田中 賢

ライブ情報、日々の思い、音楽と日常などを記載していきたいと思います。

2月28日(金)突然の今年度学校授業終了、「笑う人」を歌う

2020年03月07日 | 音楽
 新型コロナウイルスの感染拡大防止の目的で、学校はこの日で今年度の授業を終えることとなった。ほんとうに突然のことで、どたばたの1日となった。
 朝の時点でははっきりしたことはまだ分かっていなかったのだが、悪い予感があり、こんな時ではあるが、ともかくウクレレを持参して登校した。この季節の恒例となった、担任しているクラスのみんなに歌をおくるためだ。
 今年度は1年生の担任で、若者から僕と同年代の方々まで、何だか家族のようなクラスである。みなそれぞれにいろんな課題を抱えていて、一生懸命である。そして、よく笑う人たちである。
 笑うことは大切だ。笑うから楽しくなる。苦しい時でも笑っている。そうやって一歩ずつ前に進む。そんな気持ちを持っている人は強いのだ。
 というわけで、今年のクラスへの歌は「笑う人」という歌となった。ネット上に多くを書くことはできない。この歌ができたきっかけとか、この歌を歌う時に思い出すこととか・・・、ともかく、この歌を歌う時、このクラスのみんなの顔や声が浮かんでくる、これからもずっとそうなるだろう。
 昼過ぎになり、正式に学校の授業は今日で終了という発表があった。6時間目のあとに突然の最後のホームルームをすることとした。
 今後のことなど、まだまだ不透明ではあるが、連絡事項をつげて、では最後なので~、ということで、ウクレレを持ち、「笑う人」を歌った。最後の日には歌をおくることは前々から言ってあったからか、みんなじーっと聞いてくれた。教室中にやたら声が響く。普段は歌わない場所で歌うことが不思議に感じた。大きな拍手、ほっとする。
 いつもの年のようにCDをわたすことはできなかったが、この「笑う人」はとても貴重な歌となった。
 どんなことがあっても、障がいを持っていることからくる不便さやもどかしさがあっても、大きな気持ちで、笑って生きていきたい、そうあってほしい、野太く、自分らしく生きていこうよ!そんな気持ちがとどいていたらとてもうれしい。
 今年はこのクラスのみんなのおかげで、ほんとうに楽しい1年でした。ありがとう!
 
●笑う人
作詞・作曲/たなかまさる

転んでも転んでも
立ち上がる
傷口を押さえながら
笑う人

へこんでもへこんでも
歩き出す
思い通りにならなくても
笑う人

びゅんびゅん風が吹きつけても
よろよろ倒れそうでも
幸せはここにあるよと
笑う人

悩んでも悩んでも
お腹は減るよ
今日のごちそう頬張りながら
笑う人

踏まれても踏まれても
青空へ
まっすぐに伸びていけ
笑う人

びゅんびゅん風が吹きつけても
よろよろ倒れそうでも
幸せはここにあるよと
笑う人

びゅんびゅん風が吹きつけても
よろよろ倒れそうでも
幸せはここにあるよと
笑う人


*お知らせ:3月28日(土)たなかまさるワンマンライブは中止とします。新型コロナウイルス感染の影響を考えてのことです。またおもいっきりライブハウスにて歌える時を心より楽しみにしています!

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