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第7回AKB48選抜総選挙の予想に代えて(”中華票”の意味) (総選挙分析ライター)

2015-05-24 10:00:00 | 分析系 メンバー
第7回AKB48選抜総選挙の予想に代えて(”中華票”の意味) (総選挙分析ライター)


第3回選抜総選挙の速報から分析を始めているので今年で総選挙の分析は5回目になる。

5回も分析していると、総選挙について随分変化を感じてしまう。それは特に昨年の総選挙の分析で感じたのだが、速報後に海外から大量の票(中華票)が入ったとか、速報の結果を見て運営が総選挙に露骨に介入するようになったというところが過去には無かった大きな変化だと思う。さらに真偽のほどは分からないが運営による票操作?も噂され、そういう意味で昨年を境にして総選挙の印象が悪くなった。
「中華票」についての報道

そういう印象を持ってしまったので総選挙の最終結果より速報の結果に興味を持った。

なぜなら、速報については投票期間が5月19~20日と非常に短いので海外票が入る余地が少ないうえに運営の政治的な邪魔や票操作?もする時間がないからこの速報の順位はストレートに国内のAKB48Gのファンの熱意を感じることができるからだ。

総選挙については”選挙対策本部”が出来ているメンバーが多い。特にベテランメンバーの選対はさすがにきちんと組織されているようだ。それは過去6回の総選挙の上位7人の速報順位と最終順位に現れている。それを見てみると速報のメンバーと最終のメンバーの入れ替わりはせいぜいあっても1人で、順位の変動もわずかである。それだけ上位陣のメンバーの選対は票の抑えをしっかりやっているのだろう。

(過去の総選挙1~7位までの速報と最終順位 )
<第1回総選挙>
順 ・ 速報 ・ 最終 ・ 選挙論点
01 ・ 前田 ・ 前田 ・
02 ・ 大島 ・ 大島 ・
03 ・ 高橋 ・ 篠田 ・
04 ・ 小嶋 ・ 渡辺 ・
05 ・ 渡辺 ・ 高橋 ・
06 ・ 板野 ・ 小嶋 ・
07 ・ 篠田 ・ 板野 ・

<第2回総選挙>
01 ・ 前田大島 ・ 反前田
02 ・ 大島 ・ 前田 ・
03 ・ 篠田 ・ 篠田 ・
04 ・ 渡辺 ・ 板野 ・
05 ・ 高橋 ・ 渡辺 ・
06 ・ 小嶋 ・ 高橋 ・
07 ・ 板野 ・ 小嶋 ・

<第3回総選挙>
01 ・ 大島前田 ・ 前田応援
02 ・ 前田 ・ 大島 ・
03 ・ 柏木 ・ 柏木 ・
04 ・ 高橋 ・ 篠田 ・
05 ・ 渡辺 ・ 渡辺 ・
06 ・ 篠田 ・ 小嶋
07 ・ 指原 ・ 高橋 ・

<第4回総選挙>
01 ・ 大島 ・ 大島 ・
02 ・ 柏木 ・ 渡辺 ・
03 ・ 渡辺 ・ 柏木 ・
04 ・ 指原 ・ 指原 ・
05 ・ 高橋 ・ 篠田 ・
06 ・ 篠田 ・ 高橋 ・
07 ・ 松玲小嶋

<第5回総選挙>
01 ・ 指原 ・ 指原 ・
02 ・ 渡辺 ・ 大島 ・
03 ・ 大島 ・ 渡辺 ・
04 ・ 松珠 ・ 柏木 ・
05 ・ 柏木 ・ 篠田
06 ・ 松玲 ・ 松珠 ・
07 ・ 島崎 ・ 松玲 ・

<第6回総選挙>
01 ・ 指原渡辺 ・ 反指原
02 ・ 渡辺 ・ 指原 ・
03 ・ 松珠 ・ 柏木 ・
04 ・ 柏木 ・ 松珠 ・
05 ・ 島崎 ・ 松玲 ・
06 ・ 松玲 ・ 山本 ・
07 ・ 山本 ・ 島崎 ・

<第7回総選挙>
01 ・ 指原
02 ・ 柏木
03 ・ 渡辺
04 ・ 松珠
05 ・ 山本
06 ・ 高橋
07 ・ 島崎


そうしてみると今年の第7回の総選挙においても上位7人の顔ぶれについては各メンバーの選対がしっかりしていることも相まって過去6回の実績どおり多少の順位変動はあっても速報とほとんど変わらないのではないか。顔ぶれが変わったとしてもせいぜい1人ぐらいだろう。(今回の速報数は全体で855,611票もあり、昨年の総得票数が264万6,847票だから速報と言っても相当な有意数である)

過去の速報のトップ順位に着目してみると第1、2回は前田、第3、4回は大島、第5、6、7回は指原がトップである。これが”自然体”の順位である。速報数が相当有意な数となっているので通常なら速報トップが最終トップになる。

ところが過去6回の最終結果を見てみると第1、4、5回の総選挙は速報のトップがそのまま逃げ切っているが第2、3、6回の総選挙は速報2位がトップを逆転して勝利している。

逃げ切ったときの選挙は大きな選挙論点がなくトップ争いに関して2位のメンバーのファンがあまり熱くならなかったときであり、逆転が起きたときはいずれも総選挙で大論点があり、その結果トップ争いが熾烈となり上位2人に周囲の注目が集中し、さらに運営も入って大騒ぎとなったときである。そういう時にライトファン層を中心とした推し無層の票が大きく動き大逆転劇が起きている。(逆転は判官贔屓のムードが盛り上がったときだ)

さて、今年の第7回について総選挙の論点を確認してみると、指原は渡辺に取られたトップの地位を奪還、柏木・松井珠・山本は初めて本気でトップ狙い、渡辺はAKBメンバー初の二連覇、高橋は卒業にあたって運営の強い推しもあり念願のトップ獲得といったように実に6人ものメンバーがトップ狙いをしているといういささか大乱戦で焦点が絞られていない選挙となっている。

こういう状況の時には判官贔屓が起きずに推し無ライトファン層の票が特定メンバーに集まりにくいから選対が本来の力を発揮して速報と最終結果があまり変わらないことが今までの総選挙の結果から予想できるが果たしてそうなるのか?

この予想を覆(くつがえ)すとするならば前述した海外からの大量の票(中華票)の存在だろう。事前の噂では大量の中華票を有するメンバーがいると言われている。もし、本当に中華票が存在しそれが速報後に大量に入って来たら今まで逆転劇が起きたような大論点がなくともその票の力で大きな順位変動があるだろう。過去の総選挙で一度もなかった3位以下からのトップ奪取が起きるかもしれない。

ただ、そういうことが現実に起きると総選挙は白けてしまう。大論点があってマスコミも注目し判官贔屓が起きて推し無ライトファン層の票が動いて逆転劇が起きてこそ盛り上がるのに、そういった国内の事情に関わらず海外票の力によって総選挙の結果が左右され始めると国内のファンに無力感が出てくるからだ。国内の評価と無縁となった総選挙に面白味がなくなって興味が失せてしまう。そうなるとマスコミも含めて今後総選挙への関心は一気に低下してしまうかもしれない。

一方、トップになったメンバーも国内でもトップの票数を獲得しているなら問題はないが、国内票ではトップになれず海外票によってトップをとっても国内ファンからは評価されずアンチの攻撃が増すうえに、さらに海外票の中身が”中華”票ということであれば新たにネット右翼からの攻撃に晒されるかもしれない。もしかしたら”中華”アイドル、”爆買い”アイドルというレッテルを張られて日本国内におけるアイドル(ブランド)価値の低下につながるリスクまである。

この場合はトップになって得られるものよりも失うものが多いかもしれずトップになることが本当にいいことなのか評価が非常に難しいところだろう。トップになっても素直に喜べないのではないか。

総選挙を大きく左右する海外票によって総選挙を単純に楽しめなくなったことは残念である。

以上

第7回AKB48選抜総選挙速報結果分析 150520
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