たかく良美のブログ

神奈川県大和市議会議員のたかく良美です。いろいろな情報を発信していきます。よろしくお願いいたします。

三位一体改革と地方自治

2007年10月27日 | 出来事

      大和駅前でキャンプ座間への米軍司令部移駐に反対する

 

 環境厚生常任委員会で、24時間保育に取り組んでいる萩市を視察した。

 市民病院の看護士を確保するために取り組んでいるが、利用の対象はすべての市民となっている。 三位一体改革などで財政状況は厳しいが、福祉に頑張っている市の姿勢を感じた。  


基地問題と新型哨戒機PXについて

2007年10月18日 | 基地、平和

               EA6B-プラウラ

 

「新型哨戒機PX」を厚木基地でテストすることについては、新型機のほうが爆音は少ないとコメントが寄せられた。

 

 昭和46年当時国は、自衛隊部隊を厚木基地に移駐させることにたいして、今後は負担軽減に努める事を約束し 現在の哨戒機P3Cなどの「ターボプロップエンジン」は除くとしているが、ジェット機の乗り入れは緊急やむを得ない場合に限るとしている。今回のPXのターボファンエンジンは明確に違反となる。と考える。

 

  大和市は現在22万人の人口で、人口密度は川崎市に次いで多く、基地周辺住民は240万人にもなる、このような場所に、自衛隊に加え米空母艦載機部隊が配備され、厚木基地では訓練をしないとの約束も破られ、今ではスーパーホーネットも配備されている。

 

 米軍再編で日本の自衛隊との一体作戦、訓練はますます強化されてゆく状況にある。 爆音の解消と基地の早期返還は市民の早急な願いである。

 アフガンでもイラクでも、戦争ではテロを無くせない、軍事力では問題を解決できない事を証明している。日本は憲法9条で「戦争しません。交戦権を放棄する。」と公約をしている。テロ特措法もイラクでの空輸も憲法を逸脱している。

 

 アフガンで活躍する医師の中村哲さんのような活動にこそ日本の力を発揮することが必要と考える。


硫黄島での艦載機離発着訓練を視察

2007年10月16日 | 基地、平和

 

10月15日、硫黄島での離着陸訓練を視察した。当日は厚木基地から米軍のC40に乗り2時間程度で硫黄島に着いた。

 

 私は大和市基地対策協議会の一員として参加したが、この一行のなかには、神奈川県職員、岩国市の市議、防衛省、外務省、民間人、アメリカ大使館員、などとともにケリー米横須賀司令官、や厚木基地司令官などの基地関係者が同行した。

 

 ケリー司令官の説明は、海に浮かぶ空母に着艦するには、パイロットの高度な技量が必要で、繰り返し訓練が必要であること、硫黄島の訓練と厚木基地の訓練違い、硫黄島は暫定訓練施設であり、本土から100マイル以内に訓練施設を要求していること、など日米同盟の重要性を強調していた。 米軍にとって、いたれりつくせりの日米関係は貴重だろうと感じた。

 

 空母の出港に際しパイロットは陸上で日中と夜間のFCLP訓練と洋上の空母に着艦するCQ訓練で合格する必要があり、この試験に合格しなければ空母には乗れない。実際に空母に着艦する洋上訓練は相模湾で行われている。仮に、艦載機部隊が岩国基地に移転しても横須賀に空母がいる限り相模湾でこの洋上訓練が行われる、安全のため艦載機には4割程度の燃料しか搭載していないとのことなので、訓練が終わった艦載機は厚木基地に来る可能性が高い。

 艦載機部隊が岩国に移転しても、厚木での爆音が無くなる事は無いと感じた。

 

  硫黄島は名前のとうり、所どころから熱風が噴出していたが、周辺の島と違って、比較的に平坦で周辺には何も無いため、360度で訓練の状況が見えた。旧日本軍が最後まで闘った壕や、すり鉢山、米軍が上陸してきた海岸にもよって慰霊をしてきた。


障害者自立支援法は見直しを

2007年10月13日 | 福祉

 父母による社会福祉法人の立ち上げ、民営化3年になった障害者通所施設松風園のまつりに参加した。

 父母の方、作業所の方からも「障害者自立支援法」の見直しを早く実施してほしいと訴えられた。 

 参議院選挙の結果から、政治の流れが変わってきているが、弱肉強食で自己責任の政治は一刻も早く変える事が必要、 

 このまつりの中で、ある自治会長さんから、広島原爆の爆風で吹き飛ばされた時の貴重な話を伺、是非、大和市の平和事業で取り組んでいる戦時体験ビデオに残して欲しいとお願いをした。


PX哨戒機の厚木基地への乗り入れは許されない

2007年10月11日 | 基地、平和

 P-3C哨戒機の後継として開発された哨戒機P-X(ジェットエンジン)の厚木基地での性能訓練、乗り入れは許されないと共産党南関東ブロック事務所による防衛省への申し入れに参加した。

 

 米軍により使用され厚木基地へ下総から新たに海上自衛隊の移駐にたいして、当時の防衛施設庁は、昭和46年に基地周辺住民への負担にたいし極力整備縮小をすすめるとの文章を出し、この中でジェット機の乗り得れは緊急やむを得ない場合に限定するとしています。今回のPXの乗り入れ訓練の通知は、大和市民、綾瀬市民の願いをふみにじるものであり許されない。

 

 この申し入れは、9月28日付けの神奈川新聞の記事により防衛省が厚木基地での性能テストを計画している事が明らかとにより実施したが、防衛省は本日、神奈川県と大和市、綾瀬市に対し申し入れている。

 

 防衛省は、現在岐阜で飛行訓練しているPX(XP-1)を来年夏ごろから4年間にわたって厚木基地で哨戒性能テストを実施実施したい、今後八戸、下総、厚木、鹿屋、那覇にPXを80機配備する計画とのこと。

 

 私は、先の6月議会で大木新市長に「46文章」の見解を求めたが、市長は、解消する状況にはないと明確に答えている。  


大和駅西口プロムナードのベンチ撤去

2007年10月10日 | 出来事

 大和駅で偶然に西口ひろばのベンチ撤去工事に遭遇しました。

 このベンチは、特定の方が占領しているような状況があったのでやむを得ないかと思いましたが、高齢者などにはベンチも必要です。市長は、駅周辺でのスカウト行為に対し注意を喚起する看板も設置するとしています。 


9月議会を終えて

2007年10月02日 | 出来事

 10月1日に市職員の移動が発令された。9月議会では「特定検診」と「特定健康診査」の問題点を中心に健康問題を取り上げ、市職員の健康管理についても取り上げたが、この移動の中でも健康を壊し休暇に入っている方がいる事を伺った。

 大和市は今、職員定数より100人近く職員を削減しアルバイトや業務委託などで対応している。

 全国的にも自治体職員や教師のメンタルヘルス問題が取り上げられ、官製ワーキングプアとも問題視され始めた。小さな政府により総務省から各自治体に行革プランが押し付けられ、人員削減など様々な弊害を生んでいると思われる。

 職員が市民の奉仕者として、誇りをもって元気で働ける環境を作っていくことが必要、大木市長は職員を大和の「宝、財産」だといい、日本一の健康都市づくりを進める、そのために第7次総合計画を抜本的に見直すと一般質問に答えている。