『そばかすのキス』で、どうしても意味不明な歌詞があった。
「手をつなぐのも初めてで ぎこちなく歩いた 永遠よりも長いような 照れくさい夢を見た」
前半はわかるが、「永遠よりも長いような照れくさい夢」とは何か?
解釈1
「はるか将来のことを語り合ったこと、例えば結婚して家庭を作るような夢」という解釈が一般的なのだろうか。確かに「照れくさい」面もあるだろうが、「永遠よりも長い」という言い回しはピンと来ない。はるか将来なら、「長い」より「遠い」だろう。
解釈2
デートして帰った自分の宿のベッドで、本当に夜見た夢のことと考えるのが自然かもしれない。夢の中にも当然彼が出てくるのだが、翌日彼に説明しようとすると少し照れくさいエピソードも含まれている、というような解釈もできる。「長い」というのは、夢の中の出来事を克明に覚えていて、説明するのに時間がかかるということか。あるいは、彼に早く会いたいのになかなか朝が来ないのを「永遠よりも長い」と形容したのかもしれない。
解釈3
私の結論は「お互い初めてだったセックス」という解釈だ。
手をつなぐのも初めての二人が早すぎるとも思えるが、別の所では「唇から唇へと愛が伝わった」と、ディープキスをしているので、あながち不自然ではない。二人とも初体験で、ゆっくり時間をかけて結ばれたということを、「永遠より長い夢」と表現したと解釈できる。そもそもセックスは照れくさいものだ。何より「夢」はベッドで見るものだから。
SDNの『普通のあなた』のように「セックスをしたくなるの」と余りに直接的に歌うより、よく考えないと分からない、遠まわしで粋な歌詞だと思う。
「手をつなぐのも初めてで ぎこちなく歩いた 永遠よりも長いような 照れくさい夢を見た」
前半はわかるが、「永遠よりも長いような照れくさい夢」とは何か?
解釈1
「はるか将来のことを語り合ったこと、例えば結婚して家庭を作るような夢」という解釈が一般的なのだろうか。確かに「照れくさい」面もあるだろうが、「永遠よりも長い」という言い回しはピンと来ない。はるか将来なら、「長い」より「遠い」だろう。
解釈2
デートして帰った自分の宿のベッドで、本当に夜見た夢のことと考えるのが自然かもしれない。夢の中にも当然彼が出てくるのだが、翌日彼に説明しようとすると少し照れくさいエピソードも含まれている、というような解釈もできる。「長い」というのは、夢の中の出来事を克明に覚えていて、説明するのに時間がかかるということか。あるいは、彼に早く会いたいのになかなか朝が来ないのを「永遠よりも長い」と形容したのかもしれない。
解釈3
私の結論は「お互い初めてだったセックス」という解釈だ。
手をつなぐのも初めての二人が早すぎるとも思えるが、別の所では「唇から唇へと愛が伝わった」と、ディープキスをしているので、あながち不自然ではない。二人とも初体験で、ゆっくり時間をかけて結ばれたということを、「永遠より長い夢」と表現したと解釈できる。そもそもセックスは照れくさいものだ。何より「夢」はベッドで見るものだから。
SDNの『普通のあなた』のように「セックスをしたくなるの」と余りに直接的に歌うより、よく考えないと分からない、遠まわしで粋な歌詞だと思う。
つまり、"全部"なんじゃないか?と…。肩を抱かれる事も,セックスも,プロポーズも,結婚式も,ドレス選びも,指輪の交換も,名字が変わる事も,新婚旅行も,自分の作った料理を彼が残さずに食べてくれる画も,子供を授かる事も…そして、おじいさんとおばあさんになって、再び、この浜辺を手をつないで歩く事も…。 その全部を 瞬間に想像していまった女心なのかなぁ?って思いました。
いずれにせよ、"一瞬が永遠である"若い恋の残酷さと素晴らしさ、そして、矛盾。 そんなものをあらわしているような気がしてきました。
私が「夢=セックス」説を思いついた根拠を、後出しですがもう一つ。
『ビーチサンダル』にこんな歌詞があります。「ごめんねと一言言い残して 部屋を出た自分が許せなかったリグレット」。つまりセックスしなくて後悔している。
一方『そばかすのキス』では「後悔していないわ」。品がないが、やるだけのことはやったから後悔していないということでしょう。
この2曲は、鏡写しのような曲です。
でも、どちらにしても、全く後悔しない青春なんてないと思います。