なんというタイトルの歌だろうか!どうしてこんな歌がふと浮かんでしまったのだろうか!
今年度の卒業生さんたちとは、彼らが入学した時からご縁がいっぱいあった。楽しいことも、苦しいこともあった。馬鹿な話もいっぱいしたし、真面目な話もいっぱいした。なかなか思うようにはいかず、そんな時の悔し涙も見てきた。卒業学年の担任ではないが、そんなみんなにぜひ歌をおくりたいと思って考えていた時、ふと「むしけらマーチ」の歌詞がうかんできたのだ。
目に障がいを持ち、いろんな葛藤を抱えてこの学校に入学してきた人たち、自分のことがいやになり、自分って何てちっぽけな存在なんだろうかと考えたことも多々あっただろう。
数年間という時間の中で、彼らはどんどん成長し、明るくなり、気持は柔らかくもなり、強くなり、大きな声も出るようになり、患者さんたちを癒やせるようになり、ほんとうにみんな変わっていった。すごいことだ!すごい努力だ!
そしてそれはたった一人の力ではけして成しえなかったことなのだろうと僕は思う。クラスメイトやら教員やら、近くで支えてくれる人たちやら、もっと大切な人やら・・・、そんな人たちの力が作用して、みんな変わっていけたのだと思う。
僕自身にも、自分なんて誰の役にもたてないちっぽけなむしけらみたいな存在なんだと考えていたころがあった。長い時間を経て、ほんの少しは、こんな自分ではあるが、小さなほこりを持てるようにも成れた。それはやはり、こんな自分の周りにいてくれる誰かさんたちのおかげなのである。
そんな諸々の想いが歌になった。
みんなにプレゼントするCDを録音しつつ、こんな曲にしたい、誰それみたいに歌いたいとイメージはすっかり膨らみ、でもなかなか理想どおりには歌えず苦労したが、自分なりの歌い方っていったい何なのか、そんな場所へ、たなかまさるの歌へと返っていくような作業であったと思う。これが今の自分の姿なんだろうなと思える音となった。
今年は新型コロナウイルス感染の影響でこじんまりとした卒業式となった。感動的であった。この日をむかえられたことはほんとうにうれしい!
式のあと、卒業学年の担任の先生たちの計らいで、ひとつの教室に卒業生さんたちが集まってくれた。ほんとうにありがたい気持ちで、僕はウクレレを弾きながら「むしけらマーチ」を歌った。
ここからが旅のはじまり!宇宙的規模からすれば、僕たち一人ひとりはほんの小さな存在かもしれないが、大きなほこりを持って生きていきたい!大切な人たちのことをしっかり思いながら、感謝しながらこの人生を満喫したい!そんな思いで歌うことができた。手拍子の中、ほんとうにマジカルな時間であった。感謝の他には言葉が思いつかない。そして一人ずつにCDを手渡すことができた。
みなさん、ほんとうにご卒業おめでとうございます!
この歌はぜひたなかまさるのライブにて歌い続けていこうと思う。とても気に入ってます!ライブ再開の時まで待っててくださいね!お楽しみに!
●むしけらマーチ
作詞・作曲/たなかまさる
僕は臆病な虫けらだったんだろう
心閉ざしていらいらしてた
僕は臆病な虫けらだったんだろう
立ち上がれずにうじうじしてた
ちっぽけな虫けらが大嫌いだった
あの日君とめぐり会うまでは
ちっぽけな虫けらが大嫌いだった
眩しい君とめぐり会うまでは
やるせなさを力に変えて
この一歩を踏み出してみるよ
オレンジの風に吹かれて
君はまっすぐに僕を見て
大好きだよって言ってくれたから
僕は情けない虫けらだったんだろう
あきらめの涙はもう枯れはてた
僕は情けない虫けらだったんだろう
今をひたすらに生きてやろうと決めた
ちっぽけな虫けらがちょっと好きになった
君がとなりで笑ってくれるから
ちっぽけな虫けらがちょっと好きになった
夢を抱いて笑っているから
果てしない地平をめざして
この道を歩いていくよ
オレンジの風に吹かれて
君はまっすぐに僕を見て
大好きだよって言ってくれたから
やるせなさを力に変えて
この一歩を踏み出してみるよ
オレンジの風に吹かれて
君はまっすぐに僕を見て
大好きだよって言ってくれたから
大好きだよって言ってくれるから
*お知らせ:3月28日(土)たなかまさるワンマンライブは中止とします。新型コロナウイルス感染の影響を考えてのことです。またおもいっきりライブハウスにて歌える時を心より楽しみにしています!
今年度の卒業生さんたちとは、彼らが入学した時からご縁がいっぱいあった。楽しいことも、苦しいこともあった。馬鹿な話もいっぱいしたし、真面目な話もいっぱいした。なかなか思うようにはいかず、そんな時の悔し涙も見てきた。卒業学年の担任ではないが、そんなみんなにぜひ歌をおくりたいと思って考えていた時、ふと「むしけらマーチ」の歌詞がうかんできたのだ。
目に障がいを持ち、いろんな葛藤を抱えてこの学校に入学してきた人たち、自分のことがいやになり、自分って何てちっぽけな存在なんだろうかと考えたことも多々あっただろう。
数年間という時間の中で、彼らはどんどん成長し、明るくなり、気持は柔らかくもなり、強くなり、大きな声も出るようになり、患者さんたちを癒やせるようになり、ほんとうにみんな変わっていった。すごいことだ!すごい努力だ!
そしてそれはたった一人の力ではけして成しえなかったことなのだろうと僕は思う。クラスメイトやら教員やら、近くで支えてくれる人たちやら、もっと大切な人やら・・・、そんな人たちの力が作用して、みんな変わっていけたのだと思う。
僕自身にも、自分なんて誰の役にもたてないちっぽけなむしけらみたいな存在なんだと考えていたころがあった。長い時間を経て、ほんの少しは、こんな自分ではあるが、小さなほこりを持てるようにも成れた。それはやはり、こんな自分の周りにいてくれる誰かさんたちのおかげなのである。
そんな諸々の想いが歌になった。
みんなにプレゼントするCDを録音しつつ、こんな曲にしたい、誰それみたいに歌いたいとイメージはすっかり膨らみ、でもなかなか理想どおりには歌えず苦労したが、自分なりの歌い方っていったい何なのか、そんな場所へ、たなかまさるの歌へと返っていくような作業であったと思う。これが今の自分の姿なんだろうなと思える音となった。
今年は新型コロナウイルス感染の影響でこじんまりとした卒業式となった。感動的であった。この日をむかえられたことはほんとうにうれしい!
式のあと、卒業学年の担任の先生たちの計らいで、ひとつの教室に卒業生さんたちが集まってくれた。ほんとうにありがたい気持ちで、僕はウクレレを弾きながら「むしけらマーチ」を歌った。
ここからが旅のはじまり!宇宙的規模からすれば、僕たち一人ひとりはほんの小さな存在かもしれないが、大きなほこりを持って生きていきたい!大切な人たちのことをしっかり思いながら、感謝しながらこの人生を満喫したい!そんな思いで歌うことができた。手拍子の中、ほんとうにマジカルな時間であった。感謝の他には言葉が思いつかない。そして一人ずつにCDを手渡すことができた。
みなさん、ほんとうにご卒業おめでとうございます!
この歌はぜひたなかまさるのライブにて歌い続けていこうと思う。とても気に入ってます!ライブ再開の時まで待っててくださいね!お楽しみに!
●むしけらマーチ
作詞・作曲/たなかまさる
僕は臆病な虫けらだったんだろう
心閉ざしていらいらしてた
僕は臆病な虫けらだったんだろう
立ち上がれずにうじうじしてた
ちっぽけな虫けらが大嫌いだった
あの日君とめぐり会うまでは
ちっぽけな虫けらが大嫌いだった
眩しい君とめぐり会うまでは
やるせなさを力に変えて
この一歩を踏み出してみるよ
オレンジの風に吹かれて
君はまっすぐに僕を見て
大好きだよって言ってくれたから
僕は情けない虫けらだったんだろう
あきらめの涙はもう枯れはてた
僕は情けない虫けらだったんだろう
今をひたすらに生きてやろうと決めた
ちっぽけな虫けらがちょっと好きになった
君がとなりで笑ってくれるから
ちっぽけな虫けらがちょっと好きになった
夢を抱いて笑っているから
果てしない地平をめざして
この道を歩いていくよ
オレンジの風に吹かれて
君はまっすぐに僕を見て
大好きだよって言ってくれたから
やるせなさを力に変えて
この一歩を踏み出してみるよ
オレンジの風に吹かれて
君はまっすぐに僕を見て
大好きだよって言ってくれたから
大好きだよって言ってくれるから
*お知らせ:3月28日(土)たなかまさるワンマンライブは中止とします。新型コロナウイルス感染の影響を考えてのことです。またおもいっきりライブハウスにて歌える時を心より楽しみにしています!