ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

日本の良さが失われていく岐阜県高山のホテル

2019-05-28 18:24:16 | 旅行記
週末は、東京の母親を連れて岐阜県高山へ
朝早く、名古屋を出て、アクセルを踏まず、スバルのアイサイトで。

朝の富士山を見ながら

東京からは、激混みの中央道を避けて上信越道小諸経由で松本へ

今日の浅間山は穏やか

東京の知人ご夫妻に教えてもらったお蕎麦屋さん。小諸の懐古園前。

クルミ蕎麦、絶品
クルミのペーストを蕎麦つゆで混ぜて。クルミの甘みと蕎麦の香りが素敵なハーモニー
満足して、外に出ると、なんと懐かしい再会

子供の時に生まれて初めて見た蒸気機関車が静態保存

ここ小諸は子供の時に毎年のように家族でスキーに来た高峰高原への起点駅。そして小海線の始発駅。そのためにこのC56144は子供心に覚えていました。
もう、50年近く前の話。
そして目を向けると、

スキーに行った高峰高原方向
昔の懐かしさに浸りながら松本経由高山へ

高山では昔からおうかがいさせていただいている老舗のステーキ屋さんへ

今日は飛驒牛のどて煮

そして母親も大好きな飛驒牛

嫁さんと3人でワインを2本!
お店のマスター、スタッフにもいつも色々ときをつかっていただき、母親も満足。
母親をホテルへ送って、嫁さんと高山のバーへ

普通のバーテンダーさんは寡黙な方が多いですが、ここのマスター、よく喋る!面白いバー。
でも、ワイン、ウィスキーへの想いは
並々ならぬものがあります。本当に素敵なお店。
ホテルへ戻って、問題が。
なんと、チェックインから空調が入っていないのですが、相変わらず。
それでもまぁまぁと思っていましたがさすがに深夜、蒸し暑く。というのも季節はずれ暑さ。
そういえば西側の母親の部屋も空調はいらず、窓をあけて西日をしのいでいました。
しょうがないので深夜1時にフロントへクレームを出したら、信じられない返答
”スイッチは入っているはずですが入れ直してみます”
そうしたら突然空調が。
ソンなはずはないですね。
最初から入れ忘れたのでしょうね。それを謝罪もせず、しれっと答え

もう10年以上利用しているアルピナホテル高山
できた時からしばらくは、豪華ではないですが、それなりのスタッフの心遣いが感じられたホテル。
しかし、最近は、フロントも日本人スタッフではなくアジア系の人達。
結構、ミス多く、そして国民性の問題か、絶対に謝りません。
そういえば今日は中国人が受け付け。
多分、母親の部屋の空調の入れ忘れも
そのスタッフのせいかな?
高山は外国人観光客も多く来るようになり、一方でホテルのキャパは多くないです。
黙ってても客は来て部屋は埋まります。
この高山のような地方都市では英語の会話ができる人材も地元では多くなく、まして中国語については、話すことができる人材を日本人に求めても無理なので、仕方なく?外国人をスタッフに採用せざるを得ないかもしれません。でも、言葉の問題も大事ですがもっと大事なことも、ホテル業としては必要と思います。日本人スタッフにあたるとなにも問題ありませんが年に3~4回くらい利用していますが、大体、外国人スタッフが受け付けの時にトラブルが起きるような気がします。
本当に、ホテルの劣化は酷い。日本的な良さはどんどん失われています。

本当に困ったもの。

翌日は東京経由で名古屋へ

東京では今年最高の気温を
そして

夕方の富士山
途中、SAでハコスカ。


名古屋へ。二日間で1200Km
色々と考えさせられた旅行。
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スキー滑り納め

2019-05-14 12:05:10 | スキー
今シーズンのスキーの滑り納めに乗鞍岳へ。

東京の知り合いの素敵なご夫婦と。
なんの連絡もとっていなかったですが、たまたま

この日は朝一番の春山バスは4台

長野県側のエコーラインは登るに連れて雪の壁

バスを降りると多くの人達は乗鞍岳を目指します。砂糖に群がる蟻みたい🐜

我が家は人の多い乗鞍岳を避けて隣の摩利支天へ。

摩利支天の北東斜面は北アルプスがよく見えて、遠くには槍ヶ岳も

雪質は、ゴールデンウィークを過ぎても雪が降ったのでモサモサの雪。皆さんとても滑りにくそう。摩利支天の南面、東面は、雪質悪そうなので北東斜面へ。
知人ご夫妻はコロナ観測所から

2500m以上の高度なのに汗ばむ陽気
三本滝まで雪が残っていて滑り降りてくることが出来ました!
知人ご夫妻とは別れて高山へ。

夜は随分前から来ているBarへ

最近はやたらとジャパニーズウイスキーがもてはやされて、日本のあちらこちらに醸造所が雨後のタケノコ状態、一時のブームで変なものが増えなければ良いのですが。


先日観たドキュメンタリー映画での日本最古のオリジナルカクテル”雪国”

秋田県酒田市で創られたオリジナルは甘いですが、ドライにアレンジしてもらいました🍸
寡黙とはほど遠いマスターと楽しく時間を。
翌日は気持ちよい朝

国分寺も素敵な季節

猫も朝陽で気持ちよく。

岐阜県高山市から実家の東京経由名古屋へ。

鬱陶しい梅雨の前のひとときの気持ちよい春
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令和の内地に

2019-05-07 12:25:45 | 旅行記
今年はゴールデンウィークが10連休、そのため帰りのフェリー予約がたいへんで1日ずらすことに。
そのおかげで、アンヌプリ北斜面を楽しむことができたので、怪我の功名かな。

夕方は羊蹄山のアーベントロート

夜はお昼ご一緒させていただいたオーナーご夫妻の(日本一美味しい、と個人的に思う)焼き鳥屋さんで。


翌日、満開の山桜🌸を

この桜、先日来、そして昨晩もお世話になった焼き鳥屋さんの桜
見事です。
ニセコのスキー場もすっかり春

羊蹄山も今年は雪が少な目

昨晩お世話になった焼き鳥屋さんご夫婦のお宅でコーヒーをいただいて色々と楽しいお話し。
若いスタッフ達も雪上ランチをすると言って色々と用意をしています。このお店、つくづく、スタッフ達が素晴らしい、つまりオーナーの人柄がしのばれると。もちろん、永年の苦労は多々あると思いますが。
お見送りを受けて、小樽へ。

途中、共和町で美味しいよ!と若い人達に教えてもらったお店で昼食

天ぷらラーメンと海老フライ丼
一路小樽へ。

途中、北海道屈指の果物の産地、仁木町では、サクランボ用の桜が満開
町中、白い絨毯のように。
小樽の町中は観光客で溢れかえっているのでフェリー埠頭へ直行



そして乗船

お盆と違って車も少なく、車と車の間も広め

風は弱く、初夏のような気候

ビール🍻が美味しい。


しばらくするとずっと見慣れていた羊蹄山


段々と夕陽に耀く積丹半島と積丹岳が近づいてきます。
しばらくすると舞鶴からの友船”はまなす”とすれ違い。

夕焼けの中を進んできます


最後のは双方の船同士で霧笛の交換。
絵に描いたような素敵な光景。

積丹岳も夕陽で紅く。
そういえば新潟港開港150周年なのですね。

翌朝、天気は下り坂の本州へ

雲間からの朝の光の道

粟島を横目に

穏やかな風の中、新潟港へ

新潟港の岸壁にはインドネシアに輸出されて第2の人生を送るJR.東日本の電車が。
もうすぐ定年の我が身、特別な想いで見てしまいます。この電車達、異国の地で頑張ってほしいものです。

今回は予定より30分以上早く到着。
ここから、いつも帰りによる燕の背脂ラーメン🍜

一般道(国道8号線)をのんびりと行きましたが、30分早く到着入港したため開店前に到着。しばらくしたら開店時間15分近く前に開店、入店出来ました。

とても美味しい。病みつきになるラーメンです。
美味しくラーメンをいただいたらひたすら三条燕インターから名古屋へ

妙高山には雪形の”跳ね馬”

でも雪解け進み進み、スマートな馬というよりはちょっと太めな牛見たいになっています。

往路では8分咲きであった信州中野インター近くの桜も散り始め


渋滞もまったくなく、スムーズに名古屋着。すぐさま車をディーラーへ持っていきタイヤ交換、その他の冬装備から春、夏装備へ。

今回もニセコの変わりようは相変わらず。なんと1泊100万円、ゴールデンウィークには安くなって70万円、なんていうホテルも。
また、まだまだ数百億円の投資によるショッピングモールの計画、あるいはホテル建設ラッシュも。

日本の一部が、外国の租界、植民地と化しています。

多分、日本で東京とニセコだけが建設ラッシュ、そんな気がします。

あと、何年、超お金持ちの人以外の普通の日本人が訪れることができるのかな?
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令和元年のスキーシーズンもなく終わり

2019-05-04 18:40:44 | スキー
雨の翌日、天気は晴れるものの、強風の様相。
パノラマライン沿い、風の少なそうな山を探しながら。
そして天気図、風の予想から白樺岳へ
閉鎖されている林道を板を担いで新見峠へ

途中、泊原発も遠くに見えます。

目国内(めくんない)、前目国内、岩内岳。風は強そうで、登っている人達も前かがみに登っています。
我が家は新見峠を挟んで反対側の白樺岳へ

ステップソールでユルユル登るのに最適。風は強くなく、樹林帯の中、快適に。
でも、稜線近くになり、樹林帯から外れると強風。

あとは樹林帯の中を快適に。


昼過ぎ前に下山。目国内へ行ったツアー客も前目国内で下山のようです。
いったん宿へ戻り蘭越町へラーメン🍜を。なぜか、蘭越町にはラーメン店がたくさん。不思議です。

美味。美味しくいただきました。

途中、期間限定の温泉。

ニセコ町にありますがマイナーな温泉。いつも気になっていた温泉♨️

男湯の露天風呂からはアンヌプリが目の前に。

本当に隠れ家のような温泉。

夕方、羊蹄山はアーベントロート。
明日に期待!
翌日は30年来のお付き合いを、させていただいているご夫婦と地元の方とアンヌプリへ

すっかり春。リフト下を見ると、なんと、シラネアオイも咲いていました!
リフト降り場から30分程板を担いでアンヌプリ山頂に

山頂からは羊蹄山が目の前に。

反対側には数日前にスキーをした積丹岳がよく見えます。

また、ニセコ連峰も。目国内、岩内岳、イワオヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、白樺岳。

記念撮影
アンヌプリ山頂からは北斜面を

でも雪質は例年に較べてストップ雪。
実は同行の地元の方は昨日もこの斜面を登ってアンヌプリ山頂を目指したそうですが、あまりにも雪質が悪く、ジグザグに登って、なんと下りもジグザグに滑って下山したそうです。細板の革靴だったそうで余計に悪雪には苦労されたのでしょう。



イワオヌプリを見ながら悪戦苦闘しながら滑走

春を通り過ぎて夏のような気温。
のんびりとした春スキー
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雨の時には雨の時の楽しみを

2019-05-04 18:15:33 | 旅行記
令和二日目は雨

知り合いから今は寿都(すっつ)が牡蠣のシーズン、牡蠣小屋があるから行ってきたら、とのことで。


とてもプリプリしていて美味しかったです。ビール🍻が欲しいですが、車なのでガマンガマン。4:月終わりから5月限定で寿都にはシラスが旬となっているそうで多くの人達はシラス丼も。
お店の人に聞いたら、シラスが日本海に来るようになったのはこの数年前からだそうです。海流の変化かもしれませんね

途中、いつも気になっていた”雲間の滝”。看板があったのですが、いつも通過していたので今回はゆっくりと。
なにか人を寄せつけない、そんな感じのする滝でした。
牡蠣を食べたものの牡蠣だけだったので、倶知安でラーメン🍜を。


梅塩ラーメン。独特の味で最高。
倶知安から蘭越町へ

松原農園さん。20年以上前に移住されてワインを。

自家栽培をされているミュラートゥアルグ種の白ワインと仁木町で作られているナイアガラ種を使ったスパークリングワイン。
どちらも葡萄の香り、味が強く感じられる我が家お気に入りのワイン。
ここ5年くらい前に訪れて購入をしています。冷害などの苦労も多く、大変ですが、これからも素敵なワインをつくり続けてほしいものです。

最初はよく吠えられた北海道犬。何回か来るうちに尻尾を振って吠えなくなりました。
天気悪いときにはブラブラと。


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