AKB48 チームBのファンより

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『高嶺の林檎』カップリング曲『山へ行こう』にハマった。(ときめき研究家)

2014-04-13 15:00:00 | ときめき研究家
SKE48とNMB48の最新シングル曲とカップリング曲を同時にダウンロードして聴き続けてきたが、今回はNMB48の方が気に入った。

『高嶺の林檎』。
低い目標ではなく高い目標を持って努力せよという、メンバーへの「啓発メッセージソング」だ。またこんな歌かと辟易するが、曲調はNMB48らしく泥臭い短調の曲で、こんな歌は嫌いだと思いながらも聴くと引き込まれる、不思議な魅力のある歌だ。
啓発メッセージゆえに説教臭いのは当然だが、論理矛盾があるのはいただけない。1番では、低い所の実を取って、結果が出たと安易に満足することを、「結果を出せないことは チャレンジするよりだめなことか?」と批判しているが、2番では「勝ち負けはどうでもいいなんて 自分に弁解をするなよ」と、勝ち負けにもこだわれと歌う。これは矛盾していないか?
山本彩やファンに対して「どうせやるのなら1位を狙え 誰も羨む最高峰」と、「総選挙1位」を狙えと焚きつけている曲だとも解釈できる。

『山へ行こう』。
1回聴いてすぐに気に入った。痛快な曲だ。「海より山が好き、私はマウンテンガール」ということをひたすら歌っているだけだが、その馬鹿馬鹿しいところがいい。SKE48『フラフープでGO GO GO』に通じるような楽しさだ。ツボにはまった。
毎年毎年飽きもせず海の歌を歌っている自らのグループのことを揶揄するように「水着になりたいのなら 水着で山を登ろう(蚊に刺されるけど)」と歌うくだりは自虐的で最高。2番の「イカ焼き かき氷 とうもろこし ここにないけど」も、「かき氷」というAKBグループ海の歌には欠かせないアイテムを使用していてニヤリとさせる。とうもろこしも『風の行方』に出ていた。イカ焼きは思い当たらない。
曲調は、既聴感あふれるAKBスタンダード。『清純フィロソフィー』『走れペンギン』『永遠プレッシャー』などのエッセンスが散りばめられているようだ。しかしそれらとは全く関係ない歌詞がついているため、楽しめるのだ。
「青い海より 海より 渚より」と畳みかける歌詞、「恋の坂道 ゆっくりと楽しんで歩こう」という臆面のない歌詞に、久々に秋元康の冴えを感じた。

『傘はいらない』。
この曲もウキウキする楽しい歌だ。
春の細い雨の中、傘をささずに濡れながら歩く少年の歌だ。どうやら失恋をした直後のようだが、雨に濡れることで全て洗い流してしまいたいといった気持ちを歌っている。前後の出来事とか、それ以上のことは何も言っていない歌詞だが、これはこれでいいのだろう。
曲調が軽快な「タンタンタン・タンタタタン」という『ビーチサンダル』と同じリズムだ。「髪が濡れちゃっても 服が濡れちゃっても」「どこか濡れちゃっても 全部濡れちゃっても」という繰り返しのテンポもいい。聴いていると楽しくなる曲だ。

『プロムの恋人』。
プロムとは学年末パーティーのことらしい。そのパーティーに、憧れの彼女ではない別の女の子と出かけた「僕」の歌だ。パーティーの最中にも憧れの彼女に見惚れていて、今夜のパートナーの女の子を悲しませてしまう。「僕は最低の男かもしれない」と反省するが、「最低かもしれない」ではなく「最低だ」だろうと突っ込みたくなる。逆に、女の子のセリフ部分の歌詞がけなげで、愛おしい。
曲調は軽快で、ダンスパーティーを思わせる。

『一週間、全部が月曜日ならいいのに』。
彼女に会える月曜日が待ち遠しいという、ただそれだけの内容。ありがちなテーマだが、会えるのが月曜だけという理由が途中まで明かされない。学校なら月曜から金曜まで会えるはずだがなぜだろう。2番で「ゼミ」という言葉が出て来て、彼らは大学生で、ゼミの時間でしか会えない間柄だとわかる。中高生という先入観で聴いていたので思いつかなかった。大学生にしては、ただぼうっと遠くから眺めているだけで、幼い印象だ。
曲調はどこと言って特徴がない。

『水切り』。
スローな曲調。君の心へ僕の気持ちを投げると、飛び石のように何回も跳ねながら届くだろうかというような内容の歌詞。そのコンセプトだけで作られた1曲。印象が薄い。

新しいCDが出るたびに何回も書いていることだが、同じタイトルのCDを、カップリング曲を替えて何種類も出す商法は、本当にやめてほしい。全部の曲を聴いてほしいと思っているのか疑わしい。
ただ、メンバーの立場に立って考えると、カップリング曲が少なければ、そのCDに参加できないメンバーも出て来る。だとすれば、6曲入りミニアルバムとして売るべきではないか。ただ、そうするとCD売り上げ枚数が少なくなるだろう。しかし、CD売り上げはそんなに気にするべきことなのだろうか。

そんなことを考えていたら、「AKB人気は本当か 新世代の音楽チャート作れ」という記事を見つけた。米ビルボード社が、CD販売、ネット配信、ラジオでの放送回数、CDレンタル、ツイッター動向を加味して作成したと言う。
因みに、そのランキングでは3月10日~16日の1位は『桜、みんなで食べた』で、オリコンチャートと変わらなかったが、2位以下はかなり変わったようだ。

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2 コメント

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Unknown (匿名)
2014-04-15 22:10:56
曲名が間違ってはいませんか??
「山ガール」は「山へ行こう」という曲名で
「飛び石」は「水切り」という曲名ですよ??

分かっていらっしゃったらすみません。
返信する
失礼しました (ときめき研究家)
2014-04-15 22:39:48
曲名間違っていました。思い込みは怖いですね。

山ガール → 山へ行こう
飛び石  → 水切り

記事を修正しました。
ご指摘ありがとうございました。
返信する

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