振替休日の活動が4年目に入った頃、僕はギターよりもピアノで作曲したり、ライブでもピアノを使って弾き語ることが増えていました。
ピアノでの弾き語りで大好きだったのがトム・ウェイツやランディー・ニューマンとかドクター・ジョンとかエリック・アンダースンとか・・・。日本でいうと、やっぱりリクオさんがぴか一でしたね。
リクオさんを初めて見たのは当時通っていた京都外国語大学の学園祭の時でした。上田正樹さん、有山じゅんじさんとともにリクオさんもステージに立っておられました。
もちろん上田さんや有山さんはすごかったーー!生で聞けてほんとに感激したわけですが、何よりドギモをぬかれたのがリクオさんのピアノプレイだったんです。ともかくかっこいいブルースやブギウギピアノでしたね。こんな楽しいピアノの弾き方もあるんだなあって、まさに、僕にとってはショッキングなできごとでした。ピアノっていえばバラード系っていうイメージだったのが、まるで体が勝手に動いてしまうみたいなピアノもあるんだっていうことに気付かせてくれた瞬間でした。こんなピアノ弾いてみたい!その通りじゃなくても、楽しいピアノプレイ、ポジティブな音を出してみたいって思いました。
もうひとつ、リクオさんが弾き語った「胸がいたい」っていう歌、これは最高でしたね。清志郎さんとの共作であるこの歌、切なくて、それでもかっこよくて、ピアノでの弾き語りに僕が大きく舵を切った瞬間でした。
そんななかで、いろんなピアノを聞きつつ、コピーしつつ、練習している時に、ふと「嘘は簡単」のメロディーとピアノの感じが固まっていったんです。どちらかといえばこの曲は音楽の方が先にイメージされた歌です。ニューオリンズ系の容器すぎるピアノ、あこがれのスタイル、そんな気持ちがいっぱいつまっている曲。そんなイメージに、当時考えていた言葉がぴったりとハマったってところです。
「嘘つきな僕を許しておくれーーっ」なんて、なかなか普通は言えないことです。けっこうネガティブな発想かもしれません。そんな感情であっても、自分にとっては自分の一部なんです。
ちょっと暗い言葉も明るく歌う、そうすれば、ネガティブな言葉さえ、ポジティブな力を持つようになる、そんなことを思って、この歌をずーっと歌い続けています。
ピアノでの弾き語りで大好きだったのがトム・ウェイツやランディー・ニューマンとかドクター・ジョンとかエリック・アンダースンとか・・・。日本でいうと、やっぱりリクオさんがぴか一でしたね。
リクオさんを初めて見たのは当時通っていた京都外国語大学の学園祭の時でした。上田正樹さん、有山じゅんじさんとともにリクオさんもステージに立っておられました。
もちろん上田さんや有山さんはすごかったーー!生で聞けてほんとに感激したわけですが、何よりドギモをぬかれたのがリクオさんのピアノプレイだったんです。ともかくかっこいいブルースやブギウギピアノでしたね。こんな楽しいピアノの弾き方もあるんだなあって、まさに、僕にとってはショッキングなできごとでした。ピアノっていえばバラード系っていうイメージだったのが、まるで体が勝手に動いてしまうみたいなピアノもあるんだっていうことに気付かせてくれた瞬間でした。こんなピアノ弾いてみたい!その通りじゃなくても、楽しいピアノプレイ、ポジティブな音を出してみたいって思いました。
もうひとつ、リクオさんが弾き語った「胸がいたい」っていう歌、これは最高でしたね。清志郎さんとの共作であるこの歌、切なくて、それでもかっこよくて、ピアノでの弾き語りに僕が大きく舵を切った瞬間でした。
そんななかで、いろんなピアノを聞きつつ、コピーしつつ、練習している時に、ふと「嘘は簡単」のメロディーとピアノの感じが固まっていったんです。どちらかといえばこの曲は音楽の方が先にイメージされた歌です。ニューオリンズ系の容器すぎるピアノ、あこがれのスタイル、そんな気持ちがいっぱいつまっている曲。そんなイメージに、当時考えていた言葉がぴったりとハマったってところです。
「嘘つきな僕を許しておくれーーっ」なんて、なかなか普通は言えないことです。けっこうネガティブな発想かもしれません。そんな感情であっても、自分にとっては自分の一部なんです。
ちょっと暗い言葉も明るく歌う、そうすれば、ネガティブな言葉さえ、ポジティブな力を持つようになる、そんなことを思って、この歌をずーっと歌い続けています。