2月16日、今日から来年度の予算を審議する議会が始まった。
議場には「場外舟券売り場建設反対陳情」の本会議での採決を傍聴に来た方や市長の施政方針演説を傍聴に来た市民で、傍聴席が満員になっていた。
ボートピアの建設反対陳情は賛成多数で採択され、賛同署名は11000筆を越えた。
2月16日、今日から来年度の予算を審議する議会が始まった。
議場には「場外舟券売り場建設反対陳情」の本会議での採決を傍聴に来た方や市長の施政方針演説を傍聴に来た市民で、傍聴席が満員になっていた。
ボートピアの建設反対陳情は賛成多数で採択され、賛同署名は11000筆を越えた。
12月議会で継続審議となっていた「ボートピア建設に反対する陳情」が委員会で賛成多数で採択された。
継続審議を主張していた公明党が賛成に変わり、共産、ネット、大志会、の4票と無ク、市民クの反対2票で採択された。
2月16日に開かれる本会議でも採択される模様。 陳情提出者で酒屋を経営する商店主が、商店街の活性化には、自ら努力する事が必要と、市商業振興課の取り組みに参加した自分の経験を紹介し、ギャンブル施設の客を期待する事では、商店街の活性化はできないとの陳述は、説得力があった。
本人はかなり緊張し涙声になっていた。(私も自分が勤めているNTTの営業所への要望書を提出した時は非常に緊張した事を思い出した。)
陳情署名 8351筆 委員会傍聴者 47名
その後に開催された各派代表者会議で、政務調査費の領収書を含めた市民への公開をする条例改正も合意され、3月議会で採択、4月実施となることが出来た。後は県議会の政務調査費の領収書公開を求める運動を強めていきたい 。
今年初めての第三日曜定例デモを行う。
午後は昼食をかねた新年会、横須賀の「原子力空母受け入れに、住民投票」を求めた署名が4万人を超えて集める事が出来たのは、横須賀の様々な平和団体が大同団結し、署名受任者が2千名を越えて署名に取り組んだ事が成功の力になったとのこと。
午後3時からは、再び大和駅で「ボートピア誘致」に反対する署名に取り組む、途中から大和の右翼団体「帝」会が街宣車で宣伝をはじめたため、やりずらかったが、1時間で前回より多い152筆の署名が集った。
市会議員団と後援会で「ボートピア」の誘致反対署名に取り組む
毎週土曜日の午後から大和駅で宣伝をしているが、今日は、誘致反対署名行動として20名で取り組む、ある会社の社長さんは、従業員の分も集めて届けます、といって署名用紙もっていってくれるなど反応はよかった。また、駅前を通リがかった保守系の新人予定市議候補者のAさんも署名に協力してくれました。
共産党議員団は、地元連合自治会で取り組んでいる署名に協力する事で、2月2日の委員会までに1万人以上に署名を増やす事を目指します。
12月議会最終本会議で議案や陳情の採決が行われた。
ボートピアの誘致に反対の署名が1359筆追加され、合計3、456筆になったことが報告され、提出した方も傍聴に来ていた。
共産党、ネット、大志会が採択を求めて討論をしていると、議長周辺の動きがあわただしくなっていた、「これは継続審議を求めた議員のなかで、退席している議員もいたために、採択を求める議員の数とが拮抗した」ためだった。
残念ながら1名差で継続審議となったが、もう一歩で逆転できる。3月議会では「誘致反対」の決議を示したい。
地元自治体と市民から提出された「ボートピアの誘致に反対」する陳情が文教市民経済常任委員会で審議され、継続審議となった。
行政、公明、保守の一部の方々は、「まだ、仮の話、「ギャンブルは悪」とするのではなく状況を見て判断する」との事だが、現実性が見えてきたら反対するのだろうか。
それこそ街づくりに対する見識が問われる事ではないだろうか。ギャンブル施設で大和の商店街に活気が戻るのか、市民ぐるみで取り組んでいる安心、安全なまちづくりに、プラスかマイナスかは明らかだ。
20日、習志野市に後援会員と共に、習志野市で「ボートピア」反対運動の事務局を担当している方に「ボートピア習志野」の案内と状況の説明を受けた。
習志野ボートピアはJR新習志野駅からも見える所にあり徒歩で5分程度で着いた。
①建設場所は、埋立でできた工業用地にあり、東洋エンジニアリングという企業の子会社が土地を貸している。また700台の駐車場を備えている。
②最新鋭の設備で建設に40億円程度かけているが、予想した入場者よりかなり下回っている。地元の方は「反対運動があるので入り難い状況がある」とのこと
③住宅地域はJRの線路で仕切られた反対側になるが、住宅地の公園に舟券が大量に捨てられていた事があり市が清掃した。
④建設について「住民投票」を求めた署名を1万人以上集めたが、議会では否決された。しかし、千葉工業大学の学長が教育環境が悪くなると2度も意見広告を新聞に掲載するなど、反対する市民は多く、来年の市長選挙の争点となる。
⑤モーターボートの場外舟券の販売については法的な規定がないため(競馬、競輪はある)場外舟券そのものに問題があると裁判を起こしていて、来年2月に判決がでる。
施設は9月にオープンしたばかりで新しく、警備員が多いと感じたが、ギャンブルで、ナイターまであるとの事で、周辺環境に及ぼす影響は大きいと感じた。
大和市にボートピアのを誘致を求める方々は、議会に「誘致の決議を求めた陳情書」を提出していたが、11月1日の委員会審議の前に「陳情書の取り下げ」を求めてきた。
しかし、これは誘致を断念したのではなく、大和駅周辺商店会長会や活性化センターで改めて決議をして、「会員の総意として陳情書の出し直し」をするとの事である。また、「ボートピアを誘致した自治体への視察も取り組む」とのことであり、反対の声を強めなければならない。
ある商業者は、ボートピアの誘致に対し「大和の銀座通りも、チェーン店ばかりで、地元の商業者は本当に少なくなってしまい、人通りも少ないので、活性化のための対案を提示することが必要ではないか。」といっていたが、ギャンブル施設に人が集まっても、地元の商店街で買い物をするとは思えないし、ギャンブル施設特有の街が出来てしまい、風俗店などが潤うのでは、と思う。
商店街の活性化については、大型店の規制緩和を進めてきたことが、商店街をこわし、今日の状況を招いたことにあり、自民党政治の転換を求めてこそ、再構築できると考える。
(写真は弘法山の山道)
一般質問で、「ボートピア」建設計画を取り上げたら、神奈川新聞や読売、朝日の記者から取材を受け、神奈川と朝日が報道した。
インターネットで調べると、日本財団のボートピア建設のためのセクションがあり、積極的に自治体に働きかけをしている。
実際にボートレース場を設営した地元自治体に売上金から4%を還元し、「場外舟券売り場」だけの場合は現地に開設した企業に5,5%の還元と自治体には1、5%程度の還元となる。(大和市は1%の計画)
自治体への還元より、誘致した企業への還元が3倍以上になる。推進派はこれが目的だろう。 ギャンブルの飴に振り回される街づくをするのか、安心安全な街づくりをめざすのかが問われている。
<写真は9月17日第309回第3日曜定例デモ>