あれは、『DUMP SHOW』(大阪公演)のお見送り会でのこと。
僕は、長い列, 動きの遅い人の流れ, "あ、また、途切れた"…。
もう、あんまりヒマだったんで、チョット大きめ、とりあえず、手を振っといたんだ…シンディーにね。
すると、
シ : おーっ!
僕 : お、おーっ!
シ : おーっ!ひっさしぶりー!
僕 : おーっ!
"あぁ、シンディー、僕のこと、知ってるんだ~"…それを確信した日。
僕は、関西人だから、そこは、もちろん、"おーおー教の教祖か!"って、心の中、ツッこんではおいたんだけど、あれは、嬉しい出来事だったなぁ~。
ただ、その日の夜、チビチビ…酒やってる時に、突然、別の感情?が入ってきた…"あれ~?"って。
ふと、思ってしまったんだ。
それは、
"あの会場に、シンディーのファン…何人ぐらいいたのだろう? 来たのだろう?"って。
"AKBの劇場公演を経験している人、どれくらいいたのかな?"って。
"そっちは好きでも、こっちには、そんな興味なし。チケット獲得に心動かねぇ~…って、そんな考えとか…あるのかな?"って。
なんか、素朴なギモンとしてね。
あの時、前100人, 後ろ100人、いや、もっとかな?
あの立派なロビー内、少し…ポツーン気味のシンディーをずっと見てた。
ここは、大阪だからか? いや!…でも。
別に自分をエエように言いたい訳じゃない。
ただ、なんでしょう? あの感じ…。
そして、この夜、僕が、勝手に気付いたこと。
それは、僕…"チームBのシンディーも、SDNのシンディーも、『中野ブロンディーズ』のシンディーも、『DUMP SHOW』のシンディーも…全部一緒だなぁ~"って。
"ただ、スタイルが違うだけ。たった、それだけのこと"なんだって…。
再確認というには、あまりに当たり前過ぎて、自分では気付かなかったこと…だよ。
あ、だからか~。
なっちゃんが、アイドルであろうとなかろうと、そんなもん、どっちでもいいこと…。
今年の夏、『おおかみこどもの雨と雪』をシネコン…観に行った時、他のシアターゲートで、上映時間終了の準備をしている知り合いの係員さんを見つけてね…"おーっ!"。
で、この前のお礼と立ち話。で、で、たまたま、彼女のその時間帯の担当が、『苦役列車』でね。
これは! あの手この手の誘導リサーチをせねば! と、2組…"え、2組って?! 200席以上あるでしょ? " 。
で、その内訳は、中高年のカップルと若い女性。
"あれ~? 入ってないんだ~"と思った。
折しも、テレビでは、連日、「あっちゃん卒業宣言特集」のさなかにね…あのギャップ。
これはもう、もしかしたら?ということではなく、確信したよ…"そっちの前田敦子に興味はあっても、こっちの前田敦子には、全然興味ないんだな…"と。
チョット、前田敦子が、可哀想に思えた瞬間だった。
だって、彼女からしたら、女優…ようやく夢が叶った時、1番見て欲しい人に、それ、見てもらえない…ってことでしょ。
"なんだかなぁ~"って。"晴れ姿なのになぁ~"って。
しかし、前田敦子ファン、いや、そもそも、アイドルファンって、みんな、そういうトコあるのかな?
それが、当たり前なのかな? とにかく、2つの "あれ~?"…いろいろと考えさせられた。
ところで、チョイ、話は変わるけど、上戸 彩, 岡田准一, 前田敦子。
この3人の共通点って、分かります? あ、これは、僕の思いが入り過ぎた。
失敬、失敬。
じゃ、これでよろしく、
『結婚』(橋田壽賀子ドラマ)…上戸 彩, 『反乱のボヤージュ』(学生と舎監の心の交流を描いた社会派ドラマ)…岡田准一, 『強行帰国~忘れ去られた花嫁たち~』…前田敦子。
この共通点…。
答えは、(共演者としての) 渡 哲也。
僕には、昔から思っていることがある。
それは、渡 哲也と共演した役者(特に、若手)って、その共演後、芝居が変わる…ってことだ。そして、上戸 彩, 岡田准一は、その代表格。
ぶっちゃけ、その前後で、全然、演技が違ってる。
"無駄なものが取れた"っていうのかな? それを表現するのが、とても難しいんだけど、とにかく、"演じよう!演じよう!"ではなく、その役が本人に吸い付いていってる感じ…。
上戸 彩の場合は、『3年B組金八先生』で、世に出た後、正直、伸び悩んでいたと思う。
ぶっちゃけ、「CM女優」だったと思う。
でも、この渡 哲也との共演後の作品、『10年後も君に恋して』,『絶対零度』,『テルマエ・ロマエ』は、別人…というか、なんか、別の女優みたいだ。
岡田准一の場合は、V6だけのなんだか訳のわからない、それこそ、学芸会レベルの作品&演技のすぐ後、つまり、デビューしてすぐ、渡 哲也と出会っている。
『木更津キャッツアイ』,『SP』…そして、最近の『天地明察』まで、若い頃から、堂々の一枚看板…すべて素晴らしい。でも、僕は、そのキッカケって、『反乱のボヤージュ』だったと思っているんだ。
そして、前田敦子。
2人のようになれるのか?
僕、ポイントは、これだと思っている。
つまり、渡 哲也の人間性から、ちゃんと影響を受けられたか…どうか?
"渡さんて、スゴイ人だなぁ~"だけで終わっていないかどうか?
前田敦子は、その感性を持っている役者であるかどうか?だと思っている。
上戸 彩は、その共演後、"私も参加させてください!"…。
事務所なんて関係ない。
石原軍団の炊き出しに自ら希望して出かけたり、つまり、そういう積極的…変化、周りの人は、その部分…とても驚いたのだそうだ。
岡田准一は、今でも、渡 哲也のことを話す時、本当に嬉しそうな顔をする。
本当に嬉しそうな顔をするんだ。
そして、影響を受けている。
2人は、その人間的な成長が、演技にも出ていると思っててね…。
おそらく、前田敦子も、あの2人と同じことをされていると思う。
例えば、直筆の手紙。
例えば、ドラマ組の一員として、現場スタッフは、自分も含めて、同じように扱われていること…その平等感。例えば、初顔合わせ、若手が挨拶する前に、両手で手を握られ、真っ直ぐ見つめられ、しかも、あの声で、"渡 哲也です。よろしくお願いします!" + "前田さん、時々、敦子ちゃん"…etc etc etc。…あの対応。
そこで、何を感じたか?で、彼女の女優人生は、今後、大きく変わっていくと思うんだよなぁ~。
上手い役者, 上手くない役者, 心を感じる役者, 心を感じない役者, 一生懸命な役者, "現場に慣れただけ"の役者…いろいろいる。
そして、僕、"役者は、少しずつ、演技が上手くなる"って、実は、ウソだと思ってんだ。
"突然にしか、上手くならない"と思っている。
ターニングポイントになる作品, 人との出逢い, 脱皮…。
根底から変わる瞬間がある。
あっ、そうそう。『強行帰国~忘れ去られた花嫁たち~』観ましたよ~。
僕は、今までの彼女の作品…演技の中で、1番良かったと思う。
何より、観終わった後、"次の作品、楽しみだな"…と思った。
申し訳ないけど、彼女の場合、初めてね。
ところで、前田敦子ファンの人は、あれを観たのかな? いや、観てやってほしいなぁ~。
"本当に見て欲しい時に…君がいない"って、僕は、やっぱり、不幸だと思うから。
なんか、幸せじゃないと感じるから。
僕は、長い列, 動きの遅い人の流れ, "あ、また、途切れた"…。
もう、あんまりヒマだったんで、チョット大きめ、とりあえず、手を振っといたんだ…シンディーにね。
すると、
シ : おーっ!
僕 : お、おーっ!
シ : おーっ!ひっさしぶりー!
僕 : おーっ!
"あぁ、シンディー、僕のこと、知ってるんだ~"…それを確信した日。
僕は、関西人だから、そこは、もちろん、"おーおー教の教祖か!"って、心の中、ツッこんではおいたんだけど、あれは、嬉しい出来事だったなぁ~。
ただ、その日の夜、チビチビ…酒やってる時に、突然、別の感情?が入ってきた…"あれ~?"って。
ふと、思ってしまったんだ。
それは、
"あの会場に、シンディーのファン…何人ぐらいいたのだろう? 来たのだろう?"って。
"AKBの劇場公演を経験している人、どれくらいいたのかな?"って。
"そっちは好きでも、こっちには、そんな興味なし。チケット獲得に心動かねぇ~…って、そんな考えとか…あるのかな?"って。
なんか、素朴なギモンとしてね。
あの時、前100人, 後ろ100人、いや、もっとかな?
あの立派なロビー内、少し…ポツーン気味のシンディーをずっと見てた。
ここは、大阪だからか? いや!…でも。
別に自分をエエように言いたい訳じゃない。
ただ、なんでしょう? あの感じ…。
そして、この夜、僕が、勝手に気付いたこと。
それは、僕…"チームBのシンディーも、SDNのシンディーも、『中野ブロンディーズ』のシンディーも、『DUMP SHOW』のシンディーも…全部一緒だなぁ~"って。
"ただ、スタイルが違うだけ。たった、それだけのこと"なんだって…。
再確認というには、あまりに当たり前過ぎて、自分では気付かなかったこと…だよ。
あ、だからか~。
なっちゃんが、アイドルであろうとなかろうと、そんなもん、どっちでもいいこと…。
今年の夏、『おおかみこどもの雨と雪』をシネコン…観に行った時、他のシアターゲートで、上映時間終了の準備をしている知り合いの係員さんを見つけてね…"おーっ!"。
で、この前のお礼と立ち話。で、で、たまたま、彼女のその時間帯の担当が、『苦役列車』でね。
これは! あの手この手の誘導リサーチをせねば! と、2組…"え、2組って?! 200席以上あるでしょ? " 。
で、その内訳は、中高年のカップルと若い女性。
"あれ~? 入ってないんだ~"と思った。
折しも、テレビでは、連日、「あっちゃん卒業宣言特集」のさなかにね…あのギャップ。
これはもう、もしかしたら?ということではなく、確信したよ…"そっちの前田敦子に興味はあっても、こっちの前田敦子には、全然興味ないんだな…"と。
チョット、前田敦子が、可哀想に思えた瞬間だった。
だって、彼女からしたら、女優…ようやく夢が叶った時、1番見て欲しい人に、それ、見てもらえない…ってことでしょ。
"なんだかなぁ~"って。"晴れ姿なのになぁ~"って。
しかし、前田敦子ファン、いや、そもそも、アイドルファンって、みんな、そういうトコあるのかな?
それが、当たり前なのかな? とにかく、2つの "あれ~?"…いろいろと考えさせられた。
ところで、チョイ、話は変わるけど、上戸 彩, 岡田准一, 前田敦子。
この3人の共通点って、分かります? あ、これは、僕の思いが入り過ぎた。
失敬、失敬。
じゃ、これでよろしく、
『結婚』(橋田壽賀子ドラマ)…上戸 彩, 『反乱のボヤージュ』(学生と舎監の心の交流を描いた社会派ドラマ)…岡田准一, 『強行帰国~忘れ去られた花嫁たち~』…前田敦子。
この共通点…。
答えは、(共演者としての) 渡 哲也。
僕には、昔から思っていることがある。
それは、渡 哲也と共演した役者(特に、若手)って、その共演後、芝居が変わる…ってことだ。そして、上戸 彩, 岡田准一は、その代表格。
ぶっちゃけ、その前後で、全然、演技が違ってる。
"無駄なものが取れた"っていうのかな? それを表現するのが、とても難しいんだけど、とにかく、"演じよう!演じよう!"ではなく、その役が本人に吸い付いていってる感じ…。
上戸 彩の場合は、『3年B組金八先生』で、世に出た後、正直、伸び悩んでいたと思う。
ぶっちゃけ、「CM女優」だったと思う。
でも、この渡 哲也との共演後の作品、『10年後も君に恋して』,『絶対零度』,『テルマエ・ロマエ』は、別人…というか、なんか、別の女優みたいだ。
岡田准一の場合は、V6だけのなんだか訳のわからない、それこそ、学芸会レベルの作品&演技のすぐ後、つまり、デビューしてすぐ、渡 哲也と出会っている。
『木更津キャッツアイ』,『SP』…そして、最近の『天地明察』まで、若い頃から、堂々の一枚看板…すべて素晴らしい。でも、僕は、そのキッカケって、『反乱のボヤージュ』だったと思っているんだ。
そして、前田敦子。
2人のようになれるのか?
僕、ポイントは、これだと思っている。
つまり、渡 哲也の人間性から、ちゃんと影響を受けられたか…どうか?
"渡さんて、スゴイ人だなぁ~"だけで終わっていないかどうか?
前田敦子は、その感性を持っている役者であるかどうか?だと思っている。
上戸 彩は、その共演後、"私も参加させてください!"…。
事務所なんて関係ない。
石原軍団の炊き出しに自ら希望して出かけたり、つまり、そういう積極的…変化、周りの人は、その部分…とても驚いたのだそうだ。
岡田准一は、今でも、渡 哲也のことを話す時、本当に嬉しそうな顔をする。
本当に嬉しそうな顔をするんだ。
そして、影響を受けている。
2人は、その人間的な成長が、演技にも出ていると思っててね…。
おそらく、前田敦子も、あの2人と同じことをされていると思う。
例えば、直筆の手紙。
例えば、ドラマ組の一員として、現場スタッフは、自分も含めて、同じように扱われていること…その平等感。例えば、初顔合わせ、若手が挨拶する前に、両手で手を握られ、真っ直ぐ見つめられ、しかも、あの声で、"渡 哲也です。よろしくお願いします!" + "前田さん、時々、敦子ちゃん"…etc etc etc。…あの対応。
そこで、何を感じたか?で、彼女の女優人生は、今後、大きく変わっていくと思うんだよなぁ~。
上手い役者, 上手くない役者, 心を感じる役者, 心を感じない役者, 一生懸命な役者, "現場に慣れただけ"の役者…いろいろいる。
そして、僕、"役者は、少しずつ、演技が上手くなる"って、実は、ウソだと思ってんだ。
"突然にしか、上手くならない"と思っている。
ターニングポイントになる作品, 人との出逢い, 脱皮…。
根底から変わる瞬間がある。
あっ、そうそう。『強行帰国~忘れ去られた花嫁たち~』観ましたよ~。
僕は、今までの彼女の作品…演技の中で、1番良かったと思う。
何より、観終わった後、"次の作品、楽しみだな"…と思った。
申し訳ないけど、彼女の場合、初めてね。
ところで、前田敦子ファンの人は、あれを観たのかな? いや、観てやってほしいなぁ~。
"本当に見て欲しい時に…君がいない"って、僕は、やっぱり、不幸だと思うから。
なんか、幸せじゃないと感じるから。