京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

祇園 さ々木

2014-02-20 01:03:09 |  京都食べ歩き

祇園さ々木の予約

2月5日、友達と京都でも最も予約の取りにくいお店の
一つと言われる祇園さ々木へ行ってきました。

友人が、一度行ってみたいわ~と言うのを聞いて
じゃ~、予約のチャレンジしてみようかと気楽に答えてしまった私。

これが、なかなかの大変だったのです。

予約は、予約したい日の一月前の朝9時から電話で取るのですが、
2月5日の予約は、1月5日がお正月休み中という事もあって
12月23日からの受付。

23日の朝9時ちょっと前から電話をかけるのですが、全然繋がりません。
なんどかけても、なんどかけても話し中。

プ~ップ~ップ~ッという音を聞くたびに電話を切ってかけ直し。。
というのを何度も何度も。。10分、20分、30分。。

30分くらいの間に繋がるだろうという私の思惑は見事にはずれてしまいました。

途中から事情を知った主人も携帯で電話して手伝ってくれましたが
それでも、どちらも繋がりません。

1時間も過ぎ、あと10分だけ、あと10分だけ。。と思いつつ、1時間20分
もうだめだ。。もうやめようと思った時、

主人が携帯電話でなんか話しているのです。

え。。まさか、繋がったの?と半信半疑の私に電話を代わってくれました。

電話の向こうには、祇園さ々木の受付の方が。。

 やった~、ありがとう~。

。。ということで、なんとか無事に予約が取れたのですが、
私だけでなく、友人達も、もちろん主人に感謝。

すご~い。ご主人様によろしく言ってね~とすっごく喜んでくれました。

 

いよいよ2月5日

そうして、迎えた2月5日です。

お食事は、12時からのいっせいスタートということなので、
12時15分前に祇園さ々木の前に集合ということにしました。 

建仁寺の南側にある祇園さ々木、
東山通りから八坂通りを西へ歩いていくと、
辺りには有名料亭がここにもあそこにも。。すごい、この通り。

 

祇園さ々木

祇園さ々木は、ミシュラン2つ星のお店。
お店に着いて見回すと、お客さんがすでに何人も待ってられます。
みんな、運よく予約できた方たちばかりですね。

12時10分前くらいになって、お店の方が

「お待たせしました。どうぞお入りください。」と。

 中は、洗練されたすっきりした感じ。

 静かな雰囲気の中庭を通って、部屋へ案内されます。

そこには、上品で開放感のあるカウンター席がずら~と16席。

この奥には個室も一つあるようですよ。
 

 

私達が案内されたのは、カウンターの真ん中、
板前さんがちょうど目の前で調理や盛り付けをされる台の真前、
本日の前菜がずら~っと並んでいます。

「写真撮ってもいいですか。」って、遠慮気味に聞いてみたら、

「どうぞ、どうぞ、フラッシュなしならいくらでも。。」と、イケメンの板前さん。

よかった。。。、となりから、友達が、

「板前さんも撮らせていただいたら。。」とにこっ。

「モデル料は高いですよ~。」


そんな、楽しくてフランクな会話から始まったお食事会。 

もうすぐお雛さまということで、大きなハマグリの貝に
手際良く、美しく盛られていく、帆立や海老。。

お味は。。もちろん美味しい~。 さすがに評判のお店です。

海老は「こちらは車海老です。」と言った後に

「あ。。すいません。〇〇海老でした。
 いけない、いけない。。問題になる所でしたね。。

なんて、皆の笑いをどっととる板前さんの話術も場を和ませています。

 

この椀物も、ハマグリの形をした真じょう。
中には大きな本物のハマグリも入っています。これも美味しかったな~。


本日は残念なことに、佐々木さんが、フランスはパリにお出かけ中とのことで、
楽しみにしていた佐々木劇場(佐々木さんのトークが面白いらしいのです。)の
話は聞けなかったのですが、

十数人おられる板前さんが、それぞれ調理にトークにと頑張って、
私達を楽しませて下さいました。


目の前で、各お皿へ美しく並べられていくお造り。
手の先を見ていると、美味しく食べてもらいたいという愛情を感じます。 

 そしてこのお店には、イタリアのピザ釜のような釜があり。。

その釜で焼いた、しらこのグラタン風焼き物が出てきました。
上に乗ったおろしともよく合います。

 
魚の焼き物は、鰆。椎茸やたまご焼もこんがりと焼いてあります。

その後のアツアツのスープ。

中には野菜や魚、揚げたてのしらこも入っていて、これが絶品。
とっても美味しかったです。
 

 御飯は、湯葉の入ったちりめんじゃこの御飯と鯛飯。

少しづつよそってもらい、2種類を頂きます。 

湯葉入りのちりめんじゃこの御飯、とっても美味しかったですよ~。

御飯はお代わり自由。

私達は、もうおなかいっぱいでしませんでしたが、
美味しそうなお焦げをよそって貰っている方もいました。

 

最後の水菓子は、なんと5種類。

カクテルグラスに入った苺菓子には、シャンパンソースがかかっています。 

 和菓子3種盛り。

カカオと黒糖を使ったというパウンドケーキがすっごく美味しい~。

そして、最後にはアイスクリーム。黒糖ソースがかかっています。

おなかいっぱいでも、もちろんデザートも完食です。 

 

今回、佐々木さんにはお会いできなかったけど、板前さんが皆さん
笑顔いっぱいで、話し上手な方がいっぱい。
いつもそばで、佐々木さんの話しぶりを聞いてられるからなのでしょうね。

祇園さ々木ということで、緊張するのかと思いきや、
楽しくリラックスしてお食事する事ができました。 

でも、でも、やっぱり、一度はさ々木劇場見てみたい気がします。

また、運よく予約が取れたらの話ですけどね。
今度は主人と行きたいなと思ってます。

 

建仁寺 

帰りは、友達とぶらぶらと街歩き。

こちらは、祇園花見小路に繋がる建仁寺です。

 ほら、花見小路へやってきましたよ。

 花見小路。。京都らしくて素敵な通りです。

オレノパン

私達は、南座の向かいの通りを入った所にあるオレノパンでコーヒーを。

このカフェ―は、実はパンやさん。

でも、中は結構広いカフェになっていて、雰囲気も素敵ですよ。


コーヒーを飲みながら、色々と話す事1時間。。

 賀茂川横のバス停から、バスに乗って家路へ。

予約が取れてから一月半、楽しみに楽しみにしていた一日が終わりました。 
本当に美味しくて楽しい一日でした。

 

 


 

女子フィギアスケートショートプログラム始まってますね。
真央ちゃんも、佳菜子ちゃんも、鈴木明子さんも頑張ってほしいですね。

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (小梅)
2014-02-23 23:27:34
たんぽぽさん、今回もステキなお店に行かれたんですね~羨ましいです(^-^)
祇園さ々木さん。名前だけは聞いた事があります。
どんなお店かな~と気になってました。
お料理だけでなく おもてなしの心も素晴らしいお店
なんですね。
予約が取りにくいのも納得出来ますね!
ご主人が予約を取るお手伝いをしてくださるとは
優しいですね。いつも仲の良いたんぽぽさんご夫婦 、憧れます(^-^)

先日京都へ遊びに行った時にお買い物した和菓子屋さんですが 鍵善良房さんと俵屋吉富さんで干菓子を。
名月堂さんでニッキ餅、幸福堂さんで最中を買いました。とても美味しかったです。
今回はお饅頭系です(^-^)
今度京都へ行く時は季節感漂う生菓子を頂いて帰ろうと思っています。季節を感じる和菓子。。
食べても美味しく、見ているだけでもキレイで楽しいですね。
たんぽぽさんのおすすめ和菓子、よかったら又教えて下さいね。
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2014-03-01 09:59:28
和菓子たくさん買われたんですね。
小梅さんは、お干菓子がお好きなんですね。
とっても、可愛いですもんね。

最近、洋菓子派から和菓子派に変わってきたので、色々な和菓子を試してみたいと思っています。
また、お勧めがみつかったらアップしますね。

祇園さ々木は、とっても居心地のいいお店でしたよ。
ミシュラン2つ星で肩ひじ張るのかな~って
思っていたら、全然そんなことはありませんでした。
お料理はまちがいなく美味しかったです。
予約が取れたら、お昼はお薦めですよ。
夜の3分の1位のお値段で楽しめます。
でも、なかなか取れないのが難点ですよね。
小梅さんも、一度チャレンジしてみて下さいね。
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