ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

ノンアルコールな週末

2021-05-31 10:39:53 | 旅行記
一週間の過ごし方としては月曜日から金曜日まではアルコール呑まず、週末のみお酒を
この週末は東京の実家の母親を連れて岐阜県高山へ。
緊急事態宣言下、高速道路の休日割引無いので深夜割引で東京へ。

なんとなくすっきりしない空模様。いつもはバックミラー越しに見ることのできる富士山も雲の中。
東京から母親を乗せて中央高速で松本へ
いつもは東京を脱出するのに時間がかかり、更に相模湖辺りでも身動きができないのに今回は問題なく車は流れていきました。やはり、休日割引割引無いのが大きいのかな?自粛とは思えませんが(翌日の夕方の東名高速の夕方の東名高速の大渋滞を見ると自粛ではないな?)と。
南アルプス
八ヶ岳
松本からおりて乗鞍高原へ。
乗鞍スーパー林道は昨年の大雨で所どころで不通に。ということで乗鞍高原から通行止め手前の絶景地へ。

白樺峠手前の名も無き展望ポイント
少し雲がかかっていて二週間前にスキーで滑った乗鞍岳も雲の中。

母親とワインランチ。
ワイン、と言っても”脱アルコールワイン“。
ノンアルコールワインとは違って一度ワインを作りそこからアルコール分を取り除いたものです。ドイツ製です。酒飲み大国(失礼!)ドイツでもこのような需要あるのですね。
嫁さんの作ってくれたサンドイッチを食べながらまったりとしていると梅雨の合間の陽射し。

乗鞍岳の残雪、乗鞍高原の新緑の青が綺麗に。
気持ち良くて寝てしまいそう。
窓を全開にして新緑の香りを肌で受けながら高山へ。
もう、30年近く通っているステーキ屋さんへ
高山市ではゴールデンウィークに東京の観光客が押しよせてウィルスまき散らしたため急速に感染拡大、そのために2週間前からアルコールの提供が自粛
そこでまたもやノンアルコールワイン。
今日もアルコール無いと言うことでお客さんにキャンセルされた、とのこと。中には水筒にお酒を持ってくるので隠れてき吞みたい!というお客さんもいるそうですが(もちろん、丁重にお断りするそうです)
パンは全国からお客さんが買い求めに来て中々手に入らない地元高山市のパン屋さんのパン。美味しいですね。

母の好きなステーキ(勿論これは3人前)

そして記念撮影
いつも、ありがとうございます。
このお店、会社に入社してすぐ、山好きな会社の先輩、仲間と北アルプスを縦走、そして高山市へおりてくると皆で訪れたのが最初。今では山での食事も多種多様、美味しいものが沢山有りますが昔はインスタントラーメンが主流。そんな生活を数日すごして下界におりてきてとにかく美味しいものを、と言うことで電車賃以外の残りのお金を握りしめて食べにきました。それからのお付き合い。キッチン飛驒さんありがとうございます。
翌日は母親の東京でのワクチン接種のために早めに高山市を出るので早起きをして嫁さんとぶらぶらと。やっぱりアルコールを飲まなかったお陰かすっきりとした目覚め。まぁ、嫁さんに言わせると“そうなの?、いつも吞みすぎなのでは?”と冷たく言われましたが








宮川の朝市も朝7:00から。
ずいぶん前から馴染みの“よしば農園”のおばさんと色々と。
お客さん少ないので皆さん朝7時ギリギリに来るそうです、昔はかなり早くから来ていたそうです。またお店も1/3程度しか出店されていません
このおばさんの家では作っている無添加の漬物をお土産に。母親の実家のお隣さん用のお土産にも。子供の時からのお隣さんで漬物が好きと喜んでくれています

昔ながらの旧い町並み















病院の看板も味が有ります
インバウンドの外国人観光客、昔は欧米の人達、それも比較的年輩の方が多くて外国の方が多くてもそれなりに観光地として素敵でした。しかし、アジア系観光客が増えてからは煩くて仕方ない、マナーは最悪、と言うことで欧米の観光客は避けてしまうようになりました。また、そのアジア系観光客を目当てに訳の分からないお店が増えて日本の昔ながらの旧い観光地賭しての魅力は失われ初めていました。
色々な地元の親しくなった人達も、もうあのような煩わしい高山はごめんだ、と。
アジア系観光客を目当てにしてできたお店もどんどん休業、閉店。
もう一度、観光地としての魅力を取り戻して欲しいですね。星野リゾートの星野さんが”マイクロツーリズム“つまり日本国内の観光客の掘り起こしを提言されています。その通りと。元々、日本人に見向きもされなくなった観光地がインバウンドと称して観光客の質も問わずアジア系を中心にした“質よりも量”の観光客を増やしたのが間違えかと。高山はそんなことをしなくても充分、魅力が有ります。そんな高山が素敵ですね。





朝の日の光に輝く新緑に囲まれた国分寺五重塔。
閑かな高山の朝
いつも高山に泊まると行くバーも休業中

このバーのマスター、凄く明るい(軽い!)ですがお酒の知識についてはピカイチ。高山でも多くの人が来ます。マスター、どうしているかな?
早く元に戻って元気なマスターの顔を見てみたいな、そしてまた、意味深い?軽口聞きたいな
朝早くから営業をしている手作り惣菜店でオニギリを購入して一路東京へ。
ワクチン接種場所は出身高校の目の前の宗教団体の施設。ワクチン接種を待っている間に高校へ。守衛さんと色々と。随分変わりました。隣にあった普門館は昨年老朽化で取り壊しになりました。この、普門館、当時はクラシックの世界では名だたる場所、カラヤンのお気に入りで録音していました。この場所で生徒総会をしていました。今はかなりの進学校になった高校ですが当時はけっこう、悪も多くて、生徒総会中、紙飛行機が飛び交っていました!そんな話を初老の守衛さんと話をしていたら”あっ、伝説の生徒総会ですね“と。
夕方、神奈川登戸にある父親の墓参りをして名古屋へ戻ったら土日の走行距離は1,300Kmに。しかもフロントガラスにヒビが入った状況で。次に飛び石がきたら間違えなくフロントガラス無くなりそうでしたので過積載のダンプの後ろを避けながら。

























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雨の中高谷池ヒュツテへ。でも、何かがおかしい?

2021-05-23 22:04:23 | 
好きな山へは行きたい、でも、東京からの武漢肺炎拡散状態の中では、東京の人達が山小屋に来ている事を考えると中々行けません。ということで金曜日に休みを取って週末を避けて山小屋へ。
でも運悪く、今年は梅雨入り早く、雨の中山登り

天気悪くても笹ヶ峰は天気が良い事が多い、笹ヶ峰マジックを期待して。

でも、今回はダメ。知人と雨の中を。



黒沢は濁流

まだ、雪が。
しかも雪に埋もれた木々が足を滑らせてしまいそう。この時期は高谷池へいくのがルートファインディングが難しいですね。
滑りやすい雪の斜面をなんとか高谷池ヒュツテへ
この日は我々以外には予約無し、管理人さんの俊ちゃんと早めの夕食=宴会を
名古屋で流行っている赤から鍋
出汁は鶏ガラで。
肉は猪肉肉
そして鹿肉のスペアリブ

そう、今回は妙高の地元の猟師さんと一緒。狩猟での鹿肉と猪肉。しかもこの猟師さん、調理の腕も凄く、料理をすると最高。因みに、今の高谷池ヒュツテの調理施設、道具を新たにするときに、妙高市から相談を受けてアドバイス、その内のいくつかはこの小屋に新たに設置されました。
愉しく、山の話をしながらときが過ぎて。
でも、朝、3:00に起きて名古屋から運転してきたので、いつものごとく、早めに記憶を無くして床のストーブの近くに倒れていたそうです😢
朝起きると、雨は降っていませんがキリの中





そして、歴代の管理人さんが使っていたコーヒーミルで豆を

でも、高谷池ヒュツテと言えばこの風景

何か、懐かしい、昔ながらの小屋。
昨晩の赤からの残りでうどんを入れて朝ごはん
素敵な山仲間とかけがえのない時を過ごして管理人さんとお別れ
この山を知り尽くした管理人さんと見送りを受けて。この山小屋はこの管理人さん無しでは成り立たないと。この管理人さん、スノーボードの世界では有名、彼に会いに来る人達も多いです。
今年初めてのシラネアオイを。十二曲がりあたりに2本
コイワカガミも硬いながら蕾も。
エンレイソウも間もなく開花
黒沢まで戻ると山ツツジ。
春は確実にこの山に訪れています。
途中、雷鳥調査の中村先生とそのスタッフとすれ違い。ちょっとお話しをしながら。
前の日は濁流だった黒沢も今日はいつもの穏やかな流れ
雨上がりの笹ヶ峰、新緑の緑が眼にささります

この時期、秋の紅葉の季節よりも生命の生き生きした息吹を目、そして匂いで感じられます。五感をフルに春を感じることが出来ます。
夕方の赤倉からは虹が開田山脈に



夜は赤倉で美味しいお好み焼き。



山を知り尽くした大先輩と。
やはり地元の山を知り尽くした人とのお話しは楽しいです。
翌日は妙高の平丸のブナ林へ行こうとしましたが、昨年の大雨のため土砂崩れ箇所多く、行けませんでした。残念ながらそのまま名古屋へ
途中、くるまの免許をとって40年以上、初めて飛び石でフロントガラスにひび割れ

アイサイトのスバルのフロントガラス、非常に高額、ディーラーで相談を。保険で。
ところで、高谷池ヒュツテに30年以上来ています、そしてこの時期の残雪期はある意味、非常にルートファインディングが難しく、通い慣れていないと無理。
とは言え、今までは、山小屋で迷う場所にはピンクリボン、あるいは分岐点にはピンクリボンのついた竹が目印として設置されていました。でも、昨年は武漢肺炎でこの時期には来ませんでしたが、今年はほとんど無かった、若しくは目立たない。山小屋の本来の姿は登山者の安全を確保するのが本来の目的。
でも、ここ最近の高谷池ヒュツテは何かおかしいと。
屋上架屋状態。
北アルプスのような個人経営の山小屋ではオーナー、そして管理人という組織。この高谷池ヒュツテは妙高市営、ある意味、オーナーは妙高市。しかし管理人が本来は山小屋全てを管理すべきなのにその管理人が動けない状態。
山小屋は勿論、慈善団体ではないので利益を生み出すことは必要。でも、どんな山小屋でも基本は登山者の安全を守ること。それを忘れて、物販の販売に力を入れすぎて本来の目的を失っている、そんな気がします。しかも、その物販、地元の妙高市のものでは無いものが多いような気がします。もっと地元の物販を増やすべきでは。このままでは長野県の北アルプスの延長のようになってきていますね。そして市営の山小屋というものは、やはり地元の経済に貢献することが必要、地元の人達のお土産で運営すべきではと。個人経営の山小屋とは違います。
最近の高谷池ヒュツテはどうも地元から離れている、地元に愛される山小屋ではなくなってきているような気がします。

永年来ていての愚痴かな、と思っていたらそのような声が、最近、特にあちらこちらで聞くので、皆さん同じように感じているのかな。

素敵な山小屋になってほしいですね、スタッフは皆さん、山が好きな人達ばかり、頑張っているのを見るにつけてどうにかならないものかな、と。


























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スキー滑り納め、そして都会からウィルス拡散中

2021-05-16 16:48:11 | スキー
毎シーズン、滑り納めは乗鞍岳。朝早く名古屋発、中津川インターで下りて木曽路経由。

木曽福島の道の駅では中央アルプスの朝を。
そして乗鞍岳三本滝へ。




朝早くなのでバスを待たずに登る人達も
8時位で例年よりも少なめ。
出発時間になると人も集まりはじめました。
なんと東京のナンバーの車の多いこと!
バスは下の観光協会から3台、この三本滝始発が2台、それぞれのバスはコロナの関係から乗車人数制限、1台30人、第一便では合計150人位。
でも東京中心の関東圏の人が多く、気になります。しかも仲間内で車内で喋っている人達も。
するとバスの運転手さんから”感染防止のためにマスク着用と会話を控えるように“との車内放送で静かになりました。


終着の位ヶ原山荘からは除雪されている林道を。

スキー客、マスクを外すのは仕方ないとしてもしゃべり続けている人達多数、特に団体、ツアー客が喋りっぱなし。駐車場のナンバーから大半が東京中心の関東圏の人達なので、こちらも注意。
それにしても無頓着過ぎますね。
大半の人たちは乗鞍岳を目指します。まるで砂糖の山に群がる蟻のよう。

我が家は関東圏のひとたちを避けて乗鞍岳のむかえの山へ。
乗鞍岳を避けてこちらに来る人達も。
雪質は重くて足が引っかかり快適とは言えませんがスキーを出来ることに感謝!
スキーツアーコースを下山
最後はゲレンデの中、板を担いで三本滝へ。
三本滝で遅めのお昼
小豆でお汁粉。
妙高赤倉の“うどんの歩”の山浦さんに頂いたお餅で。スキーをして下山して甘いお汁粉は最高ですね、お餅も美味しく。
夜は高山へ。



信じられないくらいに人のいない高山の夜
翌日16日の日曜日から遂に高山でもお酒の提供は自粛、とのことで最後の夜にラビットホールさんへ。


素敵なカクテルも。ピンクレモンで。
ちょうど地元の病院の先生も。
高山は武漢肺炎感染が急速に増えて遂に死者が。
ゴールデンウイークに東京の人達が高山へ押しかけてどこのホテルも東京ナンバーの車でいっぱいに。
翌朝は高山の町を
街中も閑散と。
陣屋前の朝市に観光客は誰もいません
宮川の朝市もいつもの半分の距離、お店は2割くらいしか出ていません。馴染みのお店は出ていたので色々とお話しをして、今回は自家製の蜂蜜、つけ物を。
もう一軒、いつも寄るお店へ。
最後の山菜。タラの芽を何本かオマケしてくれました!
ありがとうございます。
旧い町並みも閑散と。そして休業のお店も沢山
今日は時間もあるのでゆっくりと、そして訪れたことのない高山を








普段は見ることの出来ない場所をゆっくりと。
昨晩、いつもお世話になるお店から気になるというお店へ。高山の山沿いのお寺さんが集まっている場所ににあるスペイン料理のバルへ。こぢんまりとした古民家を改造したお店という事で期待して行きましたが!外へ聞こえるくらいで地元のおばさん達の大きな声、しかもお店を覗くとマスクせず。
東京からウイルス持ち込み、田舎ではウィルスの怖さを認識せずに無防備に。こうやって田舎で拡散していくのかな?



お昼は高山の地元の人達が愛用するお店へ。ノンアルコビールで。
あとはいつもテイクアウトで買わせて頂く飛騨牛の握り寿司を、京絲さんへ。あまりにもお客さんの少なさに驚いていました。美味しい握り寿司なのに。
それにしても長年、高山に来ていますがこれほど閑散とした光景は初めて。バブル崩壊時、リーマンショックの時でもこれほどのことは。皆さん同じように。
そして信じられないくらいにウィルスが拡散中。
何人もの人達、お医者さんと話をして皆さん一致するのはゴールデンウイークの東京から人が押しかけてきたことが原因と。今年のゴールデンウイークもお客さんこないな、と諦めていたところ観光客で溢れたとのこと。そしてどこのホテルも東京のナンバーの車だらけだったので嫌な予感がしたらあっという間に感染が拡大したとのこと。こんなことは武漢肺炎が始まった昨年からは一度も無かったので今回は皆さん驚いているとのこと。
岐阜県も慌ててアルコールの提供の中止を。
皆さん異口同音に国は何をしているのか!と憤慨しています。
そして今回、あまりにも無頓着なこと、多くありすぎました。ひとつはスキーでの団体、ツアーの無頓着な振る舞い。運動、それも空気の薄い高度な場所での運動なのでマスクをすると苦しいので外すのは仕方ないと。でも、団体、ツアーでは皆さん喋りっぱなし。ツアーのガイドも説明しながら。勿論マスクしていない人が大半。
同じグループで感染しようと勝手ですが(医療の逼迫を考えると本当は問題ですが)、関係ない人が近くにいるときには会話を中止させるくらいの気を配るべき。
また、ホテルの風呂でも年寄りが(自分も還暦越えていますが)、5,6人で大きな声で会話を。勿論マスクなどするはず無し。あまりにも酷いので”こういうご時世、大きな声での会話を控えて欲しい“と注意したら出ていってしまいました。
でも風呂での無頓着さは何を年寄り世代だけではありません。毎年スキーシーズンには勿論、グリーンシーズンにもよく利用させていただいているホテルでも。小さなホテル、風呂もこじんまりしていますが素敵なのですが、嫁さんが風呂に行くと若い女の子同士で喋っていたので1時間後に行くとまだ、喋りっぱなし。という事でその日は風呂に入らず翌朝、朝早くお風呂に。

それにしても日本人がいつからこんなに周りの事に気配りできず、そして、何も考えなくなったのかな。

お酒を吞んだり、飲食するから武漢肺炎が拡がっているのではなく、飛沫感染をしないようにするのが目的。マスクせずに、他人がいる山の中、あるいは風呂の中で大声を出すことがどんなに危険なことなのか!と言うこと。

いずれにしても中途半端な規制を続けるからいつまでたっても事態は好転しないし、そもそも問題になっているインドからの飛行機が飛び続けた東京、大阪の感染が名古屋、福岡などへ飛び火、更に中国地方へ。問題となっているインドからの入国もザル状態、問題になっていても入国を止めなかった、更に外国人が入国してからも1日あたり300人程度が拘束から逃れて行方不明に。

都会から地方へ、そして地方では脆弱な医療体制が更に厳しく。

暫くは、都会から多く遊びに来る山、特に山小屋は危険過ぎますね。こうなると自らを守るしかありませんね。
















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おかしなマスコミ報道と無能な官僚組織

2021-05-11 06:44:35 | 社会・経済
武漢肺炎の日本での第4波。
大きな問題。マスコミ報道は大変だ、日本は政府ガ無力、よその国を見習えと。
でも

このデータを見ると、海外を見ろ、というその海外よりも圧倒的に日本は低い数値。しかもそれらの国は日本よりも発生患者数よりも圧倒的に多いのにどんどん規制を緩和して日本よりも緩く。
患者数の発生率も絶対値のみならず、人口比率による相対値でみれば更に日本での発生率は低下。
寧ろ、問題なのは、(海外に較べて)この程度の患者数で破綻した医療体制と国内でのワクチン開発に国として支援しない”厚生労働省“の無能さ。
戦後日本を支えた“世界に冠たる”日本の官僚組織が腐りきっています。
そんなことを感じる武漢肺炎。

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4月に観た映画

2021-05-11 06:21:31 | 映画

栗山千明さんでシリーズ化されているもの。今回は石川県の加賀レンコン。
日本の農業の問題、後継者問題並びに新規就農者問題を取り上げた“官製映画”
東京という都会の真ん中で考えた映画。

”地方=閉鎖=男尊女卑=女性の自立の必要”

一方的に”進歩的な“人達が喜びそうな映画。
更に、農家の女のウェア、農業ガールを批判していながらそれを最後には女性の自立と結びつけるのもどうかと。
まあ、スポンサーはM社製、しかも農業ガールのウェアを大々的に宣伝しているM社。

この映画を見て就農したいと思う人、特に女性がいるのかな?(いれば良いですが)

こんな事やっていると本当に日本の農業は駄目になるような気がします。
観ていて段々腹が立ってくるのを通り越して呆れてきた映画。
石川県のご当地映画として観るならば別ですが。

農業の問題はやはり、稼ぐ事のできないこと、そして自然を相手にしているための不安定さ。そして最大の問題は安い農産物が大量に輸入されていること。これらを無視して表面的な事を追求しても限界が。

武漢肺炎のために1年遅れて公開。
“モルニラニ”とはアイヌ語で”坂を下った町“の意味で室蘭の語源。
2時間近く、インターミッションのある7話のオムニバス映画。日本の抱えている、時の経過と失われていくものの哀愁、そして失われていく記憶。
幻想的に、美しく画いています。大杉漣さん、小松政夫さんの最後の映画。象徴的な1本桜、ゴールデンウィークに北海道に行ったときに見に行きました。


この下の大杉漣さんと香川京子さんの閑かな演技はグッとくるものが。
万人受けはしませんが素敵な映画
富司純子さんとシムウンギヨンさん、鈴木京香さんの閑かな映画。監督は商業写真家のため、女優さん達を美しく画いています。そしてこの映画も失われていくものへのレクイエムを。

“記憶は場所と共にある”

ある場所が無くなるとそこでの記憶が失われていく、胸に刺さるような言葉
富司純子さんの凜とした美しさ、シムウンギヨンさんの”いわゆる韓国女優のようなサイボーグ“ではない演技から湧き出る美しさ、そして、日本的な落ち着いた美しさの鈴木京香さん。
そんな女優の方達の素晴らしさを感じられる映画

それにしても昨年の武漢肺炎、そしてその後の日本の政府、官僚の無能さにより今、再度、混乱の日本。その中で映画も昨年中のようにどんどん新作の公開が延期されています。寂しい世の中




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