田中 賢

ライブ情報、日々の思い、音楽と日常などを記載していきたいと思います。

12月21日(土)2019年たなかまさる弾き語りを極めるライブPART5終了!

2019年12月30日 | 音楽
 12月は仕事もかなり追い込みとなる。さらに、いろんなことが重なった。人生の岐路に立ち合うことにもなった。いろんなことが気にかかり、夜の眠りはさらに浅くなった。風邪をもらってしまい、睡眠不足ではなかなか治らない。精神力でも試されているのか?
 ライブ前日は職場の忘年会、ちょっとした解放感にはしゃいでしまい、酔っぱらっているうち、あっという間に当日をむかえた。
 今年の終わりをみんなで祝いたい。そんな気持ちでライブに臨んだ。体調は十分ではなく、鼻の通りはかなり悪くて、歌っていくうちに、頭はみるみるぼーっとなった。そして、右の耳がおかしい。自分の歌う声がわんわん割れて聞こえる。中耳につながっている耳管がつまってるのか?ともかくむちゃくちゃ歌いづらい。
 そんなコンディションではあったが、かつおの遊び場は満員で、ほんとうによい雰囲気の中、歌って歯語り、語ってはまた歌った。そうなんです、最近は特にそれぞれの歌を入り口にして、いろんなことを話すようにしている。ワンマンならではのわがままだが、聴いてくれてる方々も楽しいみたいだから、これからもできるだけ語っていきたい。
 今回は、舞子のこずみっくで出会ったミュージシャン、中野ねこたろうさんとも4曲セッションした。ねこさんはマンドリンやギター、フットペダルのベースなどなど、マルチなプレイヤーだ。今回は僕のギターに合わせてマンドリンを弾いてくださった。事前の練習は1回切りだったが、素朴なマンドリンの響きはたなかまさるの歌とギターにはかなりフィットしていたと思う。中でも「芋虫の嘆き」はとても気に入った。
 ねこさんのマンドリンをフィーチャーしたアイルランドのスタンダードであるSi Bheag, Si Mhor、これはとても素晴らしかったね。この曲いっしょに演奏できて何ともうれしかった。
 セッションでずいぶん盛り上がり、そのあとで「情熱」を歌い始めたら・・・。
 何と喉がかなりいがいがして、音程が取れず、声も喉で止まってしまう感じで、サビに入ることができず、「ごめん、無理!」と思わず言ってしまった。とりあえず歌を中断し、少し話しながら、この曲を最後にしようと決めた。もう声はもたないだろう。ともかくこの歌を最後まで歌いたい。せっかく聴きに来てくださった方々には申し訳なさでいっぱいになった。でも、ここで投げ出すことはできない。
 もう一度意を決して歌い始めた。今度は声が出てくれた。23歳くらいのころから、この歌をずっと歌ってきて、こんなことは初めてだった。ともかく歌い終えて、神様ありがとうというかんじだった。
 アンコールもしっかり声が出た。ありがたし!
 そこにいてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました!いろんな状況を抱えながら、聴きに来てくださり、またひとつ、みなさんのおかげでライブを完成させることができました。
 ちなみに、ねこさんと練習した時、最初は駅前のジャンカラで部屋を借りようとしたのだが、2時間二人で6千円以上と聞いてひっくり返りそうになった。スタジオのほうがまだ安い。こまったなあということで、僕の部屋に来てもらい、何とか練習した。僕の部屋は散らかり放題で、できれば他人には見せたくなかったのだが、これはもうしかたがなかった。それでも、よい練習ができたと思う。今回新たな試みがあって、ライブも引き締まった。マンドリンの音は、不思議と、度に出たくなる音だ。いっぱい旅していっぱい歌いたい。そんな気持ちになっている。

PART1
1.君のそばで息をしよう
2.嘘は簡単
3.僕の前では
4.笑う人
5.幻のメロン
6.りんご
7.未来の言葉で

PART2
8.この雨の向こうにあなたがいる
9.もやもやしてる
10.芋虫の嘆き(with 中野ねこたろう)
11.Si Bheag, Si Mhor((featuring 中野ねこたろう)
12.何かの間違いでしょう(with 中野ねこたろう)
13.僕は君の世界一になりたい(with 中野ねこたろう)
14.情熱

アンコール
15.はるかぜらいふ

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