田中 賢

ライブ情報、日々の思い、音楽と日常などを記載していきたいと思います。

6月7日(金)大阪長居ライブバー・DEPOにてブッキングライブに出演

2019年06月09日 | 音楽
 僕の頭にはもうめいっぱいの仕事を終えて、自宅から15分ほど、雨上がりのむっとした空気の道を歩いた。久々に風邪をひいたらしく、声はすっかり枯れている。
 リハを終えてから天一のこってりラーメンで腹ごしらえ、うまい!それでも時間があったので、長居公園にて少し休憩した。雨にぬれた木々のにおいにうっとりした。このにおい、大好きだ。小学生のころ、夏にキャンプ場に行った時のにおいだ。キャンプ場には、夏なのに山のひんやりした風が吹いていたっけ。そしてふと淋しくなった。弾き語りで旅をするのは実はとても孤独なものなのかもしれないなあと想像してみたりした。
 芳本春治さんはジュリーの歌ばかりを歌った。伴奏のエレキギターは何と彼のお父さんであった。なかなかファンキーなギターだった。そして、吉本さんの声はのびやかで高い。僕もジュリーは大好きだが、なかでもストリッパーという曲はまさに名曲だと思っていて、それが聴けたので少しテンションがあがった。
 その後、二人の女性シンガーのステージ。その間、となりのお店か、同じビルの中にあるお店か、ともかくそこのバンド演奏の爆音がすごくて、気にかかってしまい、とても残念であった。そしてこのバンド演奏がまたやたらとうまい。それに同じ曲を何度も繰り返しているのだ。なぜ?ひょっとしたら場所を借りて練習しているのかも・・・。と、どうしても気になるのだ。
 たなかまさるは4番手。最後の出番であった。もうやるほかにはなく、声がもってくれることを願いつつステージに立った。今日は自分のスタイルを曲げることなく、確かめつつ歌おうと決めていた。みんなに聴いてほしいことは何なのか、表現していきたいことは何なのか。爆音なんかどうでもいい。でも、歌う側の僕たちはそれも承知でやっているからまだよいが、お客さんにとってはこれはいただけないなあとも思う。得にアコースティックの音楽にとっては致命的といえるだろう。
 ふと、20代のころに住んでいた京都のぼろアパートのことを思い出した。壁がとてもうすく、となりにはヘビメタ好きな男が住んでいて、ほんとうにそれが爆音だったことだ。けっきょく彼は夜中に叫びながらヘビメタを爆音で鳴らし、近所の人ともめて、いつしかいなくなっていた。
 そして、僕はギターをひたすら弾いた。おもいのほか声も頑張ってくれた。最後にはウクレレで1曲歌った。誰にも媚びることのない自分のスタンスで歌えたと思う。
 そこにいてくださったみなさん、ありがとうございました。不思議な夜に乾杯!
 
1.サボテン
2.芋虫の嘆き
3.僕は君の世界一になりたい
4.りんご
5.笑う人

共演:芳本春治、野々、純

●もう明日!大阪長居にてブッキングライブに出演します!

2019年06月06日 | 音楽
日時:2019年6月7日(金)
場所:大阪長居ライブバー・DEPO
開場:19:00
開演:19:30~
チャージ:1600円(1ドリンク付き)
出演:芳本春治、野々、純、たなかまさる
*たなかまさるは21時ごろ出演予定。

ライブバー・DEPO
〒558-0004 大阪府大阪市住吉区長居東4丁目6?6 イコンビル地下1階
http://livebardepo.com/