田中 賢

ライブ情報、日々の思い、音楽と日常などを記載していきたいと思います。

9月24日(祝)大阪道頓堀かつおの遊び場にてピアノ弾き語りライブに参加!

2018年09月27日 | 音楽
 この連休はよく歌った。23日には大阪住吉区民小ホールにて合唱に参加、24日のお昼間はグランキューブ大阪での合唱に参加した。
 ピアノの弾き語りライブまで十分時間があったので、久々に念願のお風呂屋さんへ。昼間のお風呂はかなり贅沢な気分になれる。スケジュールがつまっていたこのごろ、頭はからっぽとなり、心もほぐれた。いや、ちょっとほぐれすぎたかもしれない。
 お店には19時ごろ入った。リハーサルはなし。4人のピアノによる弾き語りのライブが始まった。
 1番手は鯨香織さん。20代の女性シンガーだ。感性がみずみずしく、日常のいろんなところに歌への入口があるのだなあと感じさせてくれた。詩とメロディーと声、ピアノがなくても、すでに表現が成り立っていると感じた。生きているなかで、心に引っかかることがいっぱいあるんだろうな、それを表現せずにはいられないんだろうな、自分の若いころを思い出しつつ、ちょっとうらやましく思った。日常のできごとを受け流す術を僕はいっぱい身につけてしまったのかもしれない。そうやって生き延びてきたが、アーティストとしては衰退の一途なのかもしれないな。ずいぶんと刺激をいただいた。
 2番手は小島マキさん。すごうでのピアノにソウルフルなボーカル。安心して身を委ねていける感じ。そして、リズム感のあるピアノから、ドラムやベースの音が聞こえてきた。あとで分かったのだが、やはりバンド活動もされてるらしい。
 そしてたなかまさるは3番手。この夜唯一の男性シンガーソングライターである。この日の僕のテーマは、とにかく優しく歌ってみたい、ということ。押し付けるのではなく、ただただ優しく風のごとく。そして、身も心もほぐれすぎていたからか、歌声はさらに優しくなっていたかもしれない。
 最近はギターで歌っていることが多く、新曲もギターによるものがほとんどだ。だから、ピアノにこうして向き合うことも久々である。優しい気持ちになれなければピアノによる歌は歌いづらい。特に2曲目に久々に歌った「抱きしめてあげる」などはそんな曲であり、ほぼ1年ぶりの演奏となった。すっかり緊張しぐっしょりと汗をかいた。
 何とか歌い終え、ほっとして、3曲目の「嘘は簡単」、何と1コーラス目の下肢が飛んでしまった。あれれ~、この歌を忘れるなんて信じられない、思わず聴きに来てくれていたお客さんに「なんやったっけ?」 とたずねてしまった~。
 ともかく久々のピアノ弾き語りは地に足がつかずにふわふわ空に浮かんでいるような時間となり、じゃかじゃか弾けるギターが恋しくもなった。とはいえ、優しく歌うことには成功したと思う。ここにしっかり感情が乗っていけば最高なのだが・・・、今度はもっと心ゆさぶる演奏をしたい。そして、お風呂のおかげでリラックスはできたものの、もう少し緊張感を持たなければライブはできないなとも思う。やっぱりお風呂はライブのあとのほうがよさそうだ。
 トリをかざるのは峯ゆかさん。独特の世界観、昭和のにおいがなぜだかぷんぷんする曲たちだった。発声は口の中や顔の部分で響かせるみたいなもの、ゆったりとした時間が流れた。
 こうして若手のシンガーソングライターたちといっしょにステージに立つことは久しぶりのことであったが、それぞれの思い、葛藤、これが言いたい、伝えたいという欲求がいっぱいつまった歌たちに触れて、あー、自分もまだまだ作品作りや歌うことに没頭してみたいなあと思えた。今の自分に何が歌えるのか、何を歌いたいのか、もういちど問い直してみたくなった。
 そこにいてくださったみなさん、ありがとうございました!そして、このライブに誘ってくださったかつおさんに感謝!
 さて、いよいよ「2018弾き語りを極めるライブ5」が近づいてきた。今回はしっかり感情を乗せて、みなさんの気持ちをゆさぶってみたい!まだまだ席に余裕あり!ぜひご予約よろしくたのむぜよ~!

1.君のそばで息をしよう
2.抱きしめてあげる
3.嘘は簡単
4.少年
5.毒蛇
6.この雨の向こうにあなたがいる

共演:鯨香織、小島マキ、峯ゆか


●たなかまさる・2018年弾き語りを極めるライブPART5!

 アコースティックサウンドを大切にしてくれるお店・ワンドロップでのワンマンライブ!生ピアノとギター、音楽にぜんぶを委ねて、たなかまさるの歌をそっととどけたい!今回はウクレレも弾いてみようかな!

日時2018年10月6日(土)
場所:谷町九丁目ライブバー・ワンドロップ
オープン:18時30分
スタート:19時00分
出演:たなかまさる
料金:2000円(1ドリンク付き)

*ライブバー・ワンドロップ
http://onedrop.music.coocan.jp/home.html

地下鉄谷町線、千日前線「谷町九丁目駅」の4番出口の途中、地下一階の飲食店街の奥。
※地上に出ないでくださいね。地下一階です!!

〒542-0012  大阪市中央区谷町9-3-11東谷町ビルB1
06-6764-5641

ご予約はこちら
ringo-saboten@ktd.biglobe.ne.jp


★YouTubeにたなかまさるの最近のライブ動画が続々アップされています!「たなかまさる」や曲名で検索してみてくださーい!

たなかまさるの専用チャンネルができました!
moko kana - YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCgPx94oNkHmYCdTIYsgWgoQ

9月16日(日)大阪我孫子「うぱさんのカレー屋さん」にて歌う!

2018年09月22日 | 音楽
 我孫子という街に住んでもう17年にもなろうとしている。過ぎてみればあっという間の出来事のようで、実際には語りつくせないほど濃密な時間が流れた。そしてつい最近、我孫子の道を歩いていて、ふと心に浮かんだ歌がある。まずはこの場所で歌ってみたいと思った。

 君とどこまでも
 歩いていこう
 笑いながら
 はしゃぎながら

 道に迷っても
 大丈夫

 ここはあびこの空の下
 ここは大阪の空の下
 ここは日本の空の下
 ここは地球の空の下

 とある8月の昼時、仕事の合間、どこでご飯を食べようかと一人ふらふら歩いていた。あれれ~、ずっと閉まっていた店が今日は開いている。洋食屋さんだったはずだが、カレー屋になっていた。マスターのうぱくんがたまたま入り口近くにいて、声をかけてくれた。カレーは大好きなので食べてみることにした。
 7月にオープンしたらしい。店内には心地よい音楽が流れていて、その音の良さに驚き、うぱくんが音楽好きということが分かった。しかも、話していると、26歳という若さなのに、たかだわたるとか、かがわりょうとか、なんともしぶいフォーク好きな青年だったのだ。その時、客は僕一人だったので、うぱくんはさっそくギターを持ち出してきて歌い始めた。仕事で疲れていた気持ちが立ち上がってくる感覚、やっぱり僕は歌が好きなのだ。何ともしぶいかがわりょうの歌だった。それならば僕も~、ということで、頭はすっかり歌モードとなり、りんごを歌った。うぱくんはずいぶんと気に入ってくれたようで。近々ここで歌ってほしいとのお言葉、うれしかった。ちなみに、午後からの仕事は驚くほど捗った。
 というわけで、さっそく実現したこのライブ、日曜日のお昼間であったが、たくさんの方々に参加していただけて、とても心地よい時間となった。
 まずはこすみじゅんいちさんの弾き語り。友部正人とか桑名さんとかチャゲ&飛鳥とか・・・、懐かしい歌の数々、楽しかった~!長居から我孫子辺りの飲み屋に、ギターひとつ持って出没し、歌っているらしい。阪神タイガースのシャツに南海フォークスのキャップ、ユニークな大阪のおじさんであった。
 明るい陽ざしが窓から入ってくる、久々に会えた人たち、マラソンの練習会の後で参加してくれた人たち、押し付けるわけでなく、たなかまさるとしてただただ歌ってみたいと思った。
 どの歌もみな大切な歌だ。アンコールで歌った「旅人は笑いながら」を除いて、あとはすべてここ我孫子の街でできた歌だ。コーラスなどいっしょにしてもらったり、手拍子をいただいたりしながら、この街で歌っていること、こんな素敵なお店ができたこと、今も歌い続けていられることに感謝しつつ歌った。
 アンコールはいきなりに、こすみさんがパーカッションを持って登場した。いっしょに何か、ということになり、リズムのある「旅人は笑いながら」を歌うことにした。この歌はもう25年以上もまえ、一人旅にあこがれていた時にできた歌だ。これがまた素晴らしくもりあがったので、ライブ後のビールはじゃんじゃんすすみました~!
 そこにいてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました!
 この日の動画、mokoさんが少しずつYouTubeにアップしてくれています!ありがたし!

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1.サボテン
2.神様たちの願い事
3.もやもやしてる~77歳の父に捧ぐ~
4.この雨の向こうにあなたがいる
5.りんご
6.この空の下
7.僕は君の世界一になりたい
8.何かの間違いでしょう

アンコール
9.旅人は笑いながらwithこすみじゅんいち

共演:こすみじゅんいち

たなかまさる、近々のライブ予定!

2018年09月02日 | 音楽
 3つのライブのお知らせです!

●うぱさんのカレー屋さんにて歌います!

 8月のある日にふらっと立ち寄ったカレー屋さん。マスターは歌好きの26歳の陽気な若者うぱ君。彼もライブ活動しているとのことで盛り上がり、さっそくに歌うこととなりましたカレーは絶品です!
 今回は、フォークソング大好きなすみさんとの2マンライブです!たなかまさるも自分の言葉を大切にしたオリジナル曲たち、僕なりのフォークを歌いたいと思っています。

日時:2018年9月16日(日)
オープン:12時00分
スタート:13時00分(15時ごろ終了予定)
チャージ:投げ銭(1ドリンク要オーダー)
出演:たなかまさる、すみさん(フォークソング弾き語り)

*うぱさんのカレー屋さん
JR我孫子町駅よりすぐ!
大阪市住吉区我孫子5-11-6
070-4781-6507 
*JR我孫子町駅を出て東へ、一つ目の信号(りそな銀行ATMの角)を南へわたり100mほど歩くと、右側に入り口があります。

ご予約はこちら
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●超オススメのピアノ弾き語り共演!

 4人のピアノ弾き語りアーティストの共演!久々にピアノに優しい気持ちで向き合ってみる時!そして、たなかまさる以外はみんな女性シンガーとのこと!どうなるやら~!

日時:2018年9月24日(祝)
場所:大阪道頓堀かつおの遊び場
オープン:19時00分
スタート:19時40分
チャージ:1500円(プラス1ドリンク要オーダー)
出演:鯨香織、小島マキ、たなかまさる、峯ゆか
(たなかまさるは21時ごろの出演予定・出演時間は当日多少前後します。)

*かつおの遊び場
大阪市中央区宗 右衛門町4-5
宗右衛門町センタービル2F
http://catooo.iinaa.net/

ご予約はこちら
ringo-saboten@ktd.biglobe.ne.jp


●たなかまさる・2018年弾き語りを極めるライブPART5!

 アコースティックサウンドを大切にしてくれるお店・ワンドロップでのワンマンライブ!生ピアノとギター、音楽にぜんぶを委ねて、たなかまさるの歌をそっととどけたい!今回はウクレレも弾いてみようかな!

日時2018年10月6日(土)
場所:谷町九丁目ライブバー・ワンドロップ
オープン:18時30分
スタート:19時00分
出演:たなかまさる
料金:2000円(1ドリンク付き)

*ライブバー・ワンドロップ
http://onedrop.music.coocan.jp/home.html

地下鉄谷町線、千日前線「谷町九丁目駅」の4番出口の途中、地下一階の飲食店街の奥。
※地上に出ないでくださいね。地下一階です!!

〒542-0012  大阪市中央区谷町9-3-11東谷町ビルB1
06-6764-5641

ご予約はこちら
ringo-saboten@ktd.biglobe.ne.jp


★YouTubeにたなかまさるの最近のライブ動画が続々アップされています!「たなかまさる」や曲名で検索してみてくださーい!

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8月26日(日)大阪長居ライブバー・DEPOにて歌う!

2018年09月01日 | 音楽
 何しろふらっと歩いて行けるのだ。ギターを持って15分くらい歩く。今日は風みたいに歌いたい。言いたいことはたくさんある。普段の生活の中には困難も多いから、その分もしっかり発散したくなる。でも、そんな心の叫びを、ほんとうに叫んでしまえば、その想いは伝わりづらくなるのではないかと感じるこのごろだ。できる限りぬいて歌う、自然な自分の表現力で歌う。きっとそんな中に叫びは聞こえてくるはずなのだ。
 1番手のSentimental Lionさん、おそらく20代の若者だが、ハイボイスが素晴らしく、テイラーのギターもバリバリに弾きこなしていた。DEPOでは2度目の共演だったが、僕も彼もお互いを覚えてて、またいっしょに歌えたことがとてもうれしかった。途中で本番の準備に外に出なければならなかったことは残念だった。今度はじっくり聴いてみたい。
 たなかまさるは2番手。今日もギターのみ。DEPOでは鍵盤は封印している。別に何の理由もない。
 1曲目は「りんご」。たなかまさるの歌の中で、女性言葉の歌はおそらく3曲くらい、そういう意味では希有な存在だ。なぜに女性言葉にしたのか・・・、おそらくこのような思いはそうした方が伝わりやすいと感じたからだと思う。「まるごと私を抱きしめてくれないなら、中途半端にしか愛せないなら、別の人をみつけてください」。とてもいさぎよい言葉だけれど、人はこんなにいさぎよくなれないのも現実かもしれない。なにごともきれいには割り切れないのだ。そんな歌ではあるが、もう13年くらいは歌っている。どこか気に入っている。
 2曲目は「おくびょうもの」。僕がオリジナル曲を作り出して、初めてみんなに受け入れられた歌。8月11日のライブに引き続いて、もう一度歌ってみた。手拍子をいただけて、前回よりも良く歌えたと思う。これは高校生のころの歌だから、もう30年以上も前のもの、時の流れがいやにもなるが、良くいえばブレていない、悪くいえば進歩がない自分を感じる歌だ。最後にはやっぱり、今もこの歌を歌えること、ありがたいという気持ちが残った。
 3曲目は「僕は君の世界一になりたい」。もうライブでは定番の歌となったが、今回は初めてスローテンポで歌ってみた。リズムのあるバージョンは、その人のことが好きで好きでたまらない、という感じに聞こえるが、スローなバージョンでは、そばにいて優しく語りかけるかんじ、恋愛の円熟期みたいに聞こえると、最近多々動画をYouTubeにあげてくれているmoko kanaはコメントに書いてくれている。なるほど~、確かに歌っていて、とても優しい気持ちになれる歌なのだ。ギターだけのステージではなかなかバラードが歌えないので、このバージョンはこれから歌っていこうと思う。
 4曲目は「何かの間違いでしょう」。後追いのコーラスと手拍子、ありがたし!すべての間違いに乾杯!という気分だった。いろんなことがあるけどね、ぜんぶ受け止めて進むほかはないのだし。でもあんまり深刻になったら自分がつぶれてしまう。だから、風くらいがちょうどよい!間違いくらいがちょうどよいのだ。
 最後の歌は「水を飲みに出かけよう」。どんなことがあっても、どんなに孤独になっても、歌うことだけは続けていきたい、なんていう思いを28歳くらいの時に歌にした。ずいぶん久々に歌った。今ではそんなふうにいえる勇気はないかもしれない、でも、人との出会いから得られる力、自分の中でまだくすぶっているわくわくする思いを大切にしたいと最近はつくづく思う。
 今までに比べ、全体的に力がぬけて、お客さんとのやり取りもあり、ライブやれたなあという心地よさにつつまれた。
 その後は、弾き語り、そしてバンドの演奏と続き、それぞれの表現とアルコールに酔った。
 そこにいてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました!
 このライブもYouTubeにアップされている。「たなかまさる」と曲名でぜひぜひ検索してみてくださーい!
 次回ライブは、9月16日(日)、大阪我孫子町うぱさんのカレー屋さんにて、午後1時より。カレーも絶品!フォーク好きのすみさんとの対バンです。近々詳細アップします。

1.りんご
2.おくびょうもの
3.僕は君の世界一になりたい
4.何かの間違いでしょう
5.水を飲みに出かけよう

共演:sentimental lion、山本剛、co2、桑本悟道竹田