温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

体内時計 上田泰己 NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

2010-02-17 19:22:08 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
昨日のプロフェッショナルは体内時計の研究者 上田さんだった。
第137回 上田泰己(2010年2月16日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
「わけがわからない事」にこだわる。普通なら無視するささいなデータや、実験の本筋とは全く関係ない末端部分の数値。そこに今まで考えてきた仮説や理論と食い違う「わけがわからない事」が少しでもあれば、その原因を探るべき徹底的に考え続ける。これまでの考え方では迫りきれない壮大な生命の謎。

以前私は「ゾウの時間、ネズミの時間」という本を読んだけど、時間的概念は生命の神秘だ。
結局人間というのは太陽が昇り、太陽が沈むという時間スパンを基本にすべての生命活動が維持されている。
日の出日の入りは地球の自転で決まっている。
つまり、地球において適合しているというか、地球でしか生きられないと言うことかな?。
その体内時計の仕組みが遺伝子によって司られていることを科学的に解明していくというのは、凄い壮大な目標だ。
それに比べると私の関わるエンジンなんて分野は、確かに流体、熱力学、機会力学などすべての工学範囲を含んでいるが、小さい!小さい!と言うことを思い知らされる。
でも、小さくても重要な分野でしょうけどね。笑
Amazon.co.jp: ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書): 本川 達雄: 本
本書では,ほ乳類の時間に限らず,種々の生き物のいろいろなこと(標準代謝量,移動速度など)をサイズとの関係で論じています.そして,これらを体重との関係で対数グラフを書くとほぼ一直線のグラフに乗るという驚くべき結論が得られています.すなわち,大きかろうが,小さかろうが,体重で規格化すると同じであるということです.生命の神秘というものを改めて感じてしまいます.

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