ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

武漢肺炎の自粛で見えてきた日本の社会

2020-05-25 09:53:10 | 身の回り
4月最初に全国的に自粛となり、
”同調圧力”
”村八分”
”お上信仰”
といった日本古来の習慣が顔、を出してきました。
マスクを、ということが目的ではなく、人にうつさない、ということが目的のはずです。でも、マスクをすればよい、と思い込みマスクをしても仲間内でベチャベチャ喋っていたら意味なし。マスクせずに黙っている方がどれほど良いのか。思考を停止されています。まさに”お上信仰”ですね。
会社も同じ。企業経営が厳しい中で社員、従業員の安全を守ることすらしていない会社、それも大企業で見られます。

ということで人にうつさず、ということを心がけて。



















天気良く、月の出の少ないときに深夜、愛知県最奥地の面の木園地へ。遮るものもなく星空が綺麗。風力発電所も素敵な被写体に。若い人達も写真撮りに来ていました。勿論、”集・近・閉”(=3蜜)になるわけもなく。いつもは囲まれる野生の鹿の大軍も控えているようでした。
人に接しないように、公共交通機関は使わずマイカーで(通勤はマイカー)。
その中で唯一、土曜日に2回ほど営業をはじめたお店へ行くときにだけバスを。



バスは窓が開いていて、お客さんは皆無(勿論、外に出て公共交通機関内ではマスク着用)















久しぶりでしたが、美味しかったです。

















そう言えば”自粛警察”なる変な言葉が。
営業をしているお店への嫌がらせ。大きく取り上げられたのは四国で他府県ナンバーへの嫌がらせでした。その後、東京の高円寺、名古屋の大須で話題に。四国は昔ながらの(失礼)日本古来の悪習と思いますが、高円寺、大須というどちらかというと自由な雰囲気の場所。高円寺はわかりませんでしたが大須は営業の同業者だったことが判明。結局、日本古来の”村八分”、その元は組織防衛とともに(自分より良い思いをしている人に対する)”妬み”。
日本は形の上では近代国家になったとはいえ、相変わらずの閉鎖社会とお上信仰。



同じ愛知県の中でも、自動車のナンバーに対する偏見ありました。愛知県には”名古屋”以外に”豊田””三河””岡崎””一宮””尾張小牧”というナンバーがありますが先週、豊田ナンバーエリアに出かけたらおばあちゃんが”名古屋ナンバーには気をつけろ、と言っている人が結構いるよ、馬鹿馬鹿しいけどね”と笑っていました。



東京の実家の母親の所へは何回か車で。高速道路割引がないのでは節約のためにたまに深夜割引を利用しましたが大半は一般道で。箱根では東京方面からの車の乗り入れを規制する看板、沢山ありました。おかげで道路は空いていましたが。







いつもは大渋滞している東海道、駅伝のコースもガラガラ。箱根湯本の温泉街も閑散。今回の件が無くても実は昨年の台風の影響で箱根登山鉄道が運休しているせいもありますが。





サービスエリアのバス駐車場もガラガラ。そもそも、2月くらいから観光バス高速道路で見かけませんでした。定期高速バスもどんどん減便。



高速道路もガラガラ。いつもは下手をすると2時間近く要する中央道八王子~相模湖間も15分~20分(勿論制限速度で!表示板も)。いかに、東京、その周りの人達が時間を無駄にしているか、よくわかります。ビジネスでは”タイム イズ マネー”と騒いでいますが。物凄い矛盾。
とはいえ、家にいる事も多かったので、ちょっと前に購入したメスティンで”お家アウトドアご飯”を。







そして、最後は神頼みということで





”アマビエ”
肥後の海に住むという妖怪、特に悪さをするわけではなく、その姿を見ると疫病退散をするというとで。
そしてマスクも



以前、仕事でよく訪れた岡山県倉敷の倉敷帆布のマスク。可愛らしいアマビエのポシェト付き。
そして本日、同じ岡山県総社市からデニムのマスク。今回の騒ぎで自国日本人を無視して中国に大量のマスク、防護服を無償提供した無能な政治家、媚中派が多い中で、この総社市長はいち早く市民にマスク等を配布、という先見の明をもたれていて注目していました。その総社市での障害者施設で手作りで、産地でもあるデニムのマスクを作り販売する、とのことで注文しました。勿論、障害のある方達が手作りするので時間はかかるとのことでしたが、障害者の方にも、そして自分達にもメリットがあるので。





岡山県の名産品のテニム、柔らかい裏地もついていて素敵なマスク。


いずれにしても間もなく、特別警戒は解除されますが、どうなることかな?

無責任な事ばかりのテレビ報道では、今まで通りとは行かない、と言っていますが、日本には
”喉元過ぎれば云々”(自粛忘れ)
”長いものには巻かれろ”(中国への媚びへつらい、特に経済界)
という、柔軟な?言葉もありますので。













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4月に観た映画

2020-05-18 16:08:54 | 映画
武漢肺炎のおかげで愛知県では軒並み映画館は休止。
東京の実家の母親のところへ行かなければならなかったので、東京へ。 
と思ってツラツラインターネットサーフィンをしていたら浜松のミニシアターが観客なく、経営が厳しい、とのことでできる限りのウィルス対策をして細々と営業とのこと。とりあえず行ってみることに。









たった二人だけ。
そして観たかった映画

能年玲奈さん、今は色々とあって”のん”さん。
ストーリーはベタなものですが、のんさん、その他の俳優、女優さんが素晴らしく面白かった映画。これぞ、日本のエンタテインメント、という感じ。
のんさん、色々とあって表舞台ではお見かけしませんが、やはり、華があって素敵な女優さんですね。逆にあちらこちらに出て、その女優さんの良さを潰されていないので良かったのかもしれません。
本当に久しぶりに、そしてその後は映画を観ることができなくなるなんて思いもしませんでした。
映画って、本当に素晴らしいですね!


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武漢肺炎に襲われたゴールデンウイークで色々と

2020-05-04 22:22:39 | 社会・経済
武漢ウイルスで”自粛”のゴールデンウイーク
さて、どうやって過ごすかな?
予定していた妙高高谷池、北海道での春スキーも中止。
”集・近・閉”(=3密)を避け、でも、閉じこもりは避けて。



まず、”アマビエ”のシール。お守り。
ちょうど月の入りが深夜ということもあり、星空の写真を撮りに愛知県最奥地の面の木園地へ。

ちょうど月の入り。

ここには3基の風力発電所。
実は、野生の鹿が多く、少し怖い思いをしたことも。
この日は、撮影に適しているので何人かの人達。そのせいか、野生の鹿は出てきません。






少しピントをぼやかして北斗七星を

今回のゴールデンウイーク、北海道へ行くこともあり年休を。
そのためにウイークデーに外飯を。

ちょっと前に購入したメスティンで。

入門編でオイルサーディン丼

行った場所は日本百名山の恵那山。

数日前に降った雪もあり、最初から2時間歩いてメスティンと決めていました。
野熊池で。



美味しく。
ちょっとした外飯ですが、やっぱり自然の中では気持ちよい風が最高のおかず。
後は下山。



恵那山には120年ほど前にウエストンが恵那山を登っています。それを記念してウエストン公園。






その近くには歴史的な恵那神社

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)を奉っているお社。









遠くには恵那山

この日は登山道、神社ともに誰にも会わず、濃厚接触者なし。
夜は名古屋発祥の台湾まぜそば


最後に残った具とご飯(追い飯)を。
大好きです。
週末は母親のいる東京の実家へ。

朝の浜名湖。
浜名湖SAでも武漢肺炎の影響

高速道路もガラガラ
静岡インターを降りて一般道で東京へ。
途中、箱根では明らかに東京からの観光客を拒否するポスター




芦ノ湖からは富士山

やはり道路もガラガラ。

空いているので東海道野旧道。年始の大学駅伝のコースを。
箱根湯本の温泉街も閑古鳥

すれ違う車も地元の車、と思っていたら東京のナンバーの外車、多数。
お金持ちは自粛関係無いのかな?
そのまま川崎にある父親のお墓参りへ。
その前に知人から教えてもらったお蕎麦さんへ





美味しくいただきました。
登戸のお墓へ



この日も濃厚接触者無し。
翌日、日曜日には中央道経由で名古屋へ。

いつもは大渋滞する外環道とのジャンクションには車は1台もありません!
八王子料金所から相模湖まではなんと15分で(制限速度で)。普段の休日は下手をすると2時間近くかかることを考えるといかに東京近辺の人達は時間を無駄にしているのか、よくわかります。便利なのか、なにか賢くなさそう。
空いているので韮崎から一般道、20号→153号→19号と。
途中、上諏訪大社へ。













そういえば、40年近く前に新入社員時代に同室であった同期の叔父さんが下諏訪大社の神主さんと言っていたな、と思い出しながら。やはり濃厚接触者無し。
月曜日は知多半島の魚市場へ。



残りの休日用のヒラメを。

海を見ながら。
昼はシャンパン餃子

知り合いのソムリエさんからシャンパンと餃子🥟ピッタリと教えてもらってからたまに。柑橘類の汁と黒胡椒で。いつもは数百円の安いシャンパンですが、今回は中止した北海道蘭越の松原農園さんのシャンパン。ちなみにソムリエさんからはたこ焼きにも合うよ!とのこと。
安くてお手軽ですが美味しくいただきました。この日も市場のいつもの叔父さん以外は濃厚接触者無し。
今年は山間地の農産物直販場が武漢肺炎のために営業休止。そのために山菜を中々手に入れることが出来ませんでした。特にいつも行く豊田市の山間地の山菜、どうしているのかなと思っていたら豊田市の中心部のJAで販売しているとのこと。集・近・閉を避けるために朝1番に。

ついでにおばあちゃんが売っていたタケノコも。なんといっても個人的にはタラの芽より美味しいと思うコシアブラを、今年初めて入手。夜はわさび醤油でタケノコとコシアブラの天ぷらで1杯🍶
春を味で楽しみます!
ゴールデンウイーク最終日は雨なので家で色々と。







まずは自家製の燻製作り。
そしてメスティンでのアウトドア雰囲気





ご飯に今の時期の山菜、コシアブラを茹でて塩昆布と混ぜて。
コシアブラのほんのりとした苦味が美味しい隠し味。
今日は一歩も家を出ず。

ところで今回の武漢肺炎での日本のゴールデンウイークで色々と。
①無能な野党のみならず与党、自民党もこれ程ダメなのがよくわかりました。平時にはなんとかなっても非常時には全くダメ。野党の税金の無駄遣いもよくわかりました。
②日本の官僚組織がこれ程劣化していること、それも霞が関から市町村に至るまで。とにかく、考えられない、責任転嫁、時間稼ぎのみ。日本の戦後の復興に先頭に立って戦後の日本を立て直した世界に冠たる官僚組織は全く役に立たなかったこと。
③いかに中国が金銭的に?日本の政治家、官僚、そしてテレビタレントを含むマスコミに浸透しているのか。大量のマスク、防護服を中国へ渡し、自国民を犠牲にした媚中派の政治家が野党のみならず与党中枢にまで多かったことか。
④”自粛警察”などという昔ながらの日本の村八分の伝統が残っていたこと。昔の”隣組”組織の復活。元々、村八分には組織の防衛という表面と自分より良い思いをしている他人への妬みの裏の意味があります。今回はまさに、自粛警察という言葉がそれを表していますね。
⑤日本人が自ら考えなくなったこと。
自粛の目的は他人への感染を防ぐこと。それを何故考えないのか。ある有名な方がツイッターで誰もいないお店で食事していることをあげた途端、大炎上。
自ら考えなくなった日本人。逆に、勝手に集まってBBQをしている馬鹿ども。また、感染してるのにも関わらず飲み屋に行って他人を感染させたり、高速バスに乗って移動したりとやりたい放題。いつからこんなに日本人が劣化したのかな。
⑥これは前から指摘されていたことですがテレビの情報番組の馬鹿馬鹿しさ。たいした芸”能”力のない芸能人、無能なタレント(タレントとは英語で有能なの意味)の無責任な音(意味の無いものは発言ではなく単なる騒音)のオンパレード。資源の無駄遣い、むしろ放送を止めて発電エネルギーを下げる方がよっぽど世の中のためになる、と。
⑦東京集中がいかに時間を無駄にしているのかがよくわかりました。高速道路を利用する人が少ないため、スムーズに。
中央道で八王子料金所から相模湖までは制限速度で15分でした。通常の週末ならば1時間以上、下手をすると2時間近くかかります。いかに無駄に時間を無駄にしているのか。

今回はあらゆる東京集中への矛盾、弱点が露呈しました。これから間違いなく来る大震災では今回以上の混乱が。
そしてリモートワークがこれだけできるのであれば東京にある会社の本社組織、なにも東京になければ仕事が進まない訳ではなく、賃料、経費の高い東京に集中する意味がないこと、これを証明。
そしてインバウンド頼みがいかに雲上楼閣なのか、もっと地に足をつけた生活を取り戻すことの大切さ。

色々とあった今年のゴールデンウイーク。





























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