AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

(KCさんからの投稿です)アンコール中止の真相を推理する(1)アンコール中止、見たかった

2008-08-17 00:00:01 | 注目の記事
8月13日私が昼とおやつを見た後、夜公演ではとんでもないことが起こった。アンコール要請がかからなかったという理由で、最後の3曲がキャンセルとなったのである。メモリストによると、アンコールを要請するファンと拒否する主催者のせめぎ合い、最後に涙ながらにメンバー・研究生の挨拶が終わるまでに、20時38分から20時53分までの15分間が費やされた。

最初に私自身の見解を書く。アンコール要請がなければそこでコンサートを打ち切るのは、正しい。そして、当たり前のことである。

私がアイドルのコンサートを見始めたのは、1978年からである。当時からアンコールはあった。しかし、これが、肯定的に評価されていたわけではない。例えば、次のような新聞記事(文化欄のコラム)を読んだ記憶がある。  
「最近のクラシックのコンサートは、本編の演奏の出来にかかわらず、観客はアンコールを要請して、主催者は演奏する。このような予定調和は悪い風潮であり、まるでアイドルのコンサートのようで、不快だ。」

公式HPに秋元康のコメントとして、「アンコールは、お客様のリクエストによって成立する御礼のパフォーマンスであること」と書いてあったのと同じ趣旨である。本来、アンコールがあることは特別なことで、アンコールがないのが普通であったのだ。(過去形)

現在はどうか。アンコールがあることが当たり前である。これはAKB48だけではく、アーティスト系でも、アンコールがないコンサートはない。従って、いかなる理由があっても、アンコールをやらないと、お客に対して失礼となる。アンコールができなかったコンサートのほとんどは、歌手の体調不良であり、8月13日の研究生公演のように要請がないからやらないというのは、芸能ビジネスの中で前代未聞の出来事であろう。

それでは、何故、主催者側は、こんな暴挙をおかしたのであろうか。まず、今回の事件による損失を考えてみると、
1) 金銭的損失 このコンサートを見たお客を招待するので、切符代(2000円か3000円)と人数(250人)をかけると、50万から75万円の損失。
2) 当日見ていたお客さんが、AKB48のコンサートなんて、二度と見たくない、と思ったかもしれない。将来のファン=収入を失う。
3) ネットでの批判が多発。それを読んだ人が、AKB48に対する興味を失う、否定的な評価をすることで、人気が下がる。

秋元康がHPで語っている「演出チームのひとつの目安」を守ることは、これらの損失を覚悟しても、より大事なことであったのだろうか。こんな目安は守らずに、観客が望むアンコールを行う方が、損失を防いで、お客を満足させ、一挙両得であったはず。現場の責任者が安易な選択をしたら、アンコールをやったはずだ。
以上より考えると、アンコール中止は、主催者側が、強い意志をもって実行したとしか考えられない。コンサート会場現場の担当が、マニュアルを忠実に守ってお客に迷惑をかけ、後から上司に咎められたということではない。ここで言う主催者とは、総合プロデューサーの肩書きの(実質的にオーナーと言ってもよい)秋元康であり、彼の指示により実行されたはずである。

主催者側が、アンコール中止を実行するにあたり、一番綿密に検討したのは、中止した場合に、観客を無事に退場させることができるかどうかであったであろう。(以下、企画会議の議論を想像しました。)

激怒したファンが、暴力をふるって場内が混乱し怪我人が出たりすると、今後の公演ができなくなるリスクがある。この事態は絶対に防がなくてはならない。常連ではないファンは動きが読めない。従って、リピーターが一番多い、研究生公演で実行しよう。リピーターは、暴力をふるえば自分が見たいステージが明日から見られなくなることを理解できるだけの理性は持っているだろう。
激怒したファンが暴力をふるう可能性はゼロではない。これは、場内に荷物の持ち込みを禁止することで乗り切ろう。お客から不自由さと200円とられることに文句もでるだろうから、禁止の理由は当局からの要請にしておく。

リピーターの中には、ハプニングを見た、歴史的な瞬間を見たと、喜ぶファンもいるであろう。例えば私がそうである。アンコール中止、見たかった。

実は、私は、もっと大きな疑いを持っている。研究生公演は、アンコール中止という企画を実行するために始めたのではないか、という疑いである。後者が目的で、前者がその手段。
もし、チームA、チームK、チームBのいずれかで、アンコール中止をすると、3つのうちいずれかのチームに、「ファンからアンコールをもらえなかった」ダメなチームという否定的評価(バツ)がついてしまう。研究生公演であれば、発展途上で、至らないこともあるが、アンコール中止という貴重な経験を生かして、成長していくというストーリーが成立する。

そうまでしてアンコール中止を実行したかったのは、何故だろうか。
私は、その理由を推察できているが、本当にこんなこと考えたのだろうかと思ってしまう理由なので、本日のところは書かない。

KC
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