温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

理系クンっておもしろいんだ。

2009-12-27 15:14:54 | 
日経ビジネスオンラインに面白い記事があった。
引用した部分の最初の傘のエピソード、我が家でも日常的に起きている。
これが理系の発想なんですね。
親切のつもりだけど、相手には伝わっていないというか全く逆に伝わっているんだ。
その下の本題であるマニュアルの話も、全くその通り、開発側とお客さんとのあいだにおおきなギャップがある。
笑い事ではないんだけど、これが日常的に起きているんですよね。
携帯電話など、自分の電話番号を確認したいとき、どうすればわかるかをマニュアルでさんざん探して苦労した記憶がある。
シンプルでかつ日常的に使う機能の使い方がマニュアルでは簡単に見つけられない例は枚挙にいとまがない。

最後に引用したチョコレートの話題も、理系的発想とそうでない人とのギャップが面白い。
私も全く同じ発想になるだろう。
理系クンが書くマニュアルが読みづらい理由:日経ビジネスオンライン
渡辺 そうですか? 私が天気予報が「晴れ」と言っていたから傘を持たずに出かけて、帰りに雨に降られてしまったときに、玄関先で「雨に降られちゃったよー」とびしょぬれのまま愚痴を言ったら、夫は「この季節の天気予報はアテにならないからね」と返してきたんです。いや、そうじゃなくて! まず「大変だったね」と“いたわりの言葉”をかけるのが普通でしょうと思ったんですけど。こんなことうちの夫以外もするんでしょうか。

山中 ああ、まず「私の気持ちを汲んで共感してほしい」でしたよね。

渡辺 そうなんです。それで、あとで夫に、どうしてそんな冷たい言い方をしたの? と聞いたら、「天気予報も時期によってはアテにならないという、“情報提供”が親切だと思った」ということでした。全ての情報を提供することが、最大の親切なんだ、って。

…例えば洗濯機を作ったら、開発側から見ると、今回はこういう改良を施していて、こんな新しい機能があって、今までより便利なこういう機能も付いて、しかもコストダウンしました、と。そういうことが全部分かっている。けれども、お客さんから見ると、「洗濯マシン」でしかなくて、ここに世界観の大きなギャップがあるわけ。

渡辺 あれ、ちょっと待って。洗濯マシンじゃないの? 技術者さんは洗濯機をどう考えているの。

…山中 僕はこの本にあった「理系クンは親切なお役所」というところにすごく納得しましたね。「オレンジ色の四角い箱のチョコレートを買ってきて」と言われて、対応できる男性がどれくらいいるかと思うと……。“夫”からすると、それはやっぱり「きちんと商品名とメーカー名を明記してからメモを渡してくれ」と言いたくなるよね。


この記事で、この著者の下の本を読んでみたくなった。

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